房総閑話

廉価版コンデジでどれだけ撮れる?

クズ(葛)の花が咲き乱れる、2020。

2020-09-15 10:41:21 | 写真
今年はクズの花が一斉に咲いた感があります。いつもより濃い甘い香りが広い空間を占めています。


















(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2020年9月8日撮影)


2018年のクズの花の記事

2019年のクズの花の記事


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フウセンカズラ(風船葛、バルーンバイン)

2020-09-08 11:19:29 | 写真






ネットフェンスにホオズキのような膨らんだ実がたくさん生っていました。
フウセンカズラ。漢字で、風船葛。学名は、『ムクロジ科フウセンカズラ属のホオズキのような種』です。熱帯・亜熱帯のアジア、アフリカ原産のつる性の1年草です。
風船状の果実を観て楽しむために栽培目的で輸入されたようです。


フェンスにたくさんの風船。



生りたて実は膨らんでないですね。



親子みたいですね。膨らんでいく様子がわかりますね。



フウセンカズラの実。



フウセンカズラは雌雄同株の雌雄異花で花径10mmくらい花びらの大きさが3mmくらいの小さい花が咲きます。
雌雄異花と書きましたが、雄花はあるのですが雌花なのか両性花なのか、単独の雌花はあるのかないのか文献でわかれています。
花びら(花弁)4枚、ガク4枚で構成されていますが、花を見ると花びらが6枚あるように見えます。本当の花は右上、左上、右下、左下の4枚です。上下にある花びらはガクです。
フウセンカズラの花の特徴は花の中央に突き出たようなものにあります。これは子房や雄しべ、雌しべを囲うような器官で花盤と呼んでいます。すべての植物に花盤があるわけではないので珍しいです。さらにふつう花盤は花びらの受け皿のような形をしているのに、花の中央に突き出ていているのはムクロジ科の特徴です。
上の花盤は先端が黄色で花粉かと見間違えます。花粉は上の花盤の下側にあり上の花盤で守られています。花盤の根元に蜜腺があります。昆虫を黄色の偽の花粉で惹き付け花盤の中の蜜で花盤の中に誘い入れ花盤の中に入ったら花粉が昆虫の体に付かせる戦略のようです。

雄花は花盤が開いていないで、8本の雄しべを守っています。



もしすべての花が両性花だったら風船だらけになっていますね。風船が少ないことから、雄花があることはわかります。
花をよく見ると花盤が開いている花が少ないですがあります。本当に少ないです。
この花盤が開いている花は雄花ではありません。
上の黄色のワンポイント花盤の下側に8本の雄しべ、下の花盤の上側に白く輝く3裂した柱頭があります。

両性花?雌花?花盤は開いていますが、いまいち中の様子がよく写りませんでしたが何かありますね。



葉は小葉が鋸歯のある2回三出複葉です。細く尖った印象の葉です。

フウセンカズラの葉。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2020年9月4日撮影)


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シロガネヨシ(白金葦、パンパスグラス)

2020-09-01 22:35:14 | 写真
8月になると、この道路際にススキが大きくなったような植物が見られます。





シロガネヨシ。漢字で、白金葦。学名は、『イネ科シロガネヨシ属』で、ドイツの植物学者フリードリッヒ・セローの名前がついてます。フリードリッヒ・セローは18世紀から19世紀にかけてブラジルの科学探検をした人で、ブラジルの主要な植物相の収集をしました。シロガネヨシは南米の草原・パンパスに分布しているので、南米の植物学に貢献したので名前がつけられたのでしょう。
明治時代の初期に庭園・観賞用に栽培目的で輸入され、各地に拡がったようです。


1週間前だったらもっと白かったのですが、茶色っぽく見えます。



本当に大きくて2mは超えています。


ふさふさの穂は迫力があります。1本持って帰りたいくらいです。



茎は太いです。



シロガネヨシは雌雄異株で雄株、雌株があります。
写真のシロガネヨシは雌株です。
写真ではちょっと見え辛いかもしれませんが、糸状のものの付け根あたりにひげ状のものが見えます。これが雌しべです。


枯れそうな雌しべが茶色っぽく見えているようです。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2020年8月21日撮影)


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高さ90mを超える紅白の送電線鉄塔(房総線77号、房総線78号)

2020-08-28 09:50:04 | 写真
JR外房線誉田駅からはどの方角を見ても送電線鉄塔が見られます。
駅コンコースから北の風景を見ると2つの紅白の送電線鉄塔が目立ちます。
そこで行って来ました。
地図で場所を確認。道路わきで神社の近くみたいなのでわかりやすそうです。
地図の上(北)の赤丸が房総線77号で、下(南)の赤丸が房総線78号です。
駅から直線距離で約3.3km、歩いて約4kmです。

駅は下側(南)にあります。

(goo地図)


房総線78号
房総線78号は畑の中の農道すぐ横にあります。
畑の中にあるので全景が見られます。


(goo地図)


全景。畑の中の紅白鉄塔。



送電線の番号プレート。房総線78号と書いてあります。



90m以上の鉄塔だと使っている骨組みが違いますね。





結界中央から見上げました。



鉄塔の高さが書いてあるプレート。91mです。



送電線の塗色は航空法によって決められています。
高さ60m以上は紅白に塗らなければならないのですが、かなり電力会社に忖度して60m以上でも紅白に塗らなくても白に塗ればよくて、90m以上は紅白に塗るみたいですが、その基準は調べてもよくわかりません。
紅白の塗色は、下から赤、白、赤、白、赤、白、赤の7区切りで塗りわけられます。これを7段塗色といいます。
この紅白7段塗色は遠くからでもかなり目立ち、大きく見えます。
JIS W8301の航空識別色、昼間障害標識で、赤はマンセル値10R 5/14、RGBでR215,G77,B18でオレンジ色です。白はマンセル値N9.5、RGBでR245,G246,B242で白に近い灰色です。


房総線77号
房総線77号は78号の北360mにあります。
房総線77号は神社の横にあってすぐわかりました。
しかし、鉄塔下は農家のかたに使われていて真下に行けなかったのが残念でした。


(goo地図)


全景。全景を見通せる場所は意外と少なかったです。78号から見た77号です。



送電線の番号が書いてあるプレート。房総線77号と書いてあります。



脚の脇から眺めると大迫力です。





鉄塔の高さが書いてあるプレート。93mです。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2020年4月25日撮影)


送電線鉄塔と地図と(房総線84号と85号)の記事
(上の文字の色は、color:orangered; オレンジレッドです。)


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ミドリハカタカラクサ(緑博多唐草)

2020-08-20 10:52:08 | 写真
白い花のツユクサ



7月。梅雨の合い間の散歩で目を留めた白い花。葉の形、三角形の花の形からツユクサとすぐわかったのですが、ツユクサの花の色のイメージは青とか紫で、白色のイメージはなかったので新鮮な驚きです。


雑木林のちょっと湿った日当たりの悪い道路の両脇に群生していました。



白色のツユクサでトキワツユクサ(常盤露草)とすぐわかったのですが、トキワツユクサは日本名の通称で、正式にはノハカタカラクサ(野博多唐草)らしいのです。
ところが、ノハカタカラクサは毛深いのです。このツユクサは毛がほとんどないのです。ノハカタカラクサの仲間に違いないのですが、さらに調べてみました。





ミドリハカタカラクサ。漢字で、緑博多唐草。学名は、『ツユクサ科ムラサキツユクサ属のリオデジャネイロで生息している種の緑色の種』です。学名にあるように原産地は南アメリカで、園芸種として国内に入ってきて交配をくりかえし、ノハカタカラクサになったようです。
ノハカタカラクサは茎や花柄、などが紫色で細い毛が生えています。この紫色が緑色に変わって毛がなくなったのがミドリハカタカラクサです。地域によっては完全に緑色に変わってなく、一部に紫色を残したもので薄っすら短い毛もあるようです。このことから、「ノハカタカラクサ」と呼んでも差し支えないと思います。





元の園芸種に、葉の縦模様が博多織りに似ていることから、『博多唐草』とついたようです。


植物の白は輝いていますね。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2020年7月2日撮影)


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ツクツクボウシ

2020-08-18 11:15:03 | 写真
ツクツクボウシが鳴いている
すごく近くで鳴いている
すれ違っても鳴いている
そーっと後戻り
鳴き止んだ
・・・・・
いた




手を伸ばして、カメラを近づけて、接写しました。
飛んでしまうかなと思ったけど、モデルさんを続けてくれました。





写真を撮り終わって離れていくとまた鳴き始めました。


2018年のツクツクボウシの抜け殻の記事



(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2020年8月17日撮影)


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ナツズイセン(夏水仙)

2020-08-14 10:27:56 | 写真



スイセンに似た花はたくさんあって、今まで見てみぬ振りをしていましたが、今回はシャッターを押しました。
なぜか。
それはこの花がスイセンではないのがすぐわかったからです。
葉がなく、太い茎の先端に花が集まっています。
これは、ヒガンバナの仲間です。





ナツズイセン。漢字で、夏水仙。学名は、『ヒガンバナ科ヒガンバナ属のりん片をもつ種』です。
学名のヒガンバナ属の呼び名のリコリスが流通名になっているようです。
ナツズイセンの由来は、葉や球根(鱗茎)がスイセンに似ていて夏に咲くからということです。





花弁は、外花被片3枚、内花被片3枚の6枚です。単子葉植物の花弁の標準形ですね。




どこかで見たような花に似ています。
2019年に記事にしたムラサキクンシラン(紫君子蘭、アガパンサス)
似ていますね。



調べるとユリの仲間で、ムラサキクンシランからネギとヒガンバナに分かれたそうです。
ムラサキクンシランは常緑種で葉は冬でも枯れず、花の咲くころに葉はあります。
ヒガンバナは花が咲いてから小さな葉が出てきて辺りの花が枯れた頃に葉が伸び、初夏に枯れます。
ナツズイセンはヒガンバナ属だけど、ヒガンバナと違い春に葉が出て初夏には葉が枯れ、夏に茎を伸ばして花を咲かせます。花が枯れた後は地上部での活動はなくなります。
葉を枯らすことで生活環境の多様化と、移動を容易にして勢力を拡大できるように進化したのでしょう。



(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2020年5月31日撮影)


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ヒメヤブラン(姫薮蘭)が今年は7株咲きました、2020。

2020-08-01 10:27:18 | 写真
2018年は2株、2019年は4株、今年は7株咲きました。ただ水しかあげていないのに増えていって嬉しいです。
今年は去年より1ヶ月も早く咲きました。
今年の特徴は、ひと株でたくさんの花が咲いたことです。

周りはシュンランの葉っぱです。



花径は5mmくらいの小さな花です。




(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2020年6月18日撮影)


2018年のヒメヤブラン
2019年のヒメヤブラン


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モンキアゲハ(紋黄揚羽)

2020-07-16 10:09:45 | 写真



梅雨の合間の曇り空。「誉田の森」の下の管理道路の冠水状況を見に行きました。
冠水している場所の手前に大きな黒いアゲハチョウが地面にいました。





黒いアゲハチョウはクロアゲハかカラスアゲハかと調べてみました。
モンキアゲハでした。漢字で、紋黄揚羽。
紋あってその紋が黄色いアゲハなんですが、写真を見ると紋は白です。羽化したばかりの時は紋は白で、成長してくると紋は黄色みを帯びてくるようです。このモンキアゲハは羽化したばかりなんですね。水分補給で地面から水分を取っています。
近づいていくと、逃げて飛んでいくふうでもなく自分のまわりをゆったりふわふわ飛んで、また地面に降りて水分補給をしていました。
モンキアゲハの幼虫は他のアゲハチョウと同じくミカン類、カラタチ、サンショウにいるそうです。そういえば、5月に「誉田の森」の植物を見たときサンショウがたくさんありました。このモンキアゲハはきっと「誉田の森」生まれですね。


成長すると7cmを超える大きなアゲハチョウです。夏型のオスです。



「誉田の森」の東側は沢を埋め立てしました。その延長に管理道路を造ったので、埋め立てされた沢からしぼれてくる水でいつも水道(みずみち)があります。雨が降ると、しぼれてくる水も増えるし沢になっているので水は集まってくるしで冠水は常態化してます。


どこまで冠水しているのか。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2020年7月14日撮影)


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キキョウソウがいっぱい咲いています、2020。

2020-06-03 10:21:18 | 写真
近所の空き地に紫色の花が咲いているのが見えたので、ナガミヒナゲシを掻き分けて足元を見ながらずんずん進んでいくとキキョウソウがたくさん咲いていました。


キキョウソウは茎が枝分かれしないので、にょきにょき立っています。



ナガミヒナゲシの中のキキョウソウです。



キキョウソウは雌雄同花の雄性先熟で、下の方から咲いていきます。
詳しくは「キキョウソウ(桔梗草)をよ~く見てみよう」の記事。よかったら見てください。

先に咲いた下の花はすでに雌性期で、上の花は雄しべが枯れて花粉が雌しべに付いている状態の雄性期です。



雌性期の花です。柱頭が3裂しているのがわかります。周りに枯れた雄しべも見えます。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2020年5月31日撮影)

「キキョウソウ(桔梗草)をよ~く見てみよう」の記事

「ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)」の記事

「キキョウ(バルーン フラワー・桔梗) ~ 雄花と雌花」の記事


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