まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

がんばれ角田(言葉狩りが嫌いだ)

2024-07-01 01:21:49 | 日記
その昔、カピロッシVS原田哲也という大問題のレースがあり、当時の僕は、とても憤り、かつ、消沈していました。
いくらなんでも!それはないだろう・・・。
当然、僕の怒りの対象はカピロッシ(の愚かな行為)でしたが、むしろ、それ以上に、我が国ではマイナーなカテゴリー(モータースポーツ)だった故に、マスコミの多くが騒がず(報道せず)、結果、多くの日本人がその事実を知らないことにありました。
大谷翔平だったならば、大騒動だっただろうに!
カピロッシという才能だけの(人格を伴わない)糞野郎は、それなりの制裁は受けたものの、原田選手の偉業の損失や、彼の心中を察すると、僕個人的には、いまだにやるせない感じが残ったままなのです。

角田裕毅。応援し続けています。唯一の現役F1ドライバーですし、優れた日本人ドライバーであることは明白ですし。
で、今回の差別発言報道について言いたいことは、僕は全面的に彼(角田)を支持しているということと、彼に罰金(4万ユーロ!)だなんて、許せない、ふざけるな!ということ。
仮に、絶対に使用してはならない言葉があったとします。
それは例えば、放送禁止用語的な、あるいは、人種差別的な。
「retard」検索をしてみて下さい。
彼の置かれた状況で、無線で発する言葉(「和訳」)として、適切な単語だったかどうかはわかりませんが、少なくとも間違ってはいませんでしょう。
スラングの意味を使用をする意図がなかった(行為に対して怒っている、もしくは、つぶやいている)ことは明白で、当然、相手を侮辱、貶めるつもりはなかったわけです。
しかも、相手に直接話したわけではないし、もっと言えば、相手から謝罪を求められたわけでもないはずです。
それなのに、海外メディアで騒がれ、問題視され、謝罪と反省を強いられ・・・。
知らなかっただけなのに・・・。
謝罪と反省をしているのに・・・。

そして、言葉にも罪はありません。
差別、軽蔑、侮蔑、言葉そのものが悪いはずもなく、その発言の根拠となる、心や感情の問題なのです。

とにかく、日本語を母国語とする我々は、先ずは、消沈しているであろう彼(角田選手)を慰め、さらなる応援をする必要があります。
さらに、国内メディアが取り上げられないことに関して、憤る必要もあるのではないかと、僕は思っています。
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