2006-0726-yms094
み吉野はもう春霞それなのに
この身は雪の下草なのです 悠山人
○紫式部集、詠む。
○略注=寛弘3(1006)年正月(むつき)10日ごろ、春の歌をとの命があったので、「まだ出で立ちもせぬかくれがにて」と前書き。平王ク歌番号060。
¶かくれが(隠れ家)=「ひっそりと暮らしていた物陰に等しい場
所。または宮仕え前に住んでいた自邸とは別の、目立たない家
か。」(平王ク)
¶みよしの(吉野)=「み」は「御・美・深」の意味と、接頭語・整
調語を兼ねる。吉野山は、深雪で広く知られる。
□紫094:みよしのは はるのけしきに かすめども
むすぼほれたる ゆきのしたくさ
□悠094:みよしのは もうはるがすみ それなのに
このみはゆきの したくさなのです<rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#" xmlns:trackback="http://madskills.com/public/xml/rss/module/trackback/" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"> </rdf:RDF> --><rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#" xmlns:trackback="http://madskills.com/public/xml/rss/module/trackback/" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"> </rdf:RDF> -->
み吉野はもう春霞それなのに
この身は雪の下草なのです 悠山人
○紫式部集、詠む。
○略注=寛弘3(1006)年正月(むつき)10日ごろ、春の歌をとの命があったので、「まだ出で立ちもせぬかくれがにて」と前書き。平王ク歌番号060。
¶かくれが(隠れ家)=「ひっそりと暮らしていた物陰に等しい場
所。または宮仕え前に住んでいた自邸とは別の、目立たない家
か。」(平王ク)
¶みよしの(吉野)=「み」は「御・美・深」の意味と、接頭語・整
調語を兼ねる。吉野山は、深雪で広く知られる。
□紫094:みよしのは はるのけしきに かすめども
むすぼほれたる ゆきのしたくさ
□悠094:みよしのは もうはるがすみ それなのに
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