朝食事をした後、ホテルの周囲を散策しましたが、雰囲気が全くセブと違い、ちょっと怖いといった感じです。こんな家がありました。渾然一体と言った感じ。裏はモダンな高層建築。こういった、ごちゃごちゃ感がフィリピンなんでしょうが。

早速ホテルから一人でタクシーに乗り、城郭都市(イントラムロス)に向かいます。イントラムロスは400年程前にスペイン人が、外敵から身を守るために、作った場所で、完全に周囲の状況とは別ですね。いわゆる戦前の上海の外人疎開地の様です。多分その昔、フィリピンの人はこの中で生活できなかったのかも知れません。
入り口で出会った番兵さんでしょうか。挨拶して、写真を取らせてもらえますが、にっこり笑ってくれます。フィリピンではカメラは必需品です。カメラが大活躍です。

先ずはマニラ大聖堂。イントラムロスの入口の近くにあります。大きくて壮大な感じがします。この教会を見ているだけでも、その昔に返ったような感じになりますから、不思議です。

道を歩いていると、子供たちが。イントラムロスの中で現地の人が生活しているようです。この辺りがフィリピンらしい。日本だと、このような観光設備というか、歴史的な場所は国がきちんと管理するのでしょうが、フィリピンはいい加減なのか?これがフィリピンの面白いところです。

こんな素敵な建物を見つけました。色が又良いですねー。スペイン風の建物です。こんな建物が、ずっと続くわけです。

観光コースから外れて、わき道を通ると、こんな感じでいわゆる違法建築が(笑)。いかにもフィリピンと言った光景が広がり、見ているだけでも楽しい。日本では、規律、他人の目を気にするといった感情が、日常生活でも優先するが、ここフィリピンではそれがない。いいのか、悪いのか?

又観光コースに戻ると、古いスペイン風建築物が続きます。

ここにも素敵な建物がありましたので、角度を変えて撮ってみました。教会の中庭のようです。その昔、イントラムロスは一つの街で教会、病院、学校があり、スペイン人は栄華を極めていたようです。キリスト教を武器にフィリピンを私物化かしていった訳ですね。

韓国の人たちが、馬車(カレッサ)に乗っていました。一方私は石畳の上をあるいています。ヨーロッパはこのような石畳の場所が多いいですね。とても素敵で、歴史を感じます。

世界遺産のサンアングスチン教会ですが、修復中でなんとも変な色で、個人的にはいまひとつといった感じでしたが、教会の中は凄かったですね。

マニラ聖堂に歩いて戻り、教会の上の部分を中心に写真を撮りましたが、いかがでしょうか?

その後タクシーに乗り、チャイナタウンの傍のビノンド教会を訪問。こちらは昔のままで歴史を感じさせます。

中に入ってみると、意外に綺麗ですね。

ほかの教会と違い、教会の天井に綺麗な壁画が!素敵ですね。無理をしてマニラまで来た甲斐がありました。

ここはチャイナタウンの傍。たまたま旧正月ということで、ものすごい人の波。バンコクなどのチャイナタウンと違い、ここは少しやばい感じがします。結構スリなどが多いい様で、しっかりかばんを持ちながら歩きます。絶対取られないぞ!という感じを与えながら歩くわけですね(笑)。

その後念願の飲茶。さすがチャイナタウン!セブで食べた出来合いの飲茶と違います。ご覧下さい。蒸篭も木の皮で作ってあり、本物。ちょっと感激。あんまん、排骨(豚肉)、シュウマイ、その他。どれを食べても、美味しい。旧正月ということで1割引。いやー幸せですね。

食後はトライシルクに乗って、キアポ教会に移動。こちらは全体に肌色で、ほんとにモダンな感じです。

こちらはマラテ教会。全体に黒ずんでいますね。こう見てくると、やはりフィリピンでのキリスト教の普及度が凄いことを感じます。

ラジャソィマン公園で、美男・美女の一団を発見。日本のイケメン顔負け。話を聞いてみるとタレント予備軍。変なおじさんは早速、その撮影に割り込み、ちゃっかり写真を撮ってもらいます。日本だと、嫌がられて、終わりですが。そこはフィリピン。笑って皆でパチリ!特にお嬢さん方、日本のグラビア・アイドル化おまけの美人です。

道路を渡って、マニラ湾を写真に撮ります。東洋一の夕日が素晴らしいのですが、当日は天気も悪く、時間も早いので、夕日は拝めません。

そんな調子で長い長い、マニラの観光は終わりましたが、イロイロ勉強になりました。イントラムロスは、次回もう一度訪れ、ゆっくり見学したいと思います。
最後の写真は、レチョン。いわゆる豚の丸焼き。これは中国人がもたらした物です。中国、香港では祝い事の際にはこれを出します。私も結婚式の時、土産を貰ってあけたら、豚の耳が入っていて、びっくりしました(笑)。美味しそうなんですが、メタボ予備軍の私は、怖くて手が出ませんでした(爆笑)
