Go! Go! 後藤光雄

鈴鹿市議会議員 後藤光雄。鈴鹿に生まれて鈴鹿に住んで鈴鹿にやってきて「本当に良かった」といえる、まちづくりをともに!

旭山動物園視察

2007-08-25 21:21:39 | 会派活動
旭山動物園を視察しました。

旭川市の旭山動物園を訪れました。
動物の人権(?)を尊重した飼育。動物が見学者を見て楽しんでいるといわれる旭山動物園は、うわさのとおり生き生きした姿で私たちを迎えてくれました。

 全国的に有名となった施設であるが、敷地の広さは東山動物園と比較してかなり手狭であり、また、丘陵地であることから展示についての制約が多い。

 大きな特色は、それらの要素の上に、入場者を増やすための案を職員(特に飼育係り)から募り、実現していることにある。

 8/11~15は221:00まで「夜の動物園」と称して普段見られない動物たちの姿を見ていただく機会を創ったり、ペンギンの散歩で有名な「雪の中の動物園」など、動物を自然に近い状態で観察できる展示方法は、少ないスペースを有効に活用できる方法でもあり、従来の枠組みにとらわれないことの大切さを物語っている。

 特に、オランウータンの生き生きした姿、アザラシの見学者を見定めている様子などは、旭山動物園ならではの光景であった。

 入場料は、中学生以下無料。大人580円。団体480円。入園者数は、平成9年度306,255人が平成16年に1,449,474人。平成17年度には2,067,684人と驚異的な伸びを示し、入園者は大人が多く、またリピーターも多いということでありました。

 しかし、旭川市としての課題は、観光地としての旭山動物園のポテンシャルは高くても、そのほかにしないに観光と滞在につながる要素がなく、周辺の温泉のある観光地に宿泊観光客が流れていることと、今後、同様な展示法を全国の動物園が導入した際に、差別化が計れなくなり、来園者の減少が考えられるということという。

 鈴鹿においても、F1の撤退などは大きな痛手であるが、いかにして観光集客の拠点となるかを模索する必要がある。
 
 観光基本計画が策定されたが、ホスピタリティのある施設整備、リピーターとなるような施設運営が重要であり、それを活用するためにも現場で働く、また、現場で運営をする人たちに企画から任せることを大胆に行うようなことも必要ではないかと感じた。 

函館視察

2007-08-25 20:24:00 | 会派活動
 函館視察に出かけました。



すずか倶楽部の4名で「地域交流まちづくりセンター」を視察してきました。
歴史あるデパートの利用をめぐって、再利用する、解体するという中で、函館の旧市街の賑わいを呼び戻すためにもということでまちづくり会館へのリニュアルが決まったそうです。

 この施設は道南のNPOの中間支援を目的に、地域住民にとって象徴的である建物(大正12年建設・丸井今井呉服店函館支店)を平成17年度から2年・6億8千万円をかけて再生して、運営をNPOが中心になった組織で運営しているものである。
 
 場所は函館市(人口:294,000人)旧市街の中心である函館山の麓に位置している。

 この場所が選ばれた理由は、函館市が合併し市域が広がると同時に、北側の新興地に旧市街から人口が流出し、旧市街で高齢化と過疎化が進んだため、旧市街地域活性化のひとつの要素としてでもある。(郊外は人口が3倍に膨れ上がり、旧市街地は、3分の1に減少した)

 開館後の利用については、ホールを中心に(272㎡1日10,000円)利用が上向きであり(研修室2室・500円/時間、会議室2室・300円/時間、貸し事務ブース4㎡・3,000円/月額)また、古い建物に思い出のある市民の来訪も多いなど(喫茶エリアもあり)、効果があるということである。利用者は、開館当初120~130人が、400~500人/日となり、イベント開催日は1,000人/日の利用者がある。

 今後の課題としては、利用者の増大に対応するためにも人員増が必要でということである。収入に対して市からの財政支援は大きいが、当該地域の活性化という面から考えれば意義のあるものと考えられる。

 函館市では公民館数が少ない代わりに、地域集会所がまちづくりの起点として活用されており、当該氏摂津はそのような函館市におけるまちづくりの拠点的な意味あいが低いが、鈴鹿市におけるセンターの位置づけについて考えるとき、各地域公民館ひとつひとつをまちづくり・市民活動の拠点とし、それらを統合して全体の活動の拠点。情報の集積地としてのセンターの構想は有効と考える。

 地元商店組合は、商業施設としての再利用を提案していたようであるが、行政側の意向に押し切られたと語る商店主もいて、指定管理者制度や、まちづくり支援などの行政の流れと、公金の使い方のありようとして興味深い施設利用であった。

劇団「四季」のアイーダを観賞しました

2007-08-24 18:48:41 | 出来事
鈴鹿市議会議員 後藤光雄 8月22日(水)名古屋の新名古屋ミュージカル劇場でさくら幼稚園の職員研修として「アイーダ」を観賞しました。

物語は、ディズニーのお話しですから、充分胸を打つ場面がありました。

劇団「四季」の演出には、いつも驚かされます。もちろん今回も。
浅利さんの思い入れを強く感じて、勉強させられます。

自分達にできることで、2つの事を感じて帰りました。

1つ目は、客席の配置方法。市民会館、文化会館等々の席の配置は、階段状に傾斜をつくって後ろの人の視界を確保しようとしています。
もちろん新名古屋ミュージカル劇場も、傾斜をつくって視界を妨げないつくりになっています。加えて、前の人と人の間に後ろの人の席が配置されているのです。
つまり、通路側は凸凹になっているのですが、・・・
こちらの方が見やすいに決まっています。こちらが、スタンダードでなければならないのかも・・・
観る側の論理、造る側の論理。旭山動物園の視点も思い出しました。

2つ目は、劇中に胸を打たれて涙があふれる瞬間がありました。
同じ感覚を、私はサッカーを観ていて感じたことがあります。
新潟スタジアムには、2万人、いや4万人もが応援に駆けつける事があります。
スペインのビルバオも4万人がいつも応援しているそうです。
おそらく、胸を打つシーンを経験しているのでしょう。
まだまだスポーツが、文化となりえていない日本も、スポーツに携わる一人として
努力していかなければ・・・

倉本さんの「富良野塾」打ち切りが報道されました。
生身の人間が舞うことで、人々にメッセージを送る
大切にしたい文化だと思っています。

国会議員の報酬

2007-08-11 13:25:44 | 議員日記
鈴鹿市議会議員 後藤光雄 サンデー毎日2007.7.15号 牧太郎氏の記事が興味深かったので紹介します。

国会議員に月額125円の『通信費』が配られるようになったのは、1947年。
これが、1963年に『通信交通費』と名前を変えて月額10万円に。
 JRのグリーン車がタダ!私鉄・バスも無料!飛行機も月4往復タダ!国会議員用の乗用車 が200台もあり、タクシー代もいらないのに・・・

1974年に『文書通信交通費』になって月額35万円に。年間420万円しかも無税。
これが現在は、東京在住議員にも配られる滞在費を加えて、『文書通信交通滞在費』月額100万円になっています。
・・・この錬金術を日本語では『ドロボウ』という。・・・

記事はまだ続きます。

国会議員の特権。
歳費・月額132万8千円。年間1593万6千円。
ボーナス・年間635万4480円。
無税の文書通信交通滞在費・年間1200万円。
立法調査費・年間780万円。
国内出張は、宿泊費込みで日当1万9200円。
海外視察費・170万円の支度費。
秘書人件費・公設秘書3人分合計約2000万円。
議員年金は、勤続10年で年間412万円。50年だと700万円以上。

ちなみに、アメリカの議員は、年間1800万円前後だそうだ!


皆さんご存知でしたか!?
国会議員の数を乗ずると・・・・・
驚きの記事を紹介しました。

見直しを言い出す議員は、いないのでしょうか・・・


全国高等学校女子サッカー選手権大会

2007-08-07 06:16:38 | サッカー
鈴鹿市議会議員 後藤光雄 次女の三知がお世話になる常盤木学園が8/4の準決勝戦で鹿児島の神村学園に負けました。

どちらも優勝をめざして日々トレーニングしているチームです。

気持ちで闘ってくる神村学園に対して、準々決勝で見事な連携で10得点した常盤木学園は、戦術で闘おうとしたようです。

サッカーが世界中で愛される理由の一つ。ボールが丸い。故にどちらに転がるかわからない。勝敗がです。何が起こるかわからない。だから面白い。・・・

気持ちの入った、出足のよさに常盤木の連携の歯車が狂い始めて、最後まで修正できないままの敗戦でした。

やりきっていない状態での敗戦に肩を落とす娘に一つ伝えました。
相手の強い気持ちに負けないように、チーム線術で!・・・あしらおうなんて事がたやすくできるはずがない。
相手以上の気持ちの上に、チームの目指すサッカーを展開しようとする気持ちが乗っからなければ。先取されても、自分達のサッカーを展開する事に集中すればこそ、結果がついてきてくれるんだと・・・。

山岳救助士の話しを思い出していました。
娘との再会を願いながら命を落とした遭難者を、2日間ふもとの村まで背負ってきた救助士は、「山に入る前に、スパゲッティを食いきれないほど食べておいてよかった。遭難者を背負える力があって本当に良かった」とそのことばかりを考えて歩きつづけたという話しです。

気持ちが身体を動かします。気持ちで体が動かなくなります。
戦いの場に乗るまでは、いかにいい準備をするかです。
戦いの場に乗ったら、ベストを尽くす強い意志が、輪になるかです。

1本の鋼鉄よりも、鎖のほうが強い事があることを、伝えました。