口から食べられなくなったら人生を終わりにすべき

2020年01月10日 | 病気 余命を考える 死を迎える準備

未熟な死生観、、、

口から食えなくなったら成仏しなさい。現世での修行は終わり、、来世に向けて旅立つのです。




mat***** | 20時間前

口から食べられなくなったら人生を終わりにすべき。欧米社会では誤嚥性肺炎というのは、医者ですら聞いたことがない症状らしい、というのも無理に経口摂取の練習などせず、人生をそこで終わらせてくれるから。デンマークでは老人施設に入所すると、平均で半年で亡くなるとか聞いたことがあるが、知人のお父さんもアメリカだが入所して1ヶ月で亡くなった。話しを聞いたら本当になんの医療処置も施さないから自然に亡くなるそうだ。


and***** | 10時間前

亡くなられる直前ってよく食べるようになるらしいですね

tom***** | 2時間前

個人的には自分で食えなくなったら死にたい



et***** | 6時間前

日本はもっと死の受け入れ方を学ばないといけない。自分はしてほしくないのに、他人には強要させるし。

その意味では精神が強くないんだろうな。罪悪感に耐えれるほど。



退院後、毎日発熱する老母 鼻に入れられた栄養チューブを外したら…

1/9(木) 14:12配信

読売新聞(ヨミドクター)
五島朋幸 食べること 生きること~歯医者と地域と食支援

 残っている歯がぐらついているということでケアマネジャーさんから紹介された坂田芳子さん(仮名、89歳)。揺れている歯を抜いてから、部分入れ歯を装着して一段落。認知症はあるものの、介護に熱心な娘の祥子さん(仮名、60歳)と2人で平穏な日々を送っていました。その後、僕は3か月に一度のペースでチェックがてら訪問してきました。

 1年ほどして定期的な訪問日の数日前、診療室に行くと伝言のメモが机に置いてありました。「坂田さん、入院につき次回アポはキャンセル。退院したら連絡くださる」と書いてありました。元気な状態が続いていたので「おや?」とは思いましたが、患者さんの入院は日常茶飯事。そんなに気にしませんでした。それから2か月ほどしたある日、祥子さんから退院の連絡が入り、訪問を再開することになりました。
退院後、毎日発熱する老母 鼻に入れられた栄養チューブを外したら…

イメージ
退院後は毎日夕方になると発熱する

 坂田さんのアパートを久々の訪問。2階に上がり、いつものようにインターホンを押す。するとすぐにドアが開き、祥子さんが開口一番、

 「先生、大変なことになっちゃった」

 いつもは明るく笑顔で出迎えてくれる祥子さんの表情に、事態の深刻さを感じました。僕自身の笑顔も一気に消え、表情がこわばっていきました。

 「どうしたんですか」

 「先生、母がこんなになっちゃった」と言って後ろを振り向きました。玄関から見える部屋に電動ベッドが置いてあり、上半身を起こした状態で、ちょうど顔がこちらを向いています。以前はダイニングで普段着を着て、診療をしていました。今は頬がこけ、顔色に赤みはなく、目がボーっとしています。さらに鼻にはチューブが入れられています。あまりの変化に再び「どうしたんですか」と聞いてしまいました。

 ベッドサイドに行くと祥子さんが、「何か腸の方の調子が悪くって、痛みが出てきたので入院したんです。その治療は何とかしてもらったんだけど、食欲がなくて食べなくなったんですよ。それで病院から『食べられないからチューブを入れる』と言って鼻にチューブを入れられたんです。でも、退院してから毎日夕方になると熱が出るようになったんです。退院して1週間くらいですけど本当に毎日」

 「夕方だけですか?」

 「そうなんです。6時くらいから毎日。38度、39度、40度近くになることもあるんです。そんな状態なので母は、どんどん小さくなってしまって……」



毎日出る熱は誤嚥性肺炎かも……口か栄養チューブか細菌はどこから

 「そうですか。そういう毎日出る熱は誤嚥(ごえん)性肺炎の症状だったりするんです。考えられるのは三つで、一つは口から食べていないことで口の中の細菌が気管に流れ込むケース、もう一つは鼻から入れているチューブ自体が汚染されているケース。口よりも気管に近いところにチューブは入っていますから、口が汚れているよりも危険なんです。もう一つは、胃に栄養が入った後に逆流して喉に戻ってきているケースです」

 「どうすればいいですか」

 どんどん痩せている状態を考えると、栄養状態は良くありません。単なる誤嚥性肺炎ならば、栄養剤を飲む方法も考えられます。しかし、現状では鼻から栄養は入っているはず。ならば、考えられるのは、鼻から入れているチューブ自体が問題ではないかということ。しかし、チューブを外すと栄養摂取法がなくなってしまう……。

 よほど、僕が難しい顔をしていたのでしょう。祥子さんの顔も険しくなりました。ふっと見ると、芳子さんも助けを求めるような顔でこちらを見ています。まだ、頭の整理はついていなかったのですが、その空気に耐え切れずに口を開きました。
口からの栄養摂取を再開……鼻の栄養チューブを抜くと

 「僕はこのチューブが原因じゃないかと思うんです。ただ、口から食べられないとまったく栄養が入らないことになってしまいます。まず、少しずつ口から食べる練習をしましょう。最近、口から食べていなかったのでゼリーから始めましょう。ただ、今後、口から食べられなかったときの対策としては胃ろうも考えられます。こちらの方が鼻よりも感染の危険は減らせると思います」

 胃ろうという言葉に、祥子さんが若干反応したことは分かった。

 その後、ゼリーを少しずつ食べながらも、毎日発熱を繰り返していましたが、祥子さんが在宅主治医に懇願して鼻に入ったチューブを抜いてもらいました。その日から、祥子さんが声を出すようになりました。

 衝撃の訪問から3週間、坂田さんのアパートのインターホンを押すと、勢いよくドアが開いて、祥子さんが「先生、ありがとうございます!」。飛びきりの笑顔を見せてくれました。

 「どうですか、お母さんの調子は?」

 「先生、見てください!」

 鼻のチューブを抜いて2日後から発熱はなくなり、食欲も旺盛。

 「先生、3キロも太りました!」

 「えっ、早くないですか? そんなに太れるもんですか?」

 「だって食べるんですよ。食欲旺盛!」

 メロンパンを頬張る様子に思わず、うなずきました。
退院後、毎日発熱する老母 鼻に入れられた栄養チューブを外したら…

五島朋幸
五島朋幸(ごとう・ともゆき)

 歯科医師、ふれあい歯科ごとう代表(東京都新宿区)。日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科臨床准教授。新宿食支援研究会代表。ラジオ番組「ドクターごとうの熱血訪問クリニック」、「ドクターごとうの食べるlabo~たべらぼ~」パーソナリティーを務める。 著書は、「訪問歯科ドクターごとう1 歯医者が家にやって来る!?」(大隅書店)、「口腔ケア○と×」(中央法規出版)、「愛は自転車に乗って 歯医者とスルメと情熱と」(大隅書店)など


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