Go! Go! 後藤光雄

鈴鹿市議会議員 後藤光雄。鈴鹿に生まれて鈴鹿に住んで鈴鹿にやってきて「本当に良かった」といえる、まちづくりをともに!

市営グランドの現状

2009-06-22 00:51:20 | 議員日記
 6月議会で、指定管理者制度の質問をしました。
制度上、行政側の窓口は、総務部が主管。
施設によって担当の部局が指定管理の評価内容などを決定。
評価委員会で出た答申を受けた市長が最終決定をするというシステムです。

 目的は、経費の削減と、サービスの向上。
指定管理をした施設の評価は、満足という回答でした。

 それに対して、
市の職員が管理していた時より、民間の短期雇用の職員に変われば経費は削減されて当たり前。
スポーツ振興、文化振興等の政策上の目標達成と、市民ニーズに対するサービスの向上に気をおいて指定管理者制度を運用してほしいという意味の質問でした。

 鈴鹿市の石垣池公園陸上競技場には、市営唯一の芝生のサッカー場があります。
昨年の陸上トラックの全天候化の工事中に、芝生のフィールドに入れないということで、芝生を刈り込みせずに夏を経過してしまいました。(気がない!)
芝は軸刈りとなり、ターフ(ジュータンのような芝生)化できないまま冬を越してしまいました。

 以前から、スポーツ課や、指定管理をしている事業管理公社には、芝生の管理契約を6月からではなく4月からにして、芝生のターフ化に最も大切な5月6月の管理をしっかりできるようにと契約期間の見直しをお願いしていました。

 そもそも事業管理公社とは、市営の労働福祉会館や、伝統産業会館、農村環境改善センター、西部野球場、白子駅東自転車駐車場、西部体育館、石垣池公園陸上競技場、プール等11の施設の管理運営業務を行っている公社で、理事長は、市職員のOB、専務理事も市職員OB,理事も市の部長の現職、OB等が名を連ねる団体です。

 やはり民間のようなサービスができていないということの一例ですが、
5月24日、6月14日、21日に石垣池公園の陸上競技場の天然芝グランドで、東海リーグをするために予約をしてありながら、グランドコンディションの悪さでスポーツガーデンの人工芝で当該試合を行ったということもあり、7月12日には、石垣池陸上競技場のピッチで試合をしたいと確認に行ったところ、グランドの凸凹が治らないので7月12日まで芝を刈れない。今年一年かけて、凸凹を直して来年はいいグランドにする。という返答だったようです。

 しかしこの答えは利用者をバカにしています。
グランドの凸凹で芝を刈れないという事はないはずです。
ターフにするために大切な4月から5月の刈りこみと肥料の散布、利用の制限等できれいなピッチができるはずです。

 どうも、今年は、6月も20日が過ぎているというのに、まだ芝生の管理委託の契約ができていないようなのです。

 事業管理公社の事業報告、管理運営業務の遂行にあたりましては、安全に利用していただけるよう配慮し、市民に親しまれる施設をモットーに、効率の良い市民サービスを提供し、市民の福祉と文化の向上に努て参りました。という言葉が行政用語の「検討します」と同様に虚しく聞こえてきます。

 こういった指定管理の在り方に、目をしっかり向けてほしいという話を総務課にすると、施設各々のことは担当部局が責任をもっていますので・・・。
総務課は、業者選定の事務的役割をはたしているだけですといった態度の返答が来ます。

市民にとって、市は一枚板だという意識が欠如しています。



平成21年6月定例会(6月10日)一般質問 後藤光雄
 1. 白子市民センター日曜開設について
 2. 指定管理の在り方について