フィリピンの収容所・刑務所は「お金しだいで何でもできる

2023年01月30日 | フィリピン原住民のはなし 南方民族は阿呆だらけ
フィリピンの収容所・刑務所は「お金しだいで何でもできる」辛坊治郎が解説

1/30(月) 19:25配信
ニッポン放送

キャスターの辛坊治郎が1月30日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。全国で相次いで発生している強盗事件で犯行の指示役とされる日本人特殊詐欺グループの一部が拘束されているフィリピン首都マニラ郊外にある入国管理施設の収容所や同国内の刑務所をめぐり、「お金しだいで何でもできる」と解説した。

渡辺優樹容疑者(フィリピン入国管理局提供) 写真提供:共同通信社

マニラの入管施設に収容され、日本の警察がフィリピン側に移送を求めている渡辺優樹容疑者について、フィリピン政府が身柄を日本に送る方針を固めたことが29日、分かった。

辛坊)入管施設の収容所は刑務所の類似施設のようなものです。その施設内から犯罪の指示を外部に出せるのかというと、フィリピンでは可能です。フィリピンの刑務所などは、お金しだいで何でもできますからね。賄賂さえ払えば、おいしい物が食べられるし、携帯電話も手に入ります。また、知人を部屋に呼び込むこともできます。フィリピンの刑務所などは基本的には大部屋ですが、賄賂を払えば、個室を使えたり、エアコンが完備されたりします。また、ゴルフにも行けてしまいます。

特に自国で犯罪に手を染め、帰国すると罪に問われるような人間にとっては、ホテルよりも安全です。なぜなら、ホテル生活ではオーバーステイなどを理由に国外退去になるリスクがありますが、刑務所などに入っていればそのリスクが小さいからです。そのため、フィリピン国内で協力者に自分を告訴させ、刑務所などに入るわけです。告訴を定期的に続けさせれば、国外退去になるリスクを先延ばしにし続けられるわけです。要するに、自国で犯罪者として裁かれないために、フィリピンでお金を払って刑務所などに入れてもらうという、とんでもない話です。

今回、日本の警察が移送を求めている渡辺優樹容疑者ら4人の日本人も同様でしょう。現在、フィリピンのマルコス大統領と岸田文雄首相の首脳会談を2月上旬にも開催する方向で調整が行われています。移送はその首脳会談の地慣らしという意味もあると思われ、フィリピン側は超法規的措置として行うことになるでしょう。日本の警察による逮捕のタイミングは近づいていると思います。
記事に関する報告



容所内はお金さえ払えば“自由”? VIPルームにゲームや酒まで… フィリピンで汚職が横行する背景には【元現地紙記者が語る実態】

1/30(月) 18:47配信
ABCニュース

ノンフィクションライター 水谷竹秀さん

 フィリピンの収容所に拘束中で、警視庁が特殊詐欺事件の窃盗容疑などで逮捕状をとっている4人の日本人のうち、警視庁は少なくとも渡邉優樹容疑者(38)と今村磨人容疑者(38)が、一連の強盗・窃盗事件に関与している可能性があるとみています。

 収容所の中から、指示することはできるのでしょうか。

 フィリピンに10年以上滞在し、『日本を捨てた男たち』で開高健ノンフィクション賞を受賞した水谷竹秀さんに、フィリピンの収容所の「特徴」などを聞きました。
▼お金を払えば優遇される

《フィリピンの収容所の特徴》
・「VIPルーム」があり、エアコンが付いている。個室でシャワーやトイレもある。
・ファストフードの出前もとれるし、お酒も入手できて、テレビゲームをしている人もいる。
・「VIPルーム」の金額は基本、その時々の口約束で決まる。
▼携帯電話も「使用可能」

・電子機器の使用は基本禁止だが、職員にカネを払えば「普通にできる」。
カネさえあれば「自由」な暮らし

 (容疑者がいる)ビクタン収容所は最大で約100人程度の収容が可能となっているが、現在約300人いるとみられる。
 
 現地の収容所について、日本人の感覚からすると「めちゃくちゃな汚職体質」と思われがちだが、現地の公務員の給与は安く、待遇面で優遇されているとはとても言えない。職員と収容者が、なし崩し的に『なあなあ』になって、(双方にとって)『ウィンウィン』の関係となる共存共栄が続く。この繰り返しだ。

 過去にもメディアに取り上げられて問題となったケースはあったが、政府としては是正しようとする意思表示はするが、ほとぼりが冷めるころには厳格化する動きが収まる。そこまでネガティブにとらえていないのでは。
収容所のこうした特徴を知って、フィリピンに逃げ込む犯罪者も多い

 ちょっとカネを払えば融通が利く、犯罪者にとっては「都合の良い国」ともいえる。日本で逮捕される前に、フィリピンに逃げ込む犯罪者が多いのはこうした背景がある。

 私も日本人の収容者に会いに、たびたび収容所へ取材に訪れていたが、拘束されそうになった海外逃亡犯に対して、逆に職員から買収を持ちかける疑惑もある。

《水谷 竹秀》
ノンフィクションライター。「日刊まにら新聞」元記者。10年以上フィリピンに滞在し、邦人事件などを取材







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