2006-0701-yms074
親しいと誰にも分かる仲なので
身を近寄せて欲しいものだよ 悠山人
○紫式部集、詠む。
○略注=他本に詞書「人の」、とあるところから、「宣孝の求婚である。」(新潮版) 紫の思惑と違って、男は早早に枕を交わす近さ(一説)を求める。平王ク歌番号084。
¶けぢかし(気近し)=「①近い。身近である。②親しみやすい。」(旺文版
古語辞典)
□紫074:けぢかくて たれもこころは みえにけむ
ことはへだてぬ ちぎりともがな
□悠074:したしいと だれにもわかる なかなので
みをちかよせて ほしいものだよ
☆文月朔日(ふづきついたち)などと口にし、書き付ければ、何とはなしに唯我独尊の歌人(うたびと)気分。
親しいと誰にも分かる仲なので
身を近寄せて欲しいものだよ 悠山人
○紫式部集、詠む。
○略注=他本に詞書「人の」、とあるところから、「宣孝の求婚である。」(新潮版) 紫の思惑と違って、男は早早に枕を交わす近さ(一説)を求める。平王ク歌番号084。
¶けぢかし(気近し)=「①近い。身近である。②親しみやすい。」(旺文版
古語辞典)
□紫074:けぢかくて たれもこころは みえにけむ
ことはへだてぬ ちぎりともがな
□悠074:したしいと だれにもわかる なかなので
みをちかよせて ほしいものだよ
☆文月朔日(ふづきついたち)などと口にし、書き付ければ、何とはなしに唯我独尊の歌人(うたびと)気分。