〔音楽療法〕モーツァルトらしい交響曲25番

2010-07-06 09:43:07 | 音楽療法
あの映画『アマデウス』の冒頭でも流れる、モーツァルトの
交響曲25番第1楽章は、心地よいテンポに胸が躍らされます。
イントロから弦楽器が小気味よく奏でられ、心が浮き立つ高揚感!

哀愁がありながら快感が味わえる、まさにモーツァルトらしい名曲のひとつだと
感じます。この曲を聴いていると、自分自身の五感が感化されるような気配を
感じます。眠っている感性がふっと呼び覚まされる感じなのです。
音の連鎖が強烈に、しかもリズムよく作られているので、聴いている側は
頭で理屈であれこれ考えているひまなどありません。ただただ、音に感じ入るだけ
です。心地いい音が脳にダイレクトに入り込んで、掃除してくれる。しかも、
『あなたの眠った感覚を起こして上げる』とばかりにリズム感のある音が
脳を刺激します。
何なのでしょうか? 言葉よりも実際に聴いて感じるのが一番ですね。

映画『アマデウス』の中では、サリエリという先輩の宮廷音楽家がモーツァルトの
才能に嫉妬する場面が多々描かれています。
「われわれは凡人。私は、その凡人の守り神として、その先頭を走るさ。君(サリエリ
の話に耳を傾けている神父に対し)も同じ仲間だよ。神は凡人には才は与えず。けれど、
その神は天才さえも打ち捨てた!」と最後は、苦しんで死んでいったモーツァルトに
対して懸命な負け惜しみ(?)に聞こえる言葉を吐くサリエリが映画では描かれます。
(台詞の中身は正確ではありませんが、そのような内容を吐いた記憶があります。)

それくらいサリエリはモーツァルトの才能を知り、認め、驚き、嫉妬しました。こんな
不平等なことが許されるのかと。そして、神をも恨みます。

モーツァルト没後、220年くらい経ちますが、今や彼は生前よりもその才能が
認められ愛され、また美化されて、音楽が親しまれています。
この1大文化遺産で五感を刺激して感動力を高めるために活かさない手はないのでは?
と思います。
「心地いい音」は、「いい匂い」「いい味」「いい感触」「美しいもの」に勝るくらい
感動を与えてくれる。そんな思いです。

7月5日(月)のつぶやき

2010-07-06 00:47:43 | ゴルフウイークリー
13:30 from web
本当に本気で取り組んで努力を積み重ねた人なら、結果が成功でも1時的な失敗でも、感極まって涙が湧き出てくるものなんですね。数々のスポーツ選手を見てそう感じます。彼らが見えないところで、どれだけ努力してきたかが、その瞬間わかります。分野は違えど、そんな人生を送りたいですね。
20:16 from web
本気で目標達成に向けて努力する!その努力は傍から見ると大したレベルじゃないかもしれません。でも、自分にとってこれ以上できないくらい懸命に頑張ることで、次が見えてくることも。離れていく人もいるかもしれないけど、見てくれている人もきっといるはず。だから、頑張れるのかも。
by wamgolf on Twitter