Go! Go! 後藤光雄

鈴鹿市議会議員 後藤光雄。鈴鹿に生まれて鈴鹿に住んで鈴鹿にやってきて「本当に良かった」といえる、まちづくりをともに!

3月議会報告(緊急地震速報設置に関して)

2010-03-30 15:50:33 | 議員日記
15日の文教福祉常任委員会で、小中学校の緊急地震速報の設置事業がなおざりになっているので22年予算には反対すると表明しました。
そして、23日の予算決算委員会でも、今この時期に緊急地震速報の設置を1年以上先送りするのは、理解できないと反対討論しました。

21年度に、緊急地震速報設置事業が行われなかったわけです。

20年度のモデル設置事業を担当した、防災安全課は、「これからの設置は、担当課の仕事」つまり、公民館は文化振興部。保育園は保健福祉部。小中学校は教育委員会。というように考えていたのです。

私が追及した、教育委員会は「緊急地震速報設置は、防災安全課」と確認することもなく思いこんでいたのです。

つまり、保育園が未設置なことも、公民館が未設置なことも、庁舎内、つまり防災センター内で、震度5弱で地震速報される安全な環境で仕事する職員は、気に留めることなく「うちの責任ではない」と思い込んでいたということなのでしょう。

予算決算委員会の反対討論は、議員の仲間にも響いたようです。
「なんとかしなきゃなぁ」と声もかけられました。

すずか倶楽部では、本議会の採決をどうしようか考えました。
一つの方法は、否決して修正予算を議会案として提出する。(予算の予備費からの支出で予算立てをする)
あるいは、賛成して付帯決議の動議をする。

議長に申し出たところ、「220万円ほどの予算であれば入札の差額等で対応できないか」と企画財務部に確認をして下さり、「できる」という返事をいただいたとのことで、であれば執行の状況を見守り、一日も早く多くの施設に緊急地震速報が設置されることをお願いして、議会での反対の討論も、動議も出しませんでした。

責任の投げ合いを、コントロールするのは副市長や、市長の役目。
不正支給の国庫返還金は、市民に迷惑をかけないで、職員の寄付や弁償金で対応すると言った市長。
しっかりやってもらいましょう。

鈴鹿市議会議員 後藤光雄


中学校の卒業式

2010-03-19 01:56:56 | 議員日記
 3月17日鈴鹿市立中学校の卒業式に出席させていただきました。

 卒業証書を一人ずつ壇上で校長先生からいただく方法を生徒たちが望んだ、とのことで
厳粛な雰囲気の中で、静かに卒業証書を受け取っていました。

 壇上に上がり、校長先生と正対して一礼。一歩前に進んで右手左手の順で証書をいただく。一歩下がって、そしてまた一礼。証書を脇に抱えて降壇する。という流れを想像しましたが、違ったのです。

 右手左手の順で証書を受けるところから、軽い会釈ができていた子がほんのわずかで、ほとんどは、そこに置いてある証書を持ち去るように校長の前から移動していたのです。

 来賓の中から、「作法も教えられないのか!」という驚きの声が上がっていました。

 地域で子どもを育てる。親がきちんと躾ける。そして、確かな学力と生きる力を身につける教育を学校が担う・・・・・

 自分のことを振り返ると、証書の受け取り方は学校で教わりました。
卒業生代表が受け取っていた時代もあったせいかな!?とも思いましたが
生徒が希望したのなら、きちんと教えてあげて欲しいものだと思いました。

 いや、待てよ。もしかしたら先生が知らないのかもしれないなぁ・・・と、
ちょっと複雑な気分になった卒業式でした。

鈴鹿市議会議員 後藤光雄

平成22年度予算案に反対

2010-03-17 13:50:36 | 議員日記
 3月15日の文教福祉常任委員会
平成22年度一般会計予算に、反対しました。

 平成19年10月にスタートした緊急地震速報システムを、
鈴鹿市は、平成21年3月にモデル施設設置事業として
市役所、文化会館、白子公民館、神戸小学校、白子中学校の5施設に
館内一斉放送システムとともに設置しました。
そして、順次設置していくということでした。

 ところが、平成22年度予算に、緊急地震速報設置費は、計上されていません。
防災安全課にも、教育委員会にも。

 代表質問で、理由を問いました。

「津波情報も流すことができる、J―アラートをFMラジオを利用して
流すシステムを構築する。」が回答でした。
しかし、このシステムが利用できるのは平成23年以降です。

 市は「防災無線のデジタル化を進めるので、完了すれば学校の職員室には情報が送れる。」
と言います。しかし、22年度中のデジタル化が目標です。いつ完了かわかりません。

 地震の揺れが起こることを知らせる緊急地震速報システムの設置が、説明もなく
1年以上先送りされることが理解できません。

 鈴鹿市には30校の小学校と10校の中学校があります。
安全であるべき学校が、不審者の侵入に対する準備はするが、
残る15,000人以上の子どもたちに、地震の揺れを知らせるシステムを
導入しない理由は何なのでしょう。

 身を守る、身構えができる可能性が高いということは、負傷者を減らせることに通じます。

 今年に入って、大きな地震が地球のあちらこちらで起こっています。
地震速報も2度起動しています。
津波警報が発令しても、「海に近づくな!」と知らせる同報無線もありません。

 緊急地震速報を導入する予算は、1校当たり6万円弱です。
38校に設置しても、228万円弱です。

 この「緊急地震速報設置予算が計上されていない」ことは、
どうしても受け入れられないことなので、反対しました。

 一体何人の議員が賛同してくれるかはわかりませんが、
もしも、今年中に大きな地震が起こり、
システム導入校の減災に役立つ結果になったとしたら…

 地震が起こらないことを祈りますが、
1日も早い設置をすべきです。


鈴鹿市議会議員 後藤光雄