まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

We Can Talk About It Now !

2013-07-30 10:30:01 | 日記
1986年3月4日、リチャードは自殺した。「世界一の白人ボーカリスト」少なくともエリック・クラプトンはそう思っていたし、そう言ってもいた。そして、少なくともリヴォンは、リチャードこそがザ・バンドのリード・ボーカリストだと思っていた。優れたドラマーだったリヴォンは、リチャードのことを優れたドラマーだとも思っていた。彼にしか叩くことが出来ないドラミング。他の誰にも真似出来ないドラミング。

リチャード死を、ロビーはリヴォンたちのせいだと思ったのだと思う。リヴォンはリヴォンで、ロビーのせいだと思っていたに違いない。両者の亀裂は決定的になり、17年間の友情は消え去った。でも、心の奥底では、通じ合っていたのだと、そう信じたい。私はエリック・クラプトンの立場なので、どちらの気持ちもわかります。芸術に生きたロビー。音楽人生に生きたリヴォン。

はっきり言えることは、リチャードの死は、皆の心をズタズタにしたいうこと。彼の声に慰められていた私たちの心をズタズタにしたということ。リチャードの将来、未来が消えてしまったということ。人の生き方に正解はありません。誰も間違ってはいなかった。誰も。でも、どちらかというと私はリヴォンの生き方を支持したい。だって、それでも人生は続いていくのだから。

8月2日はガースのライブです。本当に楽しみです。ザ・バンドなき後、本当に優れた音楽を残したのはガースだけだと思う。ガースだけは、ひとりでも(否、奥さんと一緒だったからなのかな)演奏をすることができたのだ!

「ウィ・キャン・トーク」リチャード・マニュエル


今こそ語りあおう!
ぼくたちににはそれができるのだから。
知ってますか?
この曲、清志郎もカバーしているんだよ!
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