野田聖子の夫は「元暴力団員」と裁判所が認定 約10年間組員として活動

2021年05月19日 | 政治社会問題

野田聖子の夫は「元暴力団員」と裁判所が認定 約10年間組員として活動

5/12(水) 5:57配信
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デイリー新潮

二階幹事長のお気に入り

 新聞・テレビが報じない話を記事にする。それこそが週刊誌の真骨頂であるが、痛いところを書かれた相手によっては、法廷で“潔白”を訴える。その過程では驚くべき事実が飛び出ることもしばしばである。本誌(「週刊新潮」)が被告となった裁判の全容を、ここに報告する。

【写真】野田聖子元総務相と「夫・文信氏」

 ***

「私が総裁選で推薦人を20人集めて、全力で演説すれば、最短で今年の可能性はある」

 と、「日本初の女性総理」への意気込みを語ったのは、自民党幹事長代行を務める野田聖子元総務相(60)である。TBSのCS番組で、今年秋までに行われる予定の自民党総裁選への出馬を問われた際の発言だが、この約1カ月後に裁判所が下した判決を、いったい彼女はどう聞いたのだろう。

 4月21日、野田氏の夫・文信氏(54)が、本誌の特集記事(2018年8月2日号「『女性総理』の夢を壊した『野田聖子』総務相の『元反社夫』」)で名誉を毀損されたとして、小社に対し1100万円の損害賠償を求め東京地裁に訴えた裁判の判決が下った。

 結果は原告の請求棄却。本誌記事で彼の名誉は毀損されていないとした上で、判決文では文信氏の経歴についてこう書いている。

〈原告が指定暴力団・会津小鉄会の昌山(まさやま)組に所属していた元暴力団員であるとの事実の重要な部分は、真実であると認められる〉

 つまりは「女性総理」候補の筆頭として名前が挙がる政治家の夫が、かつて「反社会的勢力」に属していた。そう裁判所が異例の事実認定をしたのである。ここに2年半に及んだ第一審は決着がついたが、いかにしてこのような結論が導き出されるに至ったのか。

 ことの発端は、18年7月にまで遡る。当時の安倍政権で総務大臣を務めていた野田氏の秘書が、文信氏と懇意にしていた仮想通貨事業者を同席させ、金融庁の担当者を事務所に呼びつけ“圧力”をかけたのではないかとの疑惑を朝日新聞(7月19日付)が報じたのだ。

 釈明に追われた野田氏は、“金融庁に一般的な説明をしてもらっただけ”“圧力ではない”と弁明。この出来事を、本誌は前述の特集記事として報じた。“金融庁への圧力”の背景には文信氏の存在があると指摘し、暴力団に所属する構成員であったという経歴を明かした。この記事が“事実無根”だとして文信氏は提訴に踏み切ったのである。

 付言すれば、本誌と同じタイミングで文信氏が「反社」であった旨を報じた「週刊文春」も訴えられたが、こちらは名誉毀損が認められ、原告への110万円の支払いが命じられた。

 裁判所は、同誌記事で文信氏が暴力団員だったと書かれた点について「真実と信じる相当な理由がある」と事実関係を否定していないが、本誌記事のように「真実であると認められる」と踏み込んだ判決にはならなかった。

 果たして明暗を分けたものは何だったのか。実は本誌の裁判では、文信氏の過去を知る「重要な証人」が出廷していたのだ。

 本誌は野田氏周辺を取材する過程で、かつて京都市にあった暴力団「昌山組」の元組長(74)への接触に成功。説得により、裁判所に提出する陳述書の作成と、証人として法廷に立つことに同意を得たのである。

 元組長によれば、「昌山組」は1999年に元組幹部の刺殺事件が起き、組長自らが逮捕され懲役7年の実刑判決を受けたのを機に解散。組が雲散霧消したため、都合10年ほど組員として在籍していた文信氏も、堅気(かたぎ)の世界に戻っていったという。

 いわば盃を交わした“親子”が再会を果たしたのは、今年2月のこと。東京地裁803号法廷で行われた証人尋問で、元組長と文信氏は顔を合わせたのだ。


まず法廷では裁判長の前で証人らが横一線に立ち、“良心に従って真実を述べる”旨を宣誓する。その際、文信氏は、証人として呼ばれた本誌記者を挟み、元組長と並んだ。すかさず元組長は文信氏を睨みつけると、

「おう、久しぶりやな。懐かしいのぉ」

「お前、よう来れたな」

 などと声をかけた。ところが、文信氏は元組長に目もくれず無言を貫いた。そんな彼は、尋問で暴力団組員であったかを問われても、

「(元組長には)会ったことはありません」

 と答え、自らの過去には一切口を噤(つぐ)んだのだ。

 だが、これに続いて証言台に立った元組長は、京都にあった家で文信氏と盃を交わすまでのいきさつから、組のベンツを運転させていたことや、「事始め」と称する新年会で毎回顔を合わせていたことなど、現役当時の具体的なエピソードを交えて証言したのである。

 民事裁判でも、証人が法廷での宣誓を破って偽りを述べれば「偽証罪」に問われる。そのリスクを承知の上で法廷に立った元組長の発言を重視した裁判所は、文信氏の隠された経歴を認めるに至ったわけだ。

 ちなみに、本誌と「週刊文春」が共に文信氏から訴えられた際に、大手新聞社が〈野田総務相の夫が文春と新潮提訴〉と報じたが、それから2年経って本誌が事実上の“勝訴”となったことを報じた社は皆無……。

 一方で、文信氏が求めた損害賠償が認められ、実質的に“敗訴”した「文春判決」のことは、〈野田氏夫への名誉毀損認定 文藝春秋に賠償命令〉などと報じているのだ。

「週刊誌が取材先から訴えられ、敗訴した時はニュース価値を認めて報じるのに、勝訴した時は報じない。こうしたダブルスタンダードは見直されるべきです」

 と苦言を呈するのは、メディア論が専門で元上智大学教授の田島泰彦氏だ。

「どのような結果であれ、大手メディアは司法の判断をきちんと報じるべきなのに、週刊誌が敗訴したら問題だと言わんばかりに書く。政治家にまつわる問題は、本来なら大手メディアも扱うべき話題です。それを週刊誌だけが報じていることを恥じるべきだと思います。“政治家の夫が元暴力団員だった”という話は有権者にとっても重要な公益情報であり、大手メディアであれ週刊誌であれ、勝ち取った情報はお互い役割を補完しながら世間に発信すべきではないでしょうか」

 本誌が訴えられた当該記事を取材した当時、野田氏は文信氏の過去について〈事実ではございません〉と明確に否定している。

 今回改めて、判決についての見解を問うたところ、

「裁判中につき回答は控えます」(野田聖子事務所)

 と言うのみだった。

 宰相を目指す政治家ならば、まずは世間に対して明確な説明が求められるのは言うまでもない。

「週刊新潮」2021年5月6日・13日号 掲載




xuz***** | 5時間前

夫が元反社であるのならキチンと説明し潔く議員辞職するべき。有権者に隠してた罪は重い。

返信47

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gdr***** |5時間前

元反社会
過去の話とか・理由がどうであれ議員辞職でしょう!役職云々ではないでしょう!!
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xyz |4時間前

反射の夫うんぬんの話はおいといてそもそも野田は総理の器ではない。そんなことより子供の世話を自分でちゃんとしろよ。人任せにせずに。
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ポップコーン |3時間前

ビジネスでも契約締結の際、暴力団等排除に関する覚書を交わしたり、甲乙間の契約の両当事者が暴力団及びその関係者等の属性を有さないことが、当該契約における重要な要素であることを相互に確認するなどの文言が加えられていたりする。ましてや国会議員の夫が反社で次期総理候補だなんて呆れる。腐ってしまった日本の未来は無い。
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とある遊び人 |3時間前

辞職だけじゃ済まないよ。

与党である自民党公明党だけじゃなく政府自体が反社会的勢力に利益供与していたという事が認定された訳だからね。

それに、選挙区である岐阜1区の有権者は大恥を掻いたな。
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qcz***** |3時間前

そもそも、野田なんて、総理大臣の器でない。
総理候補の根拠となる実績もゼロ。
あえて、総理候補と呼ばれる根拠を探しても、二世議員ということと、2階の子分であるという、永田町の力学のみ。
国民が最も嫌うマイナス要因しか持ち合わせていない。
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yas***** |3時間前

そのような方と相性が良いって恐ろしい

政治家のはずが、極妻だったとは
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zuk***** |2時間前

旦那が元反社だと知っていたら、投票していなかったという人も中にはいるのでは?
差別とかではなく、選挙で投票するってそういうことだと思います。
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hee***** |4時間前

鶴保を捨てて、反社に付いたのか。
まあ、鶴保は命拾いしたかもな…
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fph***** |1時間前

本人が反社でないなら議員辞職には至らないでしょう
ただし、そのことについて否定していたわけだし説明責任は必要
そして次回の選挙ではそこも争点になるかもしれない
そこは野田氏の地元の有権者にかかってきますね
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tog***** |3時間前

結婚前に足洗っていたならOKかと思ったけど、違うのね。

アウトかと思うけど、
菅総理なら、反社と定義は決まってないと言いそう
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※※※※※※ | 5時間前

以外に野田の夫が元暴力団を知らない人が多くて驚いた、当時から知ってた者からすれば初の女性総理だなんて持ち上げ記事には呆れ返ってた。

返信24

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*****x***** |4時間前

知りませんでしたが、当時から知られていたのですね。そうなると、候補者擁立、大臣指名など、理解不能です。まともな政党はないんだろうか。
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koh***** |4時間前

恥ずかしながら知りませんでした!

事実ならば今日にも明日にも辞職するべきです。

また見苦しい釈明や、つまらない裏工作などせずに!
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okf***** |3時間前

反社、知らんかった。
有名なんですか?
なんでメディアは報道しないのかな。
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日本国民 |4時間前

「初の女性総理の夫が元反社会的勢力」ということになれば、
自民党は衆院選で大惨敗し、野党中心の政権が誕生してしまう。

野党は偏向マスメディアは、密かにそれを願っているのではw
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bur***** |2時間前

お子さん産んだ頃から報じられてる話ですよね。そして避妊治療するのに当時は結婚はしていなかった。
この方は制度をご自身の都合よく解釈して事を運ぶ人だなという印象しかないです。
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fou***** |2時間前

議員会館の前で出入りする人間見てりゃ分かる。企業の幹部もいるが、あからさまな反社の人間が入れ替わり立ち替わり自民党議員参りしている。要するに金と暴力でこの国は動かされている。自民党が存在する限りそれは変わらない。
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hqn***** |3時間前

てか野田自体が旦那の刺青の事とか嬉しそうに話してた記事とか昔出てたよ(笑)
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ama***** |4時間前

親中政権なんてあり得ない
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******** |3時間前

知りませんでしたが、当時から知られていたのですね。そうなると、候補者擁立、大臣指名など、理解不能です。まともな政党はないんだろうか。>

本当に。
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and***** |48分前

前から言われてたけど、いつも二階さんのすぐ横をぴたって付き添ってるし、二階さんも夫の事は問題にしてないんでしょうね。

それにしても、いずれ総理になりたい自分の足かせになる事は分かっていながら結婚するって、それだけ好きだったのかなあと思う。
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grj***** | 5時間前

これは、政治家の資質を判断する上で、重要な事実ですね。

返信9

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ait***** | 5時間前

さすがにアウトでしょう。国会議員どころか政治家生命を断つべき事案。しかし自民党は次から次へと国民をナメたことしてるな。
こないだのドラゴン桜じゃないが国民をただの馬車馬にしか見てないのだろうな。こんな国ヤバい。

返信12

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ren***** | 5時間前

これは以前より言われている話。
議員でいることもどうかと思うが、将来の総理候補で名前が上がっていたときは心底驚いた。
党首は国民が選べると良いんだけどな。

返信6

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mic***** | 5時間前

野田はたしか高齢出産したよね
年増で時間もなく、相手の素性とか調べなかった、いや調べたくなかったのはわかる
でもこのような事実がわかれば、政治家をやめるべきである
さすがに反社はまずい
過去だからとか、別れたからとかよいとかのレベルの話ではないように思う

返信2

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NKT | 5時間前

この話は随分昔から囁かれてきた。

まぁ元稲川会だった人も政治家だったから、政治家としては有りなのかなとも思っていたが。

ただ総理候補となると、ちょっと違うよな。

返信3

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kum***** | 5時間前

もう首相の芽は無いなー。
なんで知り合ったんだろう。隠せるとでも思ったのかね。
政治家の夫なら元暴力団や元受刑者の更生支援活動とかしてればワンチャンあったかもしれないけど。

返信3

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men***** | 5時間前

とっくの昔に議員辞職してるべきシロアリが血税を貪ってるよね。此の方もその一人。他ではカン、ノダ、レンホー、ヤマオ辺りか。

返信7

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sun***** | 5時間前

裁判所からお墨付きとなれば、これは総理大臣への大きなハードルになるな。外交となると飛行機に乗るときに顔でてしまうしな。野田のことだから自民総裁になる見込みがでてきたら離婚するかもしれないな。そうなると重篤な子供のことが心配になるな。

返信5




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