Go! Go! 後藤光雄

鈴鹿市議会議員 後藤光雄。鈴鹿に生まれて鈴鹿に住んで鈴鹿にやってきて「本当に良かった」といえる、まちづくりをともに!

スキーリフトの支柱と思いやり

2008-03-29 15:54:09 | 出来事
鈴鹿市議会議員 後藤光雄 恒例の春休みスキーツアーに出かけました。

27日20:00出発。
長野県小県郡長和町「ブランシュたかやま」スキーリゾートに0:30頃到着。
床暖房付の仮眠室で寝なおし。
8:30のリフト始動時間からスキー開始。
11:30から1時間の休憩と昼食。
12:30から15:30までスキー。
16:00白樺湖畔「すずらんの湯」天然温泉にザブーン。
18:00中央高速道諏訪湖PAで夕食。
22:00帰着。

小雪が舞う晴れ間の多い一日
出かけた小学生たちは、6時間みっちりとスキーをしてきました。

自然の中で、すごした時間を何時までも大切に。
親になったらまた子どもにあげてほしい。

ブランシュたかやまは、心配りを感じる「スキーヤーだけの銀世界」です。
モーグルコースあり、レーシングクロスあり、こぶ専、エアパーク、楽しいなんちゃってクロスもある。

富士山も見える360°のパノラマを望む頂上は最高。
初心者から上級者までが楽しめるスキー場です。

スキーリフトを支えるポールに数字が書かれていることをご存知ですか?
多くは、14/18のように分数で書かれています。

18個ある支柱のうち今14番目の支柱を通過。というように現在位置を知らせること。
万が一物を落としてしまったとき、場所を説明する助けにもなる。
客観的に説明ができる合理的な表示だと思っていました。

ブランシュの支柱には、数字が1から順番に、大きく書かれていました。
場所を示すには十分すぎる大きな字で、気遣いを感じました。
が、後どれくらいで終点かはスキーヤーの記憶力頼りです。

これが、スタートから数字が逆に減っていくように書かれていれば、後どれくらいかも、場所の説明も両方を満たすことができるのになあー

そんなことを考えてリフトに乗っていました。

誰のために・・・
何のために・・・

何かできることがあるかもしれない・・・

どう伝わるか・・・

既成概念をぶっ壊す見方をすることも必要ですよね。

成功の反対は、何もしないこと

2008-03-29 15:17:44 | 語呂・語録
鈴鹿市議会議員 後藤光雄 朝日新聞3月25日の「ひと」に、両腕のないハンディを越え、中学校教諭になる小島裕治(27)さんのことが載っていました。

授業中、裸足の右足は利き手になる。親指と人差し指でプリントを配り、挟んだチョークで軽快に板書する。

4歳の頃、大型車に両腕を轢かれた。
大学2年の時、ホノルルマラソンを完走した。
語学研修で行ったニュージーランドの小学校で、名前を足で書くと子ども達の歓声に包まれた。

「できることがある」

「無理だと思えることだって、工夫して努力すればできることがある。そのことを伝えたい」と教師を志したそうだ。

非常勤講師の今年、卒業を控えた3年生にはなむけの言葉を送った。

「成功の反対は、失敗ではありません。何もしないということです」

一般質問『神戸中学校移転改築について』

2008-03-17 20:04:15 | 議会活動
鈴鹿市議会議員 後藤光雄 3月10日(月)3月定例議会で一般質問をしました。議事録は、後ほどHPに掲載させていただきますが、要約を報告します。

 「神戸中学校移転改築について」①屋内運動場・プールの建設について②水泳の授業のあり方について 質問しました。

 2月15日の全員協議会で、神戸中学校の移転改築される校舎の基本設計(鳥瞰図・平面図等)が、配布されました。そこには、『教育委員会、先生、生徒、地域の方々などとのワークショップで検討した結果が平面図と配置図に示されている』『今後は、この基本設計を基に意見要望を踏まえて実施設計で詳細に検討を進めます』とありました。
そこで質問をしました。

というより、議員の意見はこのタイミングでしか言いようがないのです。

 質問の要旨は、体育館を横に5メートル広げて、武道館と別棟となっている設計を一棟にして武道場を2階にする設計に変更すれば、バスケットボール、バレーボールを同時に2面で大会開催できるし、ハンドボールの公式試合も開催できる。
 費用は増大しますが、1億5千万円以上が見込まれているプールの建設を止めれば、生徒だけでなく市民のためにもなる体育館となるのではないか という質問と

 中学校学習指導要領で必修となっている『水泳』の授業を県営鈴鹿スポーツガーデンで行うようにすれば、多くの利点が見込まれるがいかがか
利点
①市内全中学生に水泳に授業を提供できるようになる。
 現在は、10校中8校にプールがあり、神戸中学校も現在はない。
②スポーツガーデンのプールは、25mプールの他に、最深2.6m10コースの国際公認 の50mプール、最深5.2mの飛び込みプールがある。
 水泳の授業の幅が広がる。現在は飛び込み禁止の足で立てる深さのプールで授業。
③水道・薬剤・水質検査・ろ過機の点検費用が1校67万円。(修繕含まず)
 スポーツガーデンの中学生利用料金に市内全中学生(5480人)を乗じても、1,096,000 円。2校分の維持管理費にも満たない。
④スポーツガーデンは温水プール。学習指導要領の見直しで数学、理科などの主要教科授 業の増がいわれている。土曜日、長期休業の1日に水泳を振り替えると生徒の負担が軽 くなる。
⑤市内の中学生をバスで運ぶとしても、維持管理費用ほどかからない。
⑥スポーツガーデンの利用料収入が増えるということは、県民の負担が減るということ
⑦数年後に予定されている平田野中学校の移転改築時にも、プール建設費用1億円以上の 節約となる
⑧残るプールのない中学校は、敷地を取得する必要があり、プールとあわせて2億円以上 の費用が必要。これがいらなくなる
⑨プールが要らなくなれば、敷地がほかの事に利用できる。テニスコート、独居老人と  交流できる集会所など、生徒も高齢者にとっても役立つ施設なども可能となる

 以上のような利点を述べて、実施計画を作成する前にプール建設を止めてスポーツガーデンを利用する水泳の授業のあり方について、教育長に意見を求めた

 教育委員会の回答
3月10日現在、神戸中学校のデザイン・プランがほぼ決定しており、そこまでの変更は難しい。
プールのない学校の生徒の水泳の授業のあり方について今後の検討課題としたい。
でした。

 エベレスト登頂を前に、引き返す勇気を持つことが大切で、無理に突き進むのは愚かな者の選択だと考え、今回の質問をしました。
確かにもっと早い時期に・・・ということは判るが、市民のお金を使って市民の財産を作るのに、発言の時期にこだわる必要があるのだろうか・・・

 学校は、子どもの学習の場であるとともに地域の生涯学習の中心となる施設である。と謳われる学校建設も、教育委員会のみで検討されている。
造るときに生涯学習の中心施設であるべく、市民課やスポーツ課の意見が入る建設検討がなされなければ、不利益をこうむるのは、資金を払い込んでいる市民なのです。

神戸中学校地区の皆さんに、私の発言が届きますように・・・と願っています。