”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

四国88ヶ所自転車遍路~7日目~

2005年09月25日 | ちゃりんこ
■7日目のデーター
走行距離:125.0km、走行時間:8.24hrs、平均速度:14.9km/h、参拝札所:37番岩本寺~38番金剛福寺

■9/25(日)
まるか旅館、部屋は汚いが食堂は綺麗だった。朝食は焼チクワに味噌汁、海苔に生卵、おひつのご飯完食おコメは美味しかった。歯磨きトイレの後空気入れ借りて自転車の空気補充した。今日は足摺金剛福寺まで87km、四国遍路の最長距離である。土佐修行の道場もいよいよ後半戦、荒々しい土佐湾の眺めが楽しみだ。台風接近の影響か、特にうねりが大きい。岩本寺を過ぎ、佐賀町あたりから海岸線に出た。以前の中村市が「四万十市」に変っていた。四万十の渡しを渡るべく、下田に向かう、12時5分前に乗り場に到着したが・・何と「台風の為欠航」の張り紙・・・ガックリ。已む無く四万十大橋まで引き返し橋を渡った。

土佐清水に入ってから海岸沿いの道で足摺岬を目指す、途中歩き遍路道に入った所、浜辺の砂浜を通過、その後急斜面が現れ自転車担いで通過する。歩き遍路道に自転車で侵入するのはやや危険かも。途中から車道に変更した。15:00金剛福寺着。今日も汗だくだ。納経所で坊さんから自転車ですか、ご苦労様・・と言って「四国最南端、補陀洛渡海の霊地 足摺山金剛福寺」と書いた手ぬぐい貰った。そして竜串方面への楽なルートを教えて貰った。自動車道は急な登り坂が有るので止めとけ、海岸沿いの県道が自転車には楽だとの事、教えられた道を竜串向け走る。狭いが快適で景色も良い道だった。途中「ジョン万次郎生誕の地」という看板が有ったので寄り道し。記念碑を見た。そこは小さな漁村だった。竜串の爪白キャンプ場に17:00着。

キャンプ場の管理人小屋は閉まっていたので場内をウロウロしていたら何処からか管理人が現れた。テント無しで寝れる所無いか聞いたところ、調理棟かシャワーハウスの入り口、もしくは東屋がどうだ、と教えてくれた。キャンプ料300円支払い、ノートに住所氏名を記入した。シャワーハウスはタイル貼り、電灯も点く、良く掃除されていて綺麗、屋根も有るので言う事無し。決定!。タイルの上にポンチョを広げ、ここで寝ることにした。荷物置き、シャワー浴びサッパリし上着着替えて近くのマーケットまで食料買出しに行く。ちらし寿司にビール、カツオのタタキとキュウリ2本に蚊取り線香を調達。キュウリかじりながらタタキでビール飲んでると一人シャワー浴びに来た。東京から来たサイクリストらしい。芝生にモンベルムーンライトⅠが張って有ったが、これは彼のらしい。明日東京に帰るらしい。少し話した。

その後寝転がって本読んでたら、近くでデカイテント張ってた熟年夫婦が声を掛けてきた。1Boxカーで北海道帯広から石垣に移動中らしい。寒い北海道が嫌になり、暖かい石垣で永住する計画とか。酒飲みにテントに来ないか?とのお誘いだった。二人は今日が爪白2泊目だそうで明日宿毛から九州に渡る予定らしい、その後沖縄を経て石垣へ・・・・もう北海道には帰らないとか。爪白キャンプ場の本日の利用者は私ともう一人のサイクリスト、それに帯広の夫婦の4名だけだった。少し話して疲れているので・・・・と断りねぐらに戻り爆睡。

・岩本寺


・岩本寺の看板


・荒れた海


・足摺に向かう


・太平洋


・金剛福寺の亀


・ジョン万次郎記念碑


・竜串の浜辺


・帯広夫婦のワンボックスカー


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