房総閑話

廉価版コンデジでどれだけ撮れる?

ヒエンソウ(飛燕草)

2019-05-30 22:34:28 | 写真
図書室の前の広場に変わった形の花びらの花が咲いていました。

1m近くあって細くて大きいです。


セリバヒエンソウを見ていたのですぐにヒエンソウの仲間とわかりました。




ツボミがイルカのような形です。


帰って調べると・・・
学名も和名も混乱しています。
ヒエンソウ。漢字で、飛燕草。と言うのと、
チドリソウ。漢字で、千鳥草。
どっちが別名の和名かわかりません。学名も種小名は同じですが属名が Delphinium と Consolida の2つあり、和名の属名がはっきりしません。

とりあえず、キンポウゲ科デルフィニウム属またはヒエンソウ属またはチドリソウ属です。



さらに、園芸種名はラークスパーと呼ばれています。




葉っぱは掌状に細く裂けて、独特です。


有毒植物なので取り扱いには注意が必要です。やはりキンポウゲ科は危ないです。
あくまで観賞用ですね。

隣に白い花もありました。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)

セリバヒエンソウの記事

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エケベリア

2019-05-29 21:00:58 | 写真
図書室に行く途中で、おかしな花を見ました。
エケベリアという植物だそうです。



多肉植物と言うそうです。
ベンケイソウ科エケベリア属です。



サボテンとかの括りになるようです。



園芸品種なので、園芸品種名が多くて正式な名前は分かりませんでした。






多肉植物は、花を観賞するのではなく葉を観賞するようで、花から調べるのにちょっと苦労しました。


(Canon IXY DIGITAL 510IS)


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ユキノシタ(雪の下)

2019-05-28 10:09:04 | 写真
ユキノシタ。漢字で、雪の下。ユキノシタ科ユキノシタ属の走出枝を持つ種です。

6月に近づくとよく見かける花です。花と葉っぱの印象が結びつきませんね。
花は上に3枚の小さな花びら、下に長い2枚の花びら。上の3枚に赤と黄色の斑点模様と子房を覆う黄色いカバー(花托が大きくなって花盤になって子房を覆っている)が可愛さを引き立てています。
写真で花の後ろに写っているのがユキノシタの葉っぱです。














ユキノシタとホソヒラタアブです。ホソヒラタアブはよくホバーリングして空中で静止していますね。



ユキノシタとヘビイチゴです。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)


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ギンラン(銀蘭)=千葉市最重要保護生物指定種 ~ 千葉市緑区

2019-05-25 11:21:56 | 千葉市レッドリスト掲載生物
5月の連休、ハナイカダの雌花の写真を撮りに行きました。その帰り、ハナイカダから20mくらいのところの切り通しの崖の土留めに小さな白い花がありました。
こんなところにギンラン?立ち止まって見入ってしました。
まさかのギンランです。

本当にひっそりと咲いていました。



ギンラン。漢字で銀蘭。ラン科キンラン属の直立した種です。
キンラン同様に菌従属栄養植物ですが、菌の依存度はキンランより高いそうです。
ちょっと菌依存栄養植物の説明します。
キンラン、ギンランは100%の菌依存ではないので、光合成からも栄養を作っています。菌はキンラン、ギンランの光合成で作られた栄養の一部をもらって、キンラン、ギンランは菌から栄養をもらっています。搾取しているわけではなく共生しています。
植物は地上部が枯れてしまっても翌年以降に芽を出す可能性があります。枯れてしまっている状態を「地上器官休眠または休眠」と呼びますが、ほとんど植物の休眠後の生存率は低いのですがキンラン、ギンランの休眠後の生存率は高いそうです。菌から栄養を補っているからです。
ですから、採取して自宅で育てようとしても、光合成で作れる栄養だけなので生存は数年だそうです。採取しないで毎年楽しみにしながら見守って欲しいものです。




来年も咲くといいな。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2019年5月6日撮影)


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マムシグサ(蝮草)

2019-05-24 11:26:38 | 写真
撮影記録ログをみると2018年5月1日にマムシグサを見られたようなので、ちょっと早い2019年4月23日に探しに行きました。
マムシグサを見た場所は、農道を挟んで東側が田んぼで西側が雑木林のちょっと開けたような空間のある雑木林の中でした。

目的の場所に着いて雑木林の中を覗き込むとあたり一面ホウチャクソウで覆われていました。
こわごわ雑木林の中に入っていき探すとありました。

マムシグサの芽です。


芽が出たばかりなのでもう一度来ることにしました。

場所がわかれば農道からでも確認できました。



2019年5月10日。大きくなっただろうマムシグサを見に行きました。

農道からでも立派になったマムシグサを確認できました。


こわごわ雑木林に入って近くで見ました。




マムシグサなのだけど種類はよく分かりません。2018年は種類が分からず記事を断念しましたが、1年たってもマムシグサの種類の分類は確定できないようなのでマムシグサで記事にします。素人からみると原因は地域による変異がありそれぞれに名前が付いていて、その変異が種類差なのか個体差なのか見た目でわからないからさらに分類を困窮させているようにみえます。




紫がかっています。






あたりをさらに探すともうひと株ありました。
青いマムシグサです。

葉は幅があるように見えます。






紫の縦線は無く全体的に緑色です。



茎の模様がマムシに似ていることよりマムシグサという名前が付いたようです。花柄が短いように見えます。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)


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キンラン(金蘭)=千葉市最重要保護生物指定種 ~ 千葉市緑区

2019-05-23 10:08:51 | 千葉市レッドリスト掲載生物
東西の都川に挟まれた下総台地の南端部に位置するこの雑木林は、千葉市では貴重な自生する生物の発見があります。
倒れた木のその後を見に雑木林の林道を進んで行くと黄色い花が目に付きました。

2株の黄色い花がありました。写真では手前と奥にあります。



近くによってびっくり。キンランです。

キンラン。漢字で、金蘭。ラン科キンラン属の小さな鎌の形をした種。
千葉市レッドリストで、カテゴリーA・最重要保護生物に指定されています。

手前のキンラン。


ラン科は菌従属栄養食物ですが、キンランは栄養のおよそ半分を菌に依存しています。そのため、長期の保存には菌根菌と菌根菌を持っている樹木もいっしょに保存する必要があるそうです。

奥のキンラン。



この可愛い黄色の花を毎年見るためには、この山の保全が大切なんですね。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2019年5月6日撮影)

2018年に見かけたキンランは今年は見ることは出来なかったのは残念です。しかし別の場所で今年新たに見つけることが出来たのはうれしいです。

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ハナガサギク=特定外来生物指定種 ~ 学名から解説

2019-05-22 10:07:35 | 写真
ハナガサギク、漢字で花笠菊。別名はヤエザキハンゴンソウです。ヤエザキハンゴンソウはハンゴンソウの八重咲き種ではなくオオハンゴウソウの八重咲き種です。

説明に行く前に、環境省のホームページ、日本の外来種対策の特定外来生物のページにオオハンゴンソウ、ハナガサギク、ヤエザキハンゴンソウと書かれているので特定外来生物指定種です。

名前が違うじゃないかと思われる方がいると思います。オオハンゴンソウもハナガサギクもヤエザキハンゴンソウも日本名であって、正式な生物名ではないのです。そこを理解してください。
オオハンゴンソウとハンゴンソウは生物的にキク科という分類が同じだけで関係はありません。日本名から想像するとハンゴンソウの大きいのがオオハンゴンソウになるけど、似ているのは葉っぱだけで花はまったく違う形をしています。ただ単に葉っぱが似ていてハンゴンソウより大きいからという理由でオオハンゴンソウという日本名が付いただけなんです。

ハンゴンソウの花(三河の植物園さんからの写真)    オオハンゴンソウの花
           


ハンゴンソウ Senecio cannabifolius キク科キオン属の多年草。
オオハンゴンソウ Rudbeckia laciniata キク科オオハンゴンソウ属の多年草。
それでは、ハナガサギクとヤエザキハンゴンソウの学名はというと、
Rudbeckia laciniata var.hortensis です。

Rudbeckia laciniata まで同じです。Rudbeckia はスウェーデンの植物学者の名前で、laciniata は細かく裂けたという意味です。キク科オオハンゴンソウ属で葉っぱが細かく裂けている種ということです。

オオハンゴンソウの葉


では var.ってなんでしょ。var. はヴァリエーションの略です。変種の記号です。hortensis は庭園栽培種のこと。つまり、ハナガサギクやヤエザキハンゴンソウはオオハンゴウソウの庭園用につくられた変種ということです。

栽培種なんだからいいのではと思われるかもしれませんが、環境省のオオハンゴンソウのリスト名は Rudbeckia laciniata としか書かれていませんので、オオハンゴンソウの変種もすべて含まれると解釈されます。

学名の var. の表記と解釈にルールがあって、var. がある場合 Rudbeckia laciniata しか表記していない場合は変種をすべて含むとされています。ハナガサギクを含まないで一重の花のオオハンゴンソウを示す場合は
Rudbeckia laciniata var. laciniata
と var. の後にもう一度 laciniata を表記しなくてはいけないのです。

ちょっとややこしいですが、日本名で生物を判断してはいけない。すべて学名で判断されます。

一番重要なことは、変種は基本種(母種)と交配できるということです。ハナガサギクとオオハンゴンソウは交配してオオハンゴンソウの種を作ることが可能です。このことからハナガサギクはオオハンゴンソウと同様に特定外来生物に指定されています。


外来法について

特定外来生物・維管束(植物)は平成28年10月1日に16種類になりました。

また、平成25年6月12日に特定外来生物法つまり外来生物法が改正されました。

罰則は、目的によって違っています。
1.許可なく輸入した場合
  個人 3年以下の懲役または300万円以下の罰金 法人 1億円以下の罰金

2.許可を受けていない者に対して販売や配布をした場合
  個人 3年以下の懲役または300万円以下の罰金 法人 1億円以下の罰金

3.販売・配布目的のために許可なく飼養した場合
  個人 3年以下の懲役または300万円以下の罰金 法人 1億円以下の罰金

4.愛玩(ペット)などの目的のために許可なく飼養した場合
  個人 1年以下の懲役または100万円以下の罰金 法人 5千万円以下の罰金

5.偽りや不正をして飼養等の許可を受けた場合
  個人 3年以下の懲役または300万円以下の罰金 法人 1億円以下の罰金

6.許可なく野外に放ったり、植えたり、まいたりした場合
  個人 3年以下の懲役または300万円以下の罰金 法人 1億円以下の罰金

となっています。
植物の場合、飼養は栽培と解釈してよいでしょう。4は栽培して自分で楽しむ場合の事と解釈されます。これを見る限り、4以外は植物の場合は死んでいない種(たね)を移動させたら違反になります。それから、告知期間は終わったので、特定外来生物の種類を知っていなくても特定外来生物を許可なく輸入・栽培・販売・譲渡したら程度の差はあるだろうけど確実に違反です。

また規制が厳しく除草作業がしづらいという観点から、除草日時を行政に申請して外来生物法に抵触しないように指定された通りの作業・処分すれば除草作業はできます。
作業・処分状況を写真に撮っておくのがいいでしょ。

特定外来生物と知らないで栽培してるお宅のハナガサギク。種ができる前に刈ってしまうことをすすめました。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2018年7月18日撮影)


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草むらの中にジャーマンアイリス、ひと株。

2019-05-19 22:04:29 | 写真
家の前の空き地は草むらに変貌しました。
見ると、草と草の間から草むらには不似合いな派手な花びらが見えました。




ジャーマンアイリス。漢字で、ドイツ文目。アヤメ科のドイツ産のアヤメ属の種です。

隠れて見えなくなりそうです。



つぼみをたくさん持っているので、まだまだ咲きそうです。



アヤメ(千葉市レッドリストにおいてカテゴリーX、消息不明・絶滅生物)は千葉市には生息していないので見たときはありませんが、アヤメは湿地ではなく野原に咲くそうです。
このジャーマンアイリスのように草と草の間から顔を覗かせて咲いているのでしょうか。



(Canon IXY DIGITAL 510IS)


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白い花のユウゲショウ(夕化粧)

2019-05-16 11:00:59 | 写真



普通のピンク色の花のユウゲショウの中にひと株、白い花のユウゲショウが咲いていました。



ピンク色の花は可愛いけど、白い花は清楚ですね。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)

学名から日本名を調べるとユウゲショウでした。アカバナユウゲショウやベニバナユウゲショウはユウゲショウの日本名の別名になるようです。白い花はシロバナユウゲショウと呼ぶらしいです。なんでもありになりそうですね。

アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)の赤い花の記事 もよろしかったら見てください。


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シュンラン(春蘭)2019=千葉市重要保護生物指定種 ~ 千葉市緑区

2019-05-15 10:37:33 | 千葉市レッドリスト掲載生物
「ボクはシュンランです。よろしくです」



シュンラン。漢字で、春蘭。別名、じじばば。ラン科シュンラン属で種小名は19世紀のドイツの化学者・植物学者ゲーリングさんの名前がついています。

2018年に4個くらい咲いているの見つけたときはうれしかったですが、2019年はなんと14個も咲きました。まったく手入れしていないのにいっぱい咲いたのでびっくりです。

小さいプランタにたくさんのシュンラン。



ラン科特有の栄養源を光合成以外に菌類からも得ているので、栄養源不足かも。

長い葉がシュンランの葉です。



別名の「じじばば」の由来は大小2つ仲良く咲くので、その姿が仲のいいおじいさん、おばあさんのように見えることからだそうです。

カップルで咲く仲良し。



「おにいちゃんといっしょです」

(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2019年3月10日撮影)


2018年のシュンランの記事 もよろしかったらご覧ください。

細い葉はヒメヤブランの葉です。2019年は咲くかな。

2018年のシュンランの葉の影にヒメヤブランの記事 もよかったら覗いてください。


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