Go! Go! 後藤光雄

鈴鹿市議会議員 後藤光雄。鈴鹿に生まれて鈴鹿に住んで鈴鹿にやってきて「本当に良かった」といえる、まちづくりをともに!

ご存知ですか『消費生活相談センター』

2007-10-25 11:45:09 | 出来事
鈴鹿市議会議員 後藤光雄 「独り住まいの老人と不当な売買契約を・・・」というニュース記事を見聞きしますが、私の父親も被害にあっておりました。

独り住まいをしているのですから、話し相手になってくれることで心のガードが降りてしまうのでしょう。ブレスレットを25万円で購入しておりました。

味を占めた「販売者」は、再び訪れました。今度は、「やすらぎ掛敷布団セット」458,000円の商品を下取り処分品値引きで90,000お安くして、368,000円で契約を結びました。

契約書は、名前さえ本人が記述すれば、住所等の記述は販売者が代わって書いても契約は成立してしまうようです。

年金生活の老人に一括支払いは到底無理ですので分割支払いの契約をしました。

平成19年4月から、こういったケースを防ぐために、老人との割賦販売契約が厳しくなったことをご存知でしょうか。

一度分割販売の契約をした「販売者」が、再び訪れて一括支払いの契約書に書き換えをしていきました。おそらく制度改正のことがあったからでしょう。
しかし、これで我が家は助かりました。
口座から引き落としできないという督促状が届いているのを、訪ねた私が発見したからです。

こういった「売買契約」や、「裁判所からの支払い命令」のはがきなどで困ったときに相談にのってくれる『消費生活相談窓口』があることをご存知でしょうか。
鈴鹿には、平田町駅前近く鈴鹿市算所1-3-3に『鈴鹿亀山消費生活センター』電話059-375-7611(9:00~12:00,13:00~16:00)FAX059-370-2900があります。

消費生活センターを訪れると、壁には、不当な支払いを請求するはがき類が所狭しと貼ってありました。女性の方が親切に対応してくださり、事情を話すと、販売社名を検索して類似の被害報告が過去に出されていることも教えてくださいました。
どうも適正価格の6~7倍で契約されているようです。

消費生活センターに私と販売会社社長、販売者、が集まり最終的には、6万円で布団セットを購入することで話がつきました。
ブレスレットのときにこうできれば、被害も少なかったのですが、消費生活センターの所長および職員の方の存在のおかげで話をまとめることができたのです。本当に感謝しております。

こういった被害を広げないために、裁判をして業者の営業活動を停止させたいとも思いましたが、裁判の時間や費用、それに営業母体を変えてしまわれれば同じことなので、示談交渉ということにしました。

どうも販売者側には、全国の独居老人のリストのようなものがあるようです。
亀山の行き止まりになるようなところへ、東京から訪問販売に来たこともあったそうです。

もちろん買うほうが賢くならなければならないことですし、その価格に価値を認めていれば問題にならないところに、こういった商売が後を絶たないのだと思いますが、話し相手になって、心のガードを下げさせて、正常な判断ができない状況作りをしてからの売買契約。そんな契約による被害が少しでも減ってほしいと思い、お恥ずかしい話を書きました。

『鈴鹿亀山消費生活センター』の存在をどこかにメモして置いてください。
もちろん老人の契約だけではありません。車の売買のことでも困ったときにはすぐ『消費生活相談電話』を!


手紙から・・・

2007-10-16 12:36:00 | 議員日記
鈴鹿市議会議員 後藤光雄 机の上を片付けていたら、心に残る言葉をいいただいていたので、シェアー(おすそ分け)したいと思います。

『迷っているのは、やりたい証拠』
研修会にお誘いしましたが、都合で欠席した方からの、「本当に惜しいことをした。といまだに後悔している・・・」という手紙に添えて・・・

『大丈夫って言葉に 涙がこみ上げ 思いが溢れる。
 また前を向いて笑顔のなれる。
 ありがとうって言葉だけじゃ伝えきれないから
 いつも心で思っている・・・』
『お母さんの笑顔 お母さんの声 お母さんの優しさ・・・
 いつも心をあったかくする。
 今までに、お母さんの愛を
 いっぱい いっぱい感じたよ。
 ありがとう・・・・』
娘が、遠征試合のお土産にそっと添えた手紙にありました。

手紙にこめられた気持ちが伝わってくる。
手書きの文字が、いっそう思いを伝えてくれる。

大切にしたいですね。いつまでも

映画『マッド シティ』

2007-10-05 00:11:05 | 議員日記
鈴鹿市議会議員 後藤光雄 ケーブルテレビ32チャンネルで「マッド シティ」を観ました。

ダスティン・ホフマン主演で、博物館を首になったガードマンが
復職を頼みに館長に会いに来て、持っていた銃で同僚を撃ってしまったり、
博物館に偶然居合わせた(人質?となった)子どもたちの開放のタイミングが、
自分の意思ではなくテレビによって創られてしまう。

職を失った彼に同情的だった世論が、報道の創られ方でガラッと変わる。
その報道によって彼は自らの命を絶つのだけれど、
ニュースを作っている側のホフマンが、
「我々が彼を殺してしまった」というシーンで終わる映画でした。

相撲部屋の報道がにぎやかな昨今。朝青龍で大騒ぎしたことなどどこへやら、
時津風親方の事件にカメラが殺到しています。

NEWSなのです。新しいことを早く伝えることが第一義意的に考えられている。
真実は後からわかることで、いいはずないのですが、
NEWSだから間違いは許してくださいという姿勢です。

これを求めている人のためにしていることなのですから・・・

・・・これでいいのでしょうか。

TVからの情報を取捨選択できるようになって初めて見るべきTVなのでしょうが、
私が子どものころTVの普及を称して、
「一億総白痴化運動だ」と小学校の先生が言っていたことを思い出しています。

事実を報道するTVが、TVによって事実を作っていってしまう。
そんな危険性に目を向けろと訴えている映画だったと感じました。

是非ごらんいただきたい映画です。