2012-0331-yts1121
短歌写真1121 越え行けば
越え行けば楽しき世とぞ知りながら
結の界の越えがたきかな 悠山人
○短歌写真、詠む。
○湖面に釣船の往来を禁止する境界ロープが見えた。弥生尽日、年度の終わり。
¶結（けち）の界（さかひ）＝本来は仏教用語「結界」。ここでは此岸彼岸とか夢現として悠山人歌語。
□短写1121 こえゆけば たのしきよとぞ しりながら
けちのさかひの こえがたきかな
【写真】同前、精進湖。ロープの手前をグレースケール処理。
memo-万葉アクセス: 新形式の表紙アクセス表示に、「ブログ-592PV」？！ ふだんは100 程度。
2012-0331-yhs981
俳句写真981 精進富士
精進富士うすむらさきの空の夢
○俳句写真、詠む。
○国道を離れれば湖岸は静か。車中で転寝したら夢に富士山が出た。
□俳写981 しゃうじふじ うすむらさきの そらのゆめ
【写真】同前、精進湖。空を切り取って、色相＝30 彩度＝0 赤＝20 緑＝0 青＝100。
2012-0331-yim1447
image1447 精進湖から富士山1
title: MtFuji_from_L.Shohji1
note: 全天無雲無風。精進湖からの富士山が、たとえようもなく美しい。先日、精進湖。
2012-0331-yim1446
image1446 北岳-日本第二の高峰
title: MtKita-the2nd_highest
note: 北岳は富士山に次ぐ高峰だけれど、知名度も見え具合も富士山とは比較にならない。しかし万葉以来詠われ知られていることも確かだ。標高はいろいろな経緯があったが、現在は３．１９３ｍ（２０１２年３月、国土地理院ＨＰで確認）。同前、勾玉公園。Mt. Kita, or Kitadake, is the second highest mountain, that is nest to Mt. Fuji, in Japan. She is located in Yamanashi Pref., and moreover the half of the latter belongs to Y. Pref.
2012-0330-yts1120
短歌写真1120 平安の
平安の世にあらざるに勾玉の
あるじ見たるはいつの日なるか 悠山人
○短歌写真、詠む。
○この勾玉の傍らにその持ち主が立ったのは、いったいいつのことであったか…。
□短写1120 へいあんの よにあらざるに まがたまの
あるじみたるは いつのひなるか
【写真】きのう、勾玉公園。
2012-0330-yim1445
image1445 八ガ岳遠望快晴
title: MtsYatsu_ganz_fein
note: この高台から八ガ岳を見ると、素晴らしく晴れあがっている。きのう、勾玉公園。
2012-0329-yim1444
image1444 パンジー・ダムール
title: pensée d'amour
note: 上野のパンダならずとも、春は恋の季節・・・と思いながら電網を見ていたら、シャテル・ギヨンというテーマ・パークの、パンジー・ダムール（恋の花菫）などとしゃれた名に出会った。花だけ見ると、黄色ポピーのよう。この写真は、似ている、というだけ。きのう、自宅。
2012-0328-yhs980
俳句写真980 眺むれば
眺むれば富士も卯月の気配かな
○俳句写真、詠む。
○気温１８度、微風快晴。遠く富士山を望めば、はや四月の気配かと。
□俳写980 ながむれば ふじもうづきの けはひかな
【写真】きのう、五徳。望遠撮影のあと、コントラストを強調。
2012-0327-yts1119
短歌写真1119 いにしへの
いにしへのスキュタイ人の遺したる
黄金細工のみごとなる見ゆ 悠山人
○短歌写真、詠む。
○ウクライナと言えばスキュタイ。スキュタイと言えば、馬と金。独立・日ウ国交２０年、「福島」１年。「馬」と「金」とで、この博物館が東日本唯一開催地に選ばれた由。そんな年に、古のスキュタイ文化を目にして、幸運であった。
¶ウクライナ＝ソヴィエト連邦が崩壊して分離・独立したのが1992年。職員の話では、主要な歴史的文物はエルミタージュへ収納されたまま、公用語もロシア語がなくなってウクライナ語だという。私は google に助けられて、初めてウクライナ語を調べてみた。ウクライナは、ウ語表記で Україна、ロ語表記でУкраина。
¶スキュタイ＝ウクライナの古名で、古代ギリシャ人の記録・表記でΣΚΥΘΑΙ（複数形、強勢は第１音節）。この博物館では「スキタイ」表記。
□短写1119 いにしへの スキュタイびとの のこしたる
こがねざいくの みごとなるみゆ
【写真】同前。
2012-0327-yhs979
俳句写真979 さくら花
さくら花待ちに待ちたる晴れやかさ 悠山人
○俳句写真、詠む。
○いつの間にやら公園の河津桜もほぼ満開。
□俳写979 さくらばな まちにまちたる はれやかさ
【写真】先日、近くの公園。
