Go! Go! 後藤光雄

鈴鹿市議会議員 後藤光雄。鈴鹿に生まれて鈴鹿に住んで鈴鹿にやってきて「本当に良かった」といえる、まちづくりをともに!

東日本大震災

2011-03-14 05:15:17 | 出来事
 鈴鹿市庁舎12階の監査委員会室で、その地震の揺れを感じました。
幼稚園に電話をして、緊急地震速報が告知したかを確認すると、「えっ地震ですか?」の返事。
震度2程度だったようですが、庁舎の12階ではゆっくり、大きく、しかも長い時間揺れた地震でした。

 津波警報が出て、市は、災害対策本部を立ち上げ、職員は待機状態になりました。

 監査委員会の業務を終え、自宅に向かう5時頃、海岸上空をヘリコプターが飛び、海岸からの避難を叫んでいました。

 その時の、東北地方、岩手、宮城、福島県の状況は、後で映像で見ることになりましたが、過去最大の地震の状況には目を覆いたくなる、一瞬にして失ってしまった虚脱感からの回復が本当に心配になる状況でした。

 娘がお世話になった、常盤木学園高校には、避難所でもないのに300人ほどが批難して泊まりこんでいるとのことでした。2日ぶりに電気が復旧したが、水が断たれているのでトイレの問題が大きいとのことでした。

 無事に逃げ延びた方々の、安全と一日も早い復帰を祈りながら、突然命を失った多くの方の冥福を祈りながら、私たちがまずしなければならないのは、この地震から少しでも多くを学ぶことだと思いました。

 この地震が、東海、東南海、南海地震の3連発だったら、どうなるのかを学ばなければなりません。

 鈴鹿には、避難を知らせる、津波の襲来を知らせるスピーカーすら(同報無線)ないのです。

 緊急地震速報が市内全小中学校に設置されることになりましたが、万全ではありません。

 ニュージーランドの出来事、東北の出来事だと、対岸の火事のように眺めているだけではいけません。

 市民の生命と財産を守ることが、市の最大の役目、そして議会にも追わされている役目なのですから。

鈴鹿市議会議員 後藤光雄