ワリエワで浮き彫りになった“禁止薬物問題”に元全米女王が言及!「高齢者用の心臓薬を10代に飲ませる

2022年02月17日 | 日記

「完全に茶番なイベントだ」元全米王者がドーピング陽性のワリエワ出場に激怒!「どれこれもフェアじゃない」【北京五輪】

2/15(火) 15:33配信
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THE DIGEST

昨年12月のロシア選手権後に採取された検体から禁止薬物が検出されたワリエワ。(C)Getty Images

 逸材に対する裁定を巡って波紋が広がっている。ドーピング陽性が明らかになったカミラ・ワリエワ(ROC)だ。2月14日には、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が、2月15日から始まる北京五輪のフィギュアスケート女子シングルへの出場を認めた。

 この決定には、各国メディアも疑問を投げかけるなか、元全米王者のアダム・リッポン氏(米国)は、「完全に茶番なイベント」と批判の声を上げた。



 沸き立つ怒りを抑えられなかった。CASの裁定発表後に自身のツイッターを更新したリッポン氏は、「もし本当に取り返しのつかない事態を懸念しているなら、彼女が置かれているかわいそうな状況に対処するために、適切なカウンセリングを受けさせ、帰国させるべき」と主張。そのうえで、「ROCはここにいるべきではない。彼らは結果のために子どもを利用して不正を続けているが、何の影響もないんだ」と嘆いた。
 
 さらにワリエワの欠場を求めるリッポン氏は、他の選手たちの気持ちを慮り「どれこれもフェアじゃない」と糾弾。そして「15歳の少女に同情すると同時に、この競技に参加する他のスケーターはクリーンでない選手がいることを知りながら競技をしなければならないことにも心が痛い。腹立たしいことに、カミラの素晴らしいスケートスキル(スピン、流れ、柔軟性)は薬物で得られたものではない。だけど彼女のチームは、ルールに従おうとしなかった」とつぶやき、こう続けた。

「とても怒りを感じる。明日からの女子個人は、完全に茶番なイベントだ。真剣勝負じゃないし、メダル授与式すらない。禁止薬物を使用せずクリーンに戦ってきた選手から多くの五輪の経験が奪われていく」

 非難の声が強まっている。そのなかで15歳の少女はいかなる演技を見せるのか。ショートプログラム(SP)の開始が刻一刻と迫っている。

構成●THE DIGEST編集部


ワリエワで浮き彫りになった“禁止薬物問題”に元全米女王が言及!「高齢者用の心臓薬を10代に飲ませるなんて」【北京五輪】

2/13(日) 16:37配信
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THE DIGEST

団体戦では金メダルに貢献したワリエワ。だが、ドーピング疑惑が浮上している彼女は騒動の渦中にある。(C)Getty Images

 北京五輪のフィギュアスケートに出場中の15歳カミラ・ワリエワ(ROC)。ドーピング検査で禁止指定物質であるトリメタジジンが検出されたために、騒動の渦中にいる彼女に、全米選手権を3度も制したアシュリー・ワグナー氏が自身のツイッターで言及した。

【北京五輪PHOTO】驚異の90.18点で衝撃的な五輪デビュー!ロシアが誇る逸材カミラ・ワリエワ!



「私にとってこの問題はドーピングスキャンダル以上のもの。アメリカで一生懸命取り組んできたスケートの嫌な部分にスポットが当たり不快だ」

 そう持論を語るワグナー氏は、「このスポーツは、権力があるものと無いもので分かれている。選手は自分の身体やメンタルヘルス、幸福を守れるとは限らない」とワリエワの意を汲んだ。

 そのうえで、22歳で出場したソチ五輪では団体銅メダルに貢献したレジェンドは、本来、狭心症の治療薬などとして使用される「代謝調節薬」であるトリメタジジンを使用させたとさせる周囲への怒りを露わにした。
 
「高齢者用の心臓の薬を10代に飲ませるなんてね。スケートの後の彼女の人生を心配することもなく、20代、30代、40代になったときに身体にどのような影響を与えるかも考えてない。この問題を理解しようとせずに、ただ見守る人たちにとても腹立つ」

 元スケーターは、「私たちが文化を変え、結果ではなく個人の価値を見出すようにならない限り、この問題は起こり続けるだろうし、私の心は痛む」とツイートを結んでいる。

 一部では何も知らないワリエワが周囲の大人に言われるがまま、禁止薬物を使用したとも指摘されている。はたして、いったい真実は何なのか。いずれにしても、クリーンなスポーツとして正々堂々と戦ってもらいたい。

構成●THE DIGEST編集部


ワリエワの薬物騒動、「氷の女王」らコーチ陣に厳しい視線

2/12(土) 17:32配信
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AFP=時事

フィギュアスケートのロシア人指導者、エテリ・トゥトベリーゼ氏(2021年11月27日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(Kamila Valieva、ロシア五輪委員会<ROC>)のドーピング陽性が判明して、北京冬季五輪で物議を醸していることにより、同選手のコーチ陣には厳しい視線が向けられている──その筆頭がエテリ・トゥトベリーゼ(Eteri Tutberidze)氏だ。

【写真】公式練習に臨むワリエワとトゥトベリーゼ氏(他全7枚)

 11日にワリエワの薬物検査陽性が発覚して大会追放の可能性が出てくると、ロシア国内では「恥を知れトゥトベリーゼ」のハッシュタグがツイッター(Twitter)上のトレンドになり始めた。

 ロシア反ドーピング機関(RUSADA)は「当該選手のスタッフに対して、調査が開始された」と発表。47歳のトゥトベリーゼ氏の名前は記されておらず、同氏による不正行為を示すものは何もなかったが、評判の厳しい指導法に対して新たな注目が集まることになった。

 15歳のワリエワをはじめ、チームメートで17歳のアレクサンドラ・トゥルソワ(Alexandra Trusova)とアンナ・シェルバコワ(Anna Shcherbakova)は、ともにトゥトベリーゼ氏の門下生として今大会の女子シングルを席巻すると期待されてきた。

 その冷徹な振る舞いや有無を言わさぬ指導法で「氷の女王」と呼ばれているトゥトベリーゼ氏は、自国開催となった2014年ソチ冬季五輪で一躍脚光を浴びた。

 同大会の団体戦では、当時の教え子だった15歳のスター選手、ユリア・リプニツカヤ(Julia Lipnitskaia)氏がロシアの金メダル獲得に貢献。それ以降、トゥトベリーゼ氏は世界で引く手あまたのコーチの一人となった。

 さらに2018年平昌冬季五輪でも、同氏に師事する2人が女子シングルで圧倒的な強さを発揮。アリーナ・ザギトワ(Alina Zagitova)が金メダル、エフゲニア・メドベデワ(Evgenia Medvedeva)が銀メダルに輝いた。


■成功の裏のスキャンダル

 しかし、そうした成功の裏ではスキャンダルもあり、数人のアスリートがトゥトベリーゼ氏の元を去った。

 リプニツカヤ氏は2015年にチームを離れてその後現役を引退し、メドベデワも2018年にブライアン・オーサー(Brian Orser)氏に師事するためにカナダ・トロントへ拠点を移した。

 メドベデワは2021年8月にユーチューブ(YouTube)でのインタビューで、トゥトベリーゼ氏の指導法は「成果を上げるものの、成長するにつれて、年々耐えるのが難しくなっていく」とコメント。優勝しても何の称賛もしてもらえず、それは「過酷な」経験だったと話した。

 2020年にはトゥルソワに加えて強豪選手のアリョーナ・コストルナヤ(Alena Kostornaia)も、同氏のライバルで4個の五輪メダルを獲得しているエフゲニー・プルシェンコ(Evgeni Plushenko)氏の指導を仰ぐためにチームを離れると明らかにした。

 トゥトベリーゼ氏は教え子が離脱した当時、インスタグラム(Instagram)に「練習のシステムを何か変更するかって? いいえ、私たちは全て正しく行っている」と書き込んだ。

 ロシアの元アイスダンス選手エカテリーナ・ボブロワ(Ekaterina Bobrova)氏は、トゥトベリーゼ氏について「人の自尊心を傷つけることもあるが、それは彼女の認識では善意で行っている」と話していた。

 そして、結局のところトゥルソワとコストルナヤ、そしてメドベデワはいずれも同氏の元へ戻った。【翻訳編集】 AFPBB News


mai***** | 2時間前
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そもそもロシアは、国家的なドーピングのペナルティとして、国レベルでは参加できない。
ただし、それでは、ドーピングとは関係ない選手が忍びないとのことで、個人参加は可能にしたのがROCという考え方だったはず。
さらにROCメンバーになるには、ドーピングに関して「真っ白である事」が絶対条件ではなかったですか?数か月前のこととはいえ、グレーだった選手には、資格がないのでは?
金メダル候補の「華」のある選手が抜けることが、商業的にマイナスだとの恣意的な考えで出場を認めたわけではないですよね。まだ未成年だからとか関係ないです。参加を認めるべきではなかった、と思います。

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ich***** | 1時間前
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そもそも今回は選手に対してだけの罰則はどうなのだろうカミラ選手が出場するのは良いとしてもコーチ、スタッフがそれに付き添うのは良くない気がする。
カミラ選手が知らない間に投与されていたとしたらカミラ選手は被害者になる。
急に陽性と判断され真実が判明されないまま被害者かも知れない選手を出場させないのは忍びない。
だけど投与したかも知れないコーチスタッフはオリンピックに関わってはいけないと思う。
事実が判明するまでは選手に関わらない様にしないとダメだと思うし関与していれば永久追放を前提に罰しないとドーピングはなくならないと思う。

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krf***** | 1時間前
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色んな意見があるとは思うが、裁判で認められたのなら、その判決に従うしかないのが現状。
ただ、その判決に対して、理解できるか、許せないと思うかは、一般国民である私達が批判すべきではないと思う。色々思う所はあるとは思うが、世界を目指す事のない我々の発言力などゼロに等しいから。
世界を目指し、同じ様にドーピングと隣合わせで競技していた方々や、五輪でなくとも世界一を目指す、様々な挑戦者であれば、意見したとしても、発言力や、その発言に拡散力があると、私は思う。それが自分とは180度違う意見やったとしても。

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mur***** | 3時間前
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スポーツ仲裁裁判所の在り方が問題になるでしょう。はっきりと参加は認めても順位には絡まないと。でも順位関係ない人が、一人いるって変な大会ですね。点数付けるけど順位には関係ない。オリンピック全部そうすればいいのかな。勝ち負け、タイム、点数はつけて、順番を付けない。これが良い。金だ銀だ銅だというから競争になる。テレビ局など帰ってきた選手をメダリストとそうでない選手で分けて出口まで変える。羽生にしても岩淵にしても別出口です。こんなメダル優先の商業主義の大会が問題なんです。しかし競い合わない大会なんか面白くもない。国同士で戦うから面白い。スポーツの面白さは矛盾だらけなんです。理想と現実が違いすぎなんです。最後は公平性だけですね。これが担保できなければどうにもならない。そういう意味では問題が多かった大会です。不公平が充満していた。

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nnx***** | 1時間前
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祖父の心臓の薬を間違えて飲んだと話しているようですが、それもミスです。そもそもROCの選手はドーピングに対して厳格でなければならないはずです。裁判所やIOCの判断よりも自らのミスを認め出場辞退するべきだと思います。若くて才能のある選手です。次回のオリンピックでメダルを目指しても世界は認めてくれると思います。今夜出場して結果がどうであれ、ドーピングの疑いのある選手として人々の記憶に残ってしまう気がします。
何故周りの大人たちが、正しい判断をしてあげないのか!

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k_u***** | 1時間前
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アシュリー・ワグナーが「このスポーツは、権力があるものと無いもので分かれている。選手は自分の身体やメンタルヘルス、幸福を守れるとは限らない」と言っていた。
ワリエワがプーチンの前で挨拶している映像を見た時、(ROCで出場しているけど)国を背負わされているという感じがした。
もし断れないような雰囲気でドーピングさせられていたとしたら虐待に近いと思うし、健康面・精神面も心配。
リッポンの言う通り、帰国させてカウンセリングを受けさせるのが最良かもしれない。

彼女の演技を見たい、出場できないのはかわいそう、という思いもあるけど、出場自体、精神的に負担があるだろうし、仮にメダルを取れてもあとで剥奪の可能性もある、となると、かなりメンタルをやられる気がする。

なんでこんなことになっちゃうのかなあ。
他のロシアの選手も、潔白だとしても疑いの目が向けられかねないし。

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sim***** | 3時間前
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本当に何なのでしょうか、この決定は。スキージャンプの服装については強豪国に難癖つけて反則にしておいて、ドーピングという問題外の行為はおとがめなしですか。
開催国の中国が仲良しのロシアに貸しを作るのに利用した可能性もありますかね。もうオリンピックは公明正大に不正がないとは言えない状態になってしまっていると思います。それもこれも様々なしがらみが絡みついているからでしょう。IOCは解体して、どこの国にも組織にも無関係な組織を作り直さないとオリンピックは衰退するのではないでしょうか。

返信15

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aut***** | 2時間前
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可哀想だけど、今回はワリエワ側が出場を辞退するのが1番いい気がする。潔白を証明する為に出場したいかもしれないが、他の選手に迷惑をかけ過ぎている。確かに表彰台はロシア独占だろうから表彰式がなくてもいいかもしれないけど、他選手への影響を重く受け止め今回は出場を辞退する、の方が潔く、結果的に本人もスッキリしないだろうか。この状態で勝ってもロシア以外からは祝福されず、逆にツラい思いをするのでは。

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pea***** | 2時間前
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技術やきれいな演技は本人の努力そのものだと思います。
けれど、たとえ出場して良い結果を残したとしても、みんなから祝福されず、後々本人が一番辛い思いをするんじゃないかと思う。
スポーツはどんな理由であれ公平でなければない。本人だけでなく、他の選手の事を考えるべきだと思います。

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kac***** | 3時間前
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>カミラの素晴らしいスケートスキル(スピン、流れ、柔軟性)は薬物で得られたものではない。

彼女の素晴らしい演技を見ているとそう思いたいけど、これすら100%は肯定できないもんね。

薬物接種により身体能力が底上げされた可能性も100%は否定できないし、厳しい練習に耐えうる強い身体やメンタルが得られた可能性だってある。

気の毒な話ではあるけど、ドーピングが彼女の意思だったかどうかという点は問題ではない。陽性の時点で出場停止が妥当です。




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