房総閑話

廉価版コンデジでどれだけ撮れる?

組曲「惑星」~ホルスト指揮(LPレコード『2つの惑星』)

2020-09-25 11:18:16 | 音楽のある暮らし



組曲「惑星」はイギリスの作曲家グスターヴ・ホルストが作曲しました。
このLPレコードには作曲者のホルストが指揮した演奏が収められています。
2枚組みで、ホルスト指揮の「惑星」と聴き比べられます。

『2つの惑星』
ジェイムズ・ロッホラン指揮
ハルレ管弦楽団及び女声合唱団

グスターヴ・ホルスト指揮
ロンドン交響楽団及び女声合唱団
録音日
1926年6月22日  火星、土星
1926年7月2日  金星、天王星
1926年9月14日  水星
1926年10月22日 海王星 
1926年11月22日 木星

Cover Illustration : Naoji Tomori
Title Lettering : Jean 波里
東芝EMI


表表紙のレコードジャケットデザイン



裏表紙のレコードジャケットデザイン



見開きになっていて、内側は指揮者、曲の説明が書かれています。



1926年録音のクレジットがあります。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)


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瀬又稲荷神社(市原市) ~ 2019年の台風被害が残る

2020-09-12 10:52:26 | 千葉
瀬又稲荷神社はJR外房線誉田駅から4番目に近い、南へ1800mの位置にあります。
駅から村田川源流のひとつの沢に下りて南に行き、右手にある公園を過ぎると村田川源流を渡る左に行く道があります。
ここから630m、標高差39mをただただ上っていきます。
530mくらい上っていくと左に入る看板があります。民家の間の細い道をさらに100m上っていくと、瀬又稲荷神社があります。
2011年に一度来ているのですが、2020年に2度目の参拝をしました。
細い道を上って行くと2011年に見た風景とまったく違う景色が見えてきました。
2011年と2020年を見比べてください。


2011年。

(2011年11月9日撮影)


2020年。












この9年のあいだで鳥居が木製の神明鳥居からコンクリート製の明神鳥居に変わり、神社の名前が書いてある『額束』がありました。


(2020年5月8日撮影)
(Canon IXY DIGITAL 510IS)


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フウセンカズラ(風船葛、バルーンバイン)

2020-09-08 11:19:29 | 写真






ネットフェンスにホオズキのような膨らんだ実がたくさん生っていました。
フウセンカズラ。漢字で、風船葛。学名は、『ムクロジ科フウセンカズラ属のホオズキのような種』です。熱帯・亜熱帯のアジア、アフリカ原産のつる性の1年草です。
風船状の果実を観て楽しむために栽培目的で輸入されたようです。


フェンスにたくさんの風船。



生りたて実は膨らんでないですね。



親子みたいですね。膨らんでいく様子がわかりますね。



フウセンカズラの実。



フウセンカズラは雌雄同株の雌雄異花で花径10mmくらい花びらの大きさが3mmくらいの小さい花が咲きます。
雌雄異花と書きましたが、雄花はあるのですが雌花なのか両性花なのか、単独の雌花はあるのかないのか文献でわかれています。
花びら(花弁)4枚、ガク4枚で構成されていますが、花を見ると花びらが6枚あるように見えます。本当の花は右上、左上、右下、左下の4枚です。上下にある花びらはガクです。
フウセンカズラの花の特徴は花の中央に突き出たようなものにあります。これは子房や雄しべ、雌しべを囲うような器官で花盤と呼んでいます。すべての植物に花盤があるわけではないので珍しいです。さらにふつう花盤は花びらの受け皿のような形をしているのに、花の中央に突き出ていているのはムクロジ科の特徴です。
上の花盤は先端が黄色で花粉かと見間違えます。花粉は上の花盤の下側にあり上の花盤で守られています。花盤の根元に蜜腺があります。昆虫を黄色の偽の花粉で惹き付け花盤の中の蜜で花盤の中に誘い入れ花盤の中に入ったら花粉が昆虫の体に付かせる戦略のようです。

雄花は花盤が開いていないで、8本の雄しべを守っています。



もしすべての花が両性花だったら風船だらけになっていますね。風船が少ないことから、雄花があることはわかります。
花をよく見ると花盤が開いている花が少ないですがあります。本当に少ないです。
この花盤が開いている花は雄花ではありません。
上の黄色のワンポイント花盤の下側に8本の雄しべ、下の花盤の上側に白く輝く3裂した柱頭があります。

両性花?雌花?花盤は開いていますが、いまいち中の様子がよく写りませんでしたが何かありますね。



葉は小葉が鋸歯のある2回三出複葉です。細く尖った印象の葉です。

フウセンカズラの葉。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2020年9月4日撮影)


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シロガネヨシ(白金葦、パンパスグラス)

2020-09-01 22:35:14 | 写真
8月になると、この道路際にススキが大きくなったような植物が見られます。





シロガネヨシ。漢字で、白金葦。学名は、『イネ科シロガネヨシ属』で、ドイツの植物学者フリードリッヒ・セローの名前がついてます。フリードリッヒ・セローは18世紀から19世紀にかけてブラジルの科学探検をした人で、ブラジルの主要な植物相の収集をしました。シロガネヨシは南米の草原・パンパスに分布しているので、南米の植物学に貢献したので名前がつけられたのでしょう。
明治時代の初期に庭園・観賞用に栽培目的で輸入され、各地に拡がったようです。


1週間前だったらもっと白かったのですが、茶色っぽく見えます。



本当に大きくて2mは超えています。


ふさふさの穂は迫力があります。1本持って帰りたいくらいです。



茎は太いです。



シロガネヨシは雌雄異株で雄株、雌株があります。
写真のシロガネヨシは雌株です。
写真ではちょっと見え辛いかもしれませんが、糸状のものの付け根あたりにひげ状のものが見えます。これが雌しべです。


枯れそうな雌しべが茶色っぽく見えているようです。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2020年8月21日撮影)


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