Go! Go! 後藤光雄

鈴鹿市議会議員 後藤光雄。鈴鹿に生まれて鈴鹿に住んで鈴鹿にやってきて「本当に良かった」といえる、まちづくりをともに!

県行政に感激

2008-08-28 17:39:47 | 出来事
 本日、三重県健康福祉部子ども局子ども未来室の「家庭の教育力向上支援会議」がありました。

 家庭教育啓発資料「つくしんぼ」発行についてと、家庭教育に関心の薄い親を対象にした家庭教育リーフレット発行に関する会議でした。

 「つくしんぼ」用に各委員から寄せられた原稿について、字句の使い方からより伝えるには…というディスカッションをしました。

 家庭教育リーフレットについては、校正原稿を前にもう少し手を入れる場所の確認作業をしました。


 リーフレットを前に色使いの話をしていたところ、事務局の方が「メガネでのぞいてみましょう!」というではありませんか。
 問いかえすと、県広報などは以前から、教育委員会の発行物も昨年からカラーユニバーサルデザインの考えのもと、色弱者にも識別できるように「メガネ」を使って確認しているとのこと。

 6月議会の一般質問で、カラーユニバーサルデザインの導入をお願いしました。
産業振興部の職員の働きで、7月に鈴鹿高専の先生方とLED式信号機についてのミーティングを設けていただいた席で、この「メガネ」の存在を知ったばかりなのに…

 さすが、県の取り組みは…
 鈴鹿市には、情報が伝わっていないのだろうか…

 考えさせられました。

太陽と海の教室

2008-08-27 12:10:40 | 語呂・語録
 フジテレビ月曜21:00から、織田祐二主演の学園ドラマ
「太陽と海の教室」から熱いメッセージを頂いています。

 8月25日の第6話。
「私には、誕生日がありません。…捨てられたから…
祝福されずに生まれてきたの…」と実の親に捨てられてしまった女の子の話でした。

 その娘が、「人間はどうして泣きながら生まれてくるか知ってる?」「生まれてくるのが嫌だからだよ!」と言う。

 織田祐二の言葉がいいです。

 昔、焼け野原で炊き出しや祭りのボランティアをしたことを例に、
「…大変な時だから、祭りをするんだ。
家を、家族を、全てを失った人たちがいる。
全てを失った人は、泣き叫んだりしない。
ただ、呆然と立ち尽くす。
祭りは、そんな人のためにある。
もう一度泣く、笑うってことを思い出させるために…

涙を流せば、生きてるって感じる。
笑い方を思い出せば、あっまた明日を生きようって思う。

人間が泣きながら生まれてくるのは、
叫んでいるから。
僕はここにいるぞ!
私はここに生きているぞ!って叫びながら生まれてくるんだ…」


「誕生日とは、両親と子供が初めて出会った日」
この表現もいいですね。



 オリンピック中継に、目を熱くして見入って過ごした後の心にズバッときたセリフでした。
選手たちの積み上げたパワーが爆発する瞬間に居合わせる人たちに伝わる感動が、涙や、頑張ろうって気持を芽生えさせる…

 くだらない番組が多く、あまり見ない方がいいテレビですが
見ていただきたいなって思う番組です。





オスカーコーチの言葉

2008-08-10 03:31:01 | 出来事
 アルゼンチンのサッカーチーム。
あのマラドーナのいたチーム、ボカ・ジュニアのオスカーコーチを招いて7月の末に1週間のサッカー教室が鈴鹿市サッカー協会の主催で開催されました。

 オスカーコーチは52歳。スペインリーグでも活躍した名選手。
北京オリンピック、アルゼンチン代表選手の7名は彼の教え子だそうです。

 サッカー教室は主に小学生対象に行われたようです。
鈴鹿の子どもたちを指導しての感想を求められたオスカーコーチ。
「サッカーの技術のある子供もいたけれど・・・
この年代の子どもたちが当然身につけていなければならないことを身につけるように、指導者は目を向ける必要がある。
 コーディネーション能力やボディコントロールなど、もっと身につける環境づくりを考えてあげて欲しい・・・」

 プロのコーチの目は、日本の子どもたちの現状を読み取っていました。
鬼ごっこをしても、単純に「捕まえること」「逃げること」を楽しめていない。
子どものエネルギーを持ち合わせいないような動きが目に付いたと、通訳の方も言っていました。

 大人の評価を気にすることなく、思い切り動き回る気持ちよさを体感したり、できたりできなかったりの繰り返しに自分自身を叱咤激励したり、そんな遊びを経験せずに育ってきている子供たちの未来は決して明るくはない気がします。


 人が今より少し上質な自分を求めるとき、生まれ持つ5つの欲求が満たされるといいようです。
1つ目は、所属の欲求。家族、チーム、仲間・・・
   自分が属していることを体感する欲求。
2つ目は、力の欲求。自分の力を認めてもらえるということ。
   属する集団の中での自分の役割を果たせた実感。体感の欲求。
3つ目は、自由の欲求。選択の自由、動きの自由、心の自由・・・
   自分が感じたままに表現できる自由な欲求。
4つ目は、楽しさの欲求。
   うれしさ、楽しさを素直に追求できることの欲求。
5つ目は、生存の欲求。
   食べる、寝る、など生きるための欲求。


 この欲求が家族の生活の中で満たされる、子どもの世界を守るのが大人たちの務め。偏差値一辺倒な人間評価ではない学校や社会づくりに邁進しなければ、日本の将来はない!


 「サッカー以前にやることがある。」
オスカーの言葉は、まさに天の声。子どもたちの世界に目を向けましょう。
未来のために。