短歌写真960 見渡せば

2010-0731-yts960
見渡せば薔薇のけしきのいかばかり
館あるじの心延へやは　　　悠山人

○短歌写真、詠む。
○森の中にとつぜん現れた薔薇の家。私が名付けて薔薇館（やかた）。住人の心延えがしきりに思われた。文語ではありふれた、「やは」。頻用語だけに、素人には難しい。「けしき」に「気色」「景色」を掛ける。
□短写960　みわたせば　ばらのけしきの　いかばかり
　　　　　　　 やかたあるじの　こころばへやは
【写真】前出、萌木の村。

俳句写真723 山かひの

2010-0731-yhs723
山かひの店おほひたる夏の空　　悠山人

○俳句写真、詠む。
○ＮＨＫのＴＶ番組「小さな旅」を見て、翌日に訪ねてみた。甲斐府中盆地から、山また山の曲がりくねった細い道を、かなり長いドライヴである。着いてみると、下界の猛暑が嘘のような、澄み切った空だ。公設の店名は「おごっそう家」（御馳走の家）。「かひ」は「（山）間」「甲斐」を掛ける。文月晦日。
□俳写723　やまかひの　みせおほひたる　なつのそら
【写真】先日。

image1003 緑色のカーネイション

2010-0730-yim1003
title：Carnation_green
yyyy/mm：2010/07
memo：緑色カーネイション。特定団体の指定花であるせいか、一般的な人気はないが、園芸色はつねに開発されている。先日、自宅で（左上小窓は電網から借用）。

image1002 朝の輝き

2010-0729-yim1002
title：gloire_du_matin
yyyy/mm：2010/07
memo：朝顔。Morning Glory。きのうの朝、自宅で。

image1001 白薇

2010-0729-yim1001
title：snow_in_summer?
yyyy/mm：2010/07
memo：白薇 baiwei 21。さるすべり、赤は百日紅、紫は紫薇、では白は？希用だが、中国語版電網で「白薇」にヒットした。近くの小さな公園に満開と聞いて行ってみると、数メートルの樹四本が、真夏の雪さながらであった。先日。

短歌写真959 時満てば

2010-0728-yts959
時満てばなべて去りぬといふめれど
人のきづなの離れがたけれ　　　悠山人

○短歌写真、詠む。
○美術展はすでに終了作業に入っていて、鑑賞はならず。しかしその入口で、きびきびとひとり花の活け込みをしている、若い女性に出会った。辺りは花の香りに満ちていた。まだ途中ですが、という彼女の了解を得て撮影。
□短写959　ときみてば　なべてさりぬと　いふめれど
　　　　　　　 ひとのきづなの　はなれがたけれ
【写真】先日、小ギャルリで。

image1000 百花繚乱3

2010-0728-yim1000
title：Fiori,_fiori e_fiori!3
yyyy/mm：2010/07
memo：同前。

image999 百花繚乱2

2010-0728-yim999
title：Fiori,_fiori e_fiori!2
yyyy/mm：2010/07
memo：同前。

image998 百花繚乱1

2010-0728-yim998
title：Fiori,_fiori e_fiori!1
yyyy/mm：2010/07
memo：百花繚乱 baihualiaoluan 3124。魚も果物も、そして花も、いまや旬はない。自宅近くの大型スーパーで開店祝いの花を、ここでも記憶に残す。

俳句写真722 古りしより

2010-0727-yhs722
古りしより瑞穂の国の平らけし　　悠山人

○俳句写真、詠む。
○猛暑でも、瑞穂（水穂）の国は、水に恵まれて、豊作の気配。
□俳写722　ふりしより　みづほのくにの　たひらけし
【写真】先日、自宅の近くで。