脳死状態の妻が…夫が生命維持装置を外した後に奇跡の回復

2018年12月14日 | 病気 余命を考える 死を迎える準備



脳死状態の妻が…夫が生命維持装置を外した後に奇跡の回復
12/14(金) 9:26配信 日刊ゲンダイDIGITAL
脳死状態の妻が…夫が生命維持装置を外した後に奇跡の回復
(NBCニュースのユーチューブより)
【もぎたて海外仰天ニュース】

 ほぼ脳死状態だった女性が、生命維持装置を外した後に回復し、「奇跡だ!」と話題になっている。

 米NBCニュース(12月6日付電子版)によると、この女性は米ミシガン州に住むミッシェル・デ・レーウさん(57=写真)。今年8月、夫のカールさん(58)と自宅で一緒にいる時に、激しい心臓発作に見舞われた。カールさんはすぐに911番に緊急通報し、救命士の指示に従ってCPR(心肺蘇生法)を行った。

 ミッシェルさんは、デトロイト郊外のセント・ジョン・マコーム病院に搬送されたが、脳は5%、心臓は25%しか機能しない「脳死状態」に。

 入院から6日後、カールさんは既に成人している子供2人を呼び寄せた。担当医師から「あなたが『妻』としてご存じだった女性はもう存在していません」と回復の見込みがないことを宣告されたため、生命維持装置を外す決断をしたのだ。

「私は人生で最も困難な決断をしました。妻から人工呼吸器を外し、プラグを抜いたのです」

 カールさんも子供たちも、既に葬儀の準備を整え、ミッシェルさんの死を覚悟していた。

 ところがミッシェルさんは、人工呼吸器を外されると、自力で呼吸を始めたのだ! そして2日後、医師から電話がかかってきた。

「予想外のことが起きました。奥さんが意識を取り戻し、目を覚ましました!」

 その2日後、ミッシェルさんは話せるようになり、さらに2日後には自力で食事が取れるようになった。

 ミッシェルさんはその後、心臓手術を受け、話す訓練と物理療法を受け、4カ月経った現在、ほぼ完全に回復している。

 カールさんはミッシェルさんを「奇跡の女性」と表現したうえで、こう語った。

「私たち夫婦は『富める時も、貧しい時も』一緒に乗り越えてきました。この4カ月で『健やかなる時も、病める時も』を克服しました。残るは、多くの人が乗り越えられない最後のセリフですね。『死が2人を分かつまで』生涯を共にすることです」






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