Go! Go! 後藤光雄

鈴鹿市議会議員 後藤光雄。鈴鹿に生まれて鈴鹿に住んで鈴鹿にやってきて「本当に良かった」といえる、まちづくりをともに!

父親参観日のメッセージ

2008-06-13 03:41:14 | 教育
                
 本日は参観ありがとうございます。
 さくら幼稚園をお選びいただいて、大切なお子様をお預けいただいているご家庭の皆さんに、書面での挨拶をさせていただきます。
 私も結婚して25年、先輩父親として3つの面から感じていることをお伝えさせていただきたいと思います。
---夫婦について---
 女性は出産という大きな事業を越えて「母」になります。男は自ら進んで父になるために学ばなければなりません。
 子にとって、母の声は安らぎ、癒し、安全なのですが、父の声は、緊張させてしまうそうです。だからこそ、お互いの役割を考えて子育てをしてほしいと願います。
 口うるさいけど、安心の母。叱るときは厳しい、生き方の規範、目標の父親になっていただきたい。
父親は外敵からの壁、成長して乗り越える壁になっていただきたい。
 男は、女性の母への変化についていけない部分があることを、女性側にも理解していただいて、帰宅したらすぐ子供の話で攻め立てるのではなく、男の頭のモードを仕事から家庭に切り替える「おかえりなさい、ご苦労様」の一言の思いやりが、お互いの関係を良くすることを伝えてください。
---子どもについて---
 こどもは、夜寝ている間に一日の活動のバランス(修復と、準備)を取っています。 しっかりと寝かせてください。つまり「早寝」です。
 朝日を浴びることが、人間の体内時計25時間が、地球の時間24時間への切り替え調節になっているそうです。つまり「早起き」です
 人間の思考は、脳の働きに依存しています。朝、何も食べないと10時頃には、脳が酸素不足を起こし働きが悪くなります。朝ごはんを食べることは、ブドウ糖が脳を活性することだそうです。大切な「朝ごはん」です。
 幼稚園生活では、喜びや驚き、気持ちよさを体験してもらうことを目的にしています。
 心が動けば、脳に刺激が伝わり活性します。どんどん発想が豊かになります。右手の動きは左脳が支配していて、理論的思考の助けをしているそうです。左手の動きは右脳が支配していて、直観、芸術的思考の助けをしているそうです。
 楽しく動くことが、身体のベースを作ることにつながっていると考えています。
---教育(子育て)が目指すもの---
 学校の役割は、ひとり立ちすることの手助けをすること。つまり親のすねをかじる生活からの卒業だと考えています。自立することはすべてのことに自分の意見を持つことだと思います。必要な情報と要らない情報を見分ける力が本当に必要な世の中になってしまいました。
 知識を多く詰め込むことに目を向けるより、知らないということを知ること。つまり知ることの喜び、知りたいという意欲を持つことが、生きる知恵につながる大切なことだと思います。
 学校教育は「入れた知識を、正しく出せるか」を評価する部分があります。どうしても減点式の評価になってしまいがちです。それを、やる気に変えてあげるのが大人の役目だと思います。
 体験して、感動して、心が動くことが自分を創っていくことだと思います。それが親の大きな仕事ではないでしょうか。きれいな花をみて、絵を描きたい思う子もいます。花を育てたいと思う子もいるでしょう。そんな花を売りたい、多くの人に見てほしいと思う子も、違う色の花にならないかと品種改良をしたいと思う子もいるかもしれません。これが個性です。この個性を育てるのが日々の生活です。
 子の成長を見守ることを通じて、ヒト一人ひとりが持つ能力、才能を如何に汲み出して共に生きるかを考えることが、親や地域の役目だとも思います。そういう意味で、親が地域活動に参加すること、子どもに体験させることが、自分や子供の世界観や、可能性を広げてくれるものだと信じています。

 皆様のお子様が、自分で幸せをつかんでいける成長を願って、職員一同力を合わせて保育をさせていただきます。園との連携をよろしくお願いいたします。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿