Go! Go! 後藤光雄

鈴鹿市議会議員 後藤光雄。鈴鹿に生まれて鈴鹿に住んで鈴鹿にやってきて「本当に良かった」といえる、まちづくりをともに!

学校の顧客は・・・

2008-06-30 14:47:55 | 教育
 学校は、子どもの未来の幸せを約束してあげるところ。
学校は、自分で未来を切り開く力を身につけさせるところ。

そうです。高校を卒業したら親のすねをかじらなくててもいいように、
自分の生き方を見つける努力をするところ。
そのために先生たちがいる。

「楽しくなければ学校じゃない。」
「面白くなければ授業じゃない。」
仙台の常盤木学園高校のように、掲げてほしい言葉です。


新しい言葉に出会いました。

学校の顧客は?

もちろん、親でも生徒でもありません。

「学校の顧客は、企業であり、社会である。」というのです。

親から預かった子どもたちを、企業、社会に送り出す。
いい製品にして出荷するように・・・
社会の一員として、税を納めて、人のためになる人材に仕上げるところが学校だというのです。

つまり、家庭は出荷元、仕入先ですね。
そして学校で、琢磨して社会に出る。

学校、先生方はこの任務に自覚と自信を持って邁進していただきたいものです。
磨かれる人材を甘えさせるためのクレームには毅然とした態度で臨めるように自覚してほしいと思います。
「お宅のお子さんを、社会の一員として世の中に出すためには!!」

少々きつい言い回しになりましたが、
昨今の少年事件、家庭崩壊の報道(報道を信じているわけではありません。)
学校の様子、教育委員会の態度なども見て感じていたことに
フィットするフレーズとして飛び込んできた言葉でしたので・・・

甘えだらけの世界では、人は育ちません。
学校の在り方、教育の在り方を真剣に考えなければならない「時」になっているというのに、先進国では、最も教育予算の少ない国と言われる日本の未来。

国も、県も、市町村も、真剣に取り組む姿勢を持ってほしい。
次の世代の為に、生きるのが大人の役目責任だと思います。
皆さん一緒に声を上げましょう。


父親参観日のメッセージ

2008-06-13 03:41:14 | 教育
                
 本日は参観ありがとうございます。
 さくら幼稚園をお選びいただいて、大切なお子様をお預けいただいているご家庭の皆さんに、書面での挨拶をさせていただきます。
 私も結婚して25年、先輩父親として3つの面から感じていることをお伝えさせていただきたいと思います。
---夫婦について---
 女性は出産という大きな事業を越えて「母」になります。男は自ら進んで父になるために学ばなければなりません。
 子にとって、母の声は安らぎ、癒し、安全なのですが、父の声は、緊張させてしまうそうです。だからこそ、お互いの役割を考えて子育てをしてほしいと願います。
 口うるさいけど、安心の母。叱るときは厳しい、生き方の規範、目標の父親になっていただきたい。
父親は外敵からの壁、成長して乗り越える壁になっていただきたい。
 男は、女性の母への変化についていけない部分があることを、女性側にも理解していただいて、帰宅したらすぐ子供の話で攻め立てるのではなく、男の頭のモードを仕事から家庭に切り替える「おかえりなさい、ご苦労様」の一言の思いやりが、お互いの関係を良くすることを伝えてください。
---子どもについて---
 こどもは、夜寝ている間に一日の活動のバランス(修復と、準備)を取っています。 しっかりと寝かせてください。つまり「早寝」です。
 朝日を浴びることが、人間の体内時計25時間が、地球の時間24時間への切り替え調節になっているそうです。つまり「早起き」です
 人間の思考は、脳の働きに依存しています。朝、何も食べないと10時頃には、脳が酸素不足を起こし働きが悪くなります。朝ごはんを食べることは、ブドウ糖が脳を活性することだそうです。大切な「朝ごはん」です。
 幼稚園生活では、喜びや驚き、気持ちよさを体験してもらうことを目的にしています。
 心が動けば、脳に刺激が伝わり活性します。どんどん発想が豊かになります。右手の動きは左脳が支配していて、理論的思考の助けをしているそうです。左手の動きは右脳が支配していて、直観、芸術的思考の助けをしているそうです。
 楽しく動くことが、身体のベースを作ることにつながっていると考えています。
---教育(子育て)が目指すもの---
 学校の役割は、ひとり立ちすることの手助けをすること。つまり親のすねをかじる生活からの卒業だと考えています。自立することはすべてのことに自分の意見を持つことだと思います。必要な情報と要らない情報を見分ける力が本当に必要な世の中になってしまいました。
 知識を多く詰め込むことに目を向けるより、知らないということを知ること。つまり知ることの喜び、知りたいという意欲を持つことが、生きる知恵につながる大切なことだと思います。
 学校教育は「入れた知識を、正しく出せるか」を評価する部分があります。どうしても減点式の評価になってしまいがちです。それを、やる気に変えてあげるのが大人の役目だと思います。
 体験して、感動して、心が動くことが自分を創っていくことだと思います。それが親の大きな仕事ではないでしょうか。きれいな花をみて、絵を描きたい思う子もいます。花を育てたいと思う子もいるでしょう。そんな花を売りたい、多くの人に見てほしいと思う子も、違う色の花にならないかと品種改良をしたいと思う子もいるかもしれません。これが個性です。この個性を育てるのが日々の生活です。
 子の成長を見守ることを通じて、ヒト一人ひとりが持つ能力、才能を如何に汲み出して共に生きるかを考えることが、親や地域の役目だとも思います。そういう意味で、親が地域活動に参加すること、子どもに体験させることが、自分や子供の世界観や、可能性を広げてくれるものだと信じています。

 皆様のお子様が、自分で幸せをつかんでいける成長を願って、職員一同力を合わせて保育をさせていただきます。園との連携をよろしくお願いいたします。

クリーンシティ(海岸清掃)に参加しました

2008-06-03 05:55:43 | 出来事
6月1日全市的に行われる「クリーンシティ すずか」に参加しました。

1985年にスタートした「クリーンシティ」は、小学校への通学路をきれいにする事から始まりましたが、青少年育成町民会議などの働きで寺家地区の海岸清掃のようにその範囲が広がってきています。

「拾う心が、捨てる心に響いてほしい!」です。

鼓ヶ浦海岸に集まってくださったのは、鼓ヶ浦中学校の生徒と先生方、本田技研のビーチクリーナー部隊の方々(正式名称がありましたが・・・スミマセン)寺家地区青少年育成町民会議の方や地域の方々・・・400名以上の力が集まりました。

海岸の南には、鼓ヶ浦小学校区の方々の活動が望まれ、北では白子漁港から白子地区の多くの人たちが海岸に出てクリーン活動をして下さる姿が見えました。

町民会議の方々が準備してくださったゴミ袋と軍手を頂いて、海岸から堤防までの間を清掃しました。
海水浴場の砂浜は、本田技研の方々がビーチクリーナーという四輪バギー車でごみを集積する装置を牽引してくださって見違えるほどきれいになりました。

海から打ち上げられるごみもありましたが、砂浜でバーベキューをして持ち帰らずに捨てられたごみも多くあり、テレビや、簡易ベッドなどの廃棄までありとても残念な気持ちになりましたが、「捨てる心に、拾う心が負けてはだめだ!」と汗をかきました。

きれいになった海岸で閉会式が行われ、お茶とアイスクリーム、大塚製薬さんからいただいた「ポカリスウェット」を頂いて、気持ちいい汗を拭きながら家に戻りました。

みなさんご苦労様でした。ありがとうございました。


閉会式で、一言挨拶をと言われたので、中学生たちに二つのことを伝えました。

「朝の海岸から、みんなが動いてきれいな海岸になりました。この気持ちよさが大切です。朝起きて、夜床に就くまでに一つでもちょっと気持ちイイ自分を掴むことが自分を成長させてくれること。勉強でもクラブでも何でもいい、ちょっとイイ気分の自分を掴むための努力をして大きく成長してください」

「海辺で育った人には、海辺の文化、考え方があります。山で育った者には山の文化や考え方があるように。この考え方の違いに気づくことも、自分を成長させてくれるひとつです。そのために海辺の生活を大切に、この環境の中で思いっきり遊んで、この環境を大切にしていってほしい」

砂浜が50㎝は高くなっていると、子供のころ海岸で遊んだ方が、足洗い場や、モニュメントの埋まり具合を例に説明してくださいました。
ゆっくりですが、砂浜も動いています。
自然の大きさに触れ、この自然を受け伝えていく義務を感じ、人間の小ささと大きな可能性に気付いてほしいと願っています。