まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

「生き方としての宅老所 起業する若者たち」

2015-01-31 01:09:37 | 日記
「生き方としての宅老所 起業する若者たち」監修=三好春樹

私がこの本から学ぶことがあるとすれば、それは実務的な面だけです。というのも、起業に至る心理的な過程については、わかりすぎる程わかるのです。失敗例から学ぶことはあるかもしれませんが、私にとって成功例はあまり参考にはならないのです。でも、こういうたぐいの本は、旧友イデチューに読んで欲しいなぁ。というわけで、旧友イデチューへの公開ラブレター。

あのさ、オレがもし仮に、あくまでも仮にだよ、自分で商売を考えるとしたら、相棒はお前しかいないよ。少なくとも今のオレにはお前しかいません。なぜなら、お前には類まれな営業能力があって、オレには、お前にはないマネジメント力がある。つまり、タイプの異なるふたりたからこそ、お互いの弱点をカバーできる。な~んて、本当は、お前ひとり、私ひとりでは、欠陥だらけなんだろうね。つまり、二人組で、ようやく一人前なのかもしれない。

ちなみにオレは(というか、おそらく私の一族は、ですが)、ご承知の通り、従属に生きるタイプなので、独立には向きません。商売に向いていない、というよりむしろ、勤め人に向いているんだよ。その葛藤は、農業の挫折の時に強く感じました。だからこれは、夢ですらないのかもしれません。でもさ、もし宝くじでも当たったら考えてみて欲しい。お前が復活する、つまり、親孝行に通じ、子供たちの尊敬を得る道は、ここしかないとオレは思う。ということを、この本は教えてくれる。食品業界と同様に、需要は必ずあるのです。だから、先ずは、何かの縁で出会った人たちに対して、少しでも役に立てるように努めることだと思う。結局はそれだけのことなんだ。儲かるビジネスやその取捨選択は、後から考えればよい。この業界も面白くてやりがいがあるよ。しかも、人の笑顔を実感できる時がある。

なぁ、イデチュー、たまには一緒に飲みたいなぁ。だって、この本を読んでいたら、こんな馬鹿話をしたくなったんだもん。なぁ、オレたち、北野武監督の「キッズ・リターン」のように、まだ始まってすらいないのかもよ。
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