〔音楽療法〕アヴェ・マリア

2010-12-24 10:35:03 | 音楽療法
今日はクリスマスイブなので、それにちなんで
『アヴェ・マリア』について書きたいと思います。

バッハのバージョンとシューベルトのバージョンの両方があり
ますが、2つに共通することに触れます。
マリア像などを見ていますと、いろいろなものがありますが、
総じて慈悲に満ちていて、天の恵みに感謝している表情が
伺えます。
『アヴェ
・マリア』は、慈悲深さという包容力と、
凛とした厳粛さを感じます。
バッハバージョンは、フランスのグノー編曲でうたわれたのを
聴きますと、悲しさが少し混じった喜びを、
シューベルトバージョンは、とても清廉で背すじがピンと伸びる
おごそかな感じを受けます。
宗教的な意味はぬきにして、ただ音と歌に聴き入るだけで、
心が洗われてくる体験が味わえます。

バッハバージョンは、結婚式のバック音楽でも流されていることも
あるようですが、祝福の歌でもあるのでしょう。

こんな素晴らしい曲を今宵、家族だんらんで、またはカップルで
味わうのも一興かもしれません。
もちろん、山下達郎やワムもいいと思いますが。