キャンピングカー利用者 7割、昼は外食 キャンプ場でBBQは1%
日本農業新聞 5/5(金) 7:00配信
キャンピングカー利用も昼食は7割が外食――。こんな傾向が、日本RV協会の調査で分かった。夕食はスーパーやコンビニエンスストアで購入した食材を車内で調理して食べる人が多いことも判明。キャンプ場でバーベキューを楽しむというテントキャンプの延長から「(キャンピングカーが)一般観光旅行のツールとして定着してきている」と同協会はみる。
キャンピングカーを利用した際に最も多かった昼食は「旅先で見つけたレストラン・食堂など」(50.3%)で半数を占めた。「あらかじめ評判のグルメスポットを調べ、食べる」との回答も19.2%あり、全体の7割が外食だった。一方、キャンプ場を利用し、バーベキューを楽しむなど「外で調理する」は、わずか1%だった。
また、夕食も外で調理するのは全体の6%にとどまり、やはり外食が人気。「旅先の飲食店や居酒屋を探して夕食をとる」(22.2%)をはじめ、「道の駅や高速道路のSAやPAなどのレストラン」(19.2%)、「評判のグルメスポットで食べる」も7.8%あった。
最近は調理機能が充実しているキャンピングカーも多く、「スーパーやコンビニなどで食材をそろえ、車内で調理し、食べる」(40.7%)との回答も目立った。
旅行中よく食べるメニューのトップは「刺し身」で28.5%に上った。「うどん・そば」(25.3%)、「ラーメン」(19.0%)と続いた。4位の「焼き肉・ステーキ」(6.3%)は3位に大きく水をあけられており、同協会は「さっぱりを好むシニアユーザーが増えていると想像される」としている。
調査は3、4月、同協会ホームページ閲覧者を対象にインターネットで実施。約180件から回答を得た。
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