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「政策不在」の「政策選択」

2009年07月25日 | 国会・政党・選挙
■ 「政権選択」より「政策選択」

 麻生首相は25日、仙台での自民党の会合に出席し、次の総選挙について「政権選択ではなく、政策を選択してもらわなければならない」と語ったそうです。
 その点については私も、珍しく麻生首相と意見が一致します。
 衆議院が解散されて以来、もう総選挙に突入したかのように、街頭がにぎやかですが、聞こえてくるのは、候補予定者の名前の「連呼」ばかりで、「政策」はほとんど聞こえてきません。
 それもそのはず、現時点でマニフェストの原案などを公表している政党は、解散前に公表した社民党、解散直後に出した国民新党、民主党だけで、その他の政党は未発表です。
 つまり、麻生総裁が率いる自民党も、また連立を組む公明党もマニフェストを明らかにしていないのです。

■ 悲惨な自民党

 特に自民党は悲惨です。
 今回「政権選択より政策選択」と言った麻生首相は、昨年から「政局より政策」と訴え、「政策」重視を打ち出しては、その「政権担当能力」をアピールしてきたはずです。
 ところが、解散直前まで続いた「麻生降ろし」という内紛と、その余波を引きずり党としての「政策」の一本化すら出来ない状況にあります。
 総選挙後も、政権を担当しようというのなら、それだけの「政策」を一刻も早くまとめ上げ、有権者に理解を求めるのが当然なのに、その目途も立っていないのです。
 このような「政策不在」の政党に、誰が本気で「政権担当能力」があると思うでしょうか。

■ 危なっかしい民主党

 一方、民主党も危なっかしくて見ていられません。
 マニフェストの原案は発表されたものの、その「政策」を訴えている候補予定者は皆無です。
 代表が小沢氏から鳩山氏に代わった途端、これまでの民主党の姿勢を支持してきた人々を裏切るような、「政策」の「ぶれ」が目立つというのもその一因でしょう。
 麻生首相と大差ない鳩山代表の「ぶれ」は、案の定、国民の不信を買い始め、与党や一部メディアの格好の攻撃材料となっています。
 「攻撃」するならまだ良いほうで、民主党の「勝ち馬」に乗ろうとするあまり、自民党の方針にすり寄ることさえ「現実路線」と賞賛するメディアも出てくる始末で、それでまた増長しているのですから、情けない限りです。

■ 早くマニフェストを明らかにせよ

 個々の「政策」については、その他の各党のマニフェストが出揃ってから論じることにしたいと思いますが、そのためにも社民・国民新・民主以外の各党は、一刻も早くマニフェストを出してほしいものです。
 もっとも、これまで述べてきたように一貫性の欠片もない二大政党の「政策」をどこまで信用して良いのかも疑問ですが、「政策」も持たずに、ただ名前を連呼しなければならない候補予定者も哀れですし、何より「政策不在」、「判断材料」が隠されたままでは有権者が不幸です。
 どの党も国民の支持を得たいと思うならば、他党に真似されるほど国民のためになる「政策」を打ち出し、支持を訴えるべきであり、そうしなければ、厚い雲のように日本を覆っている閉塞感を打ち払うことなど、できないのではないでしょうか。

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