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日々の出来事 9月14日 ロゼッタ・ストーン

2018-09-14 07:00:00 | A,日々の出来事_







 日々の出来事 9月14日 ロゼッタ・ストーン







 今日は、ジャン・フランソワ・シャンポリオンがロゼッタ・ストーンを解読した日です。(1822年9月14日)
シャンポリオンは語学的才能が非常に高く、20歳の時にはギリシャ語、ラテン語、ヘブライ語、アラビア語、アムハラ語、ペルシア語、サンスクリット語、アヴェスタ語、パフラヴィー語、シリア語、中国語をペラペラ喋っていました。
その後、グルノーブル大学の歴史学教授となり、ロゼッタ・ストーンの文字を研究し、古代エジプト象形文字のヒエログリフを解読します。
 このロゼッタ・ストーンは、ナポレオンがエジプト遠征を行った際、エジプトの港湾都市ロゼッタで発見されました。
そして、この石の表面には、同じ内容の文章が3種類の文字で併記されていました。
それは、エジプト語の神聖文字であるヒエログリフと民衆文字のデモティック、そしてギリシャ文字です。
 シャンポリオンはギリシャ文字を頼りに解読し、この結果を手掛かりにして、後にエジプト語の文書も続々と解読されるようになりました。
現在、ロゼッタ・ストーンはイギリスの大英博物館に展示されています。
場所は、正面入り口から広間左30mほど行った所の、人だかりウジャウジャの中にあります。






  ロゼッタ・ストーン
















☆今日の壺々話










古代文字





 日本が沈没して世界から忘れられた頃、丸い窪みが沢山あいている鉄板が漁師の網に掛かりました。

「 神話によるとだな。
 大昔、日本と言う国があったらしい。
 どうもこれは、神事に使ったらしいが、利用法がよく分からない。
 それに、鉄板に彫ってあるこの文字らしい物は何だ?
 う~ん、よく分からん。」

“ ちゃうちゃうちゃうんちゃう。たこやきでんがな。”

「 これは、きっと重要な文章に違いないのだ。」
「 博士、博士ぇ~!」
「 どうした?」
「 また、網に鉄板が掛かりましたァ~!
 窪みは無いですが、文字のような物があります。」
「 よし、それと比較してみよう!」

“ チャウチャウと言う犬と違うんじゃないか。たこやきです。”

「 う~ん、やはりよく分からないなァ~?」



















    使わない字



 个  乂  彳  卞  宀
 ↑
 何こいつらwwwwww、キモスwwwwwwww。
 どういう時に使うんだよwww?


 えっと、丸を付けると、

 ○ ○ ○ ○ ○
 个 乂 彳 卞 宀

 なんかラジオ体操みたくなったww。
















プロポーズ




プロポーズのつもりで、「卒業したら一緒に相撲」って送ってしまったことある。
彼女からは「どすこい」ってレスがきた。

















誕生日




 今日はカーチャンの誕生日。
事前に打ち合わせしてネーチャンはケーキ、オレは花を買うことにしてた。
 花屋に行って“母の誕生日に予算3千~4千円でお願いします”って旨を伝えて暫くすると 、花なんか興味ないオレにも伝わるほど、本当に綺麗な花束が出来上がっていく。
 そんなオレの視線に気付いたのか、店長さん「3千円で造ってます」と、にっこり。

“ ウソだろ?
その花、さっきそこで値札見たら1本400円だったぞ?
それなんかは500円だ?”

すかさず店長、

「 親孝行ということでサービスしときました。」+眩しい笑顔
「 それと…ハイ、メッセージカードとペン。
お母さん喜びますよ。」

有無を言わさず渡されてしまった。
へったくそな字で書いたさ、「タンジョウビオメデトウ」ってな。

“ 今夜カーチャン喜んでくれるといいな・・・。”

んで、持って帰って気付いたんだけど、オレ「誕正日おめでとう」って書いちゃってる。

“ スゴイよ!ジョンイルだよ!将軍様生まれちゃったよ!”

花束だけ渡します・・・。



















この文字列の中からゴリラを探せ




鯵鮎鰯鰻鯨鰹鰍鯖鮫鰭鱈鯛鮮鯉鮭鮒魴鰐鮑鮖魯鮃鮪鱒鱗鮗鮴
鮨鮠鮟鯀鯊鮹鯆鯣鮓鯒鯑鯏鯢鯤鯔鯡鯰鯱鯲鰺鰓鰒鰈鰆鰌鰊鰄
鰮鱇鰕鰔鰉鰲鰛鰰鰡鰤鰥鱆鰾鱶鱧鱠鱚鱸鰍鯉鮭鯖鮫鯊鮹魴鰐
魯鯆鰭鮎鱈鯛鮮鮒鮪鱒鱗鮓鮃鯵鮑鮖鰯鰻鮗鮴鮨鯣鯨鰹鮠鮟鯀
鯢鯔鯡鯰鯱鯤鯲鰺鰓鰒鰈鰆鰌鯒鯑鯏鰊鰄鰮鱇鰕鰔鰉鰲鰛鰰鰡
鰤鰥鱆鰾鱶鱧鱠鱚鱸鯊鮹鯆鯣鯨鰹鰍鯉鮭鯖鮫鰭鱈鯛鮮鮒鮪鱒
鱗鮓魴鰐魯鮃鯵鮎鰯鰻鮑鮖鮗鮴鮨鮠鮟鯀鯰鯱鯲鰺鰕鰈鰆鯡鰌
鰊鰄鰔鰉鰓鰒鱚鱸鯒鰮鰛鰰鰡鰤鰥鱇鰲鱆鰾鱶鱧鱠鯑鯏鯢鯤鯔
鯒鯲鰄鰮鯑鯏鰊鯢鯔鯡鯰鯱鱇鰕鰔鰉鰲鰛鰰鰡鰤鰥鱆鰾鱶鱧鱠
鱚鱸鯤鰺鰓鰒鰈鰆鰌鱒鱗鰻鮑鮖鯆鯣鰍鯉鮓魴鯨鮭鯖鮫鰭鱈鯛
鮮鮒鮪鮗鮴鮨鮠鯊鮹鰐魯鮃鯵鮎鰯鮟鯀鰹鰊鰄鰮鰛鯑鯏鯢鯤鯔
鯡鰓鰒鰈鰆鰌鰰鰡鰤鰥鯰鯱鯲鱧鱠鱚鱸鰺鰕鰔鰉鱇鰲鱆鰾鱶鯒
鯏鰊鰄鰮鱇鰕鰔鰉鰲鰛鰰鰡鰤鰥鱆鰾鱶ゴリラ鱚鱸鯢鯔鯡鯰鯱
鯤鯲鰺鰓鰒鰈鰆鰌鯒鯑鯊鮹鯆鯣鯨鰹鰍鯉鮭鯖鮫鰭鱈鯛鮮鮒鮪
鱒鱗鮓魴鰐魯鮃鯵鮎鰯鰻鮑鮖鮗鮴鮨鮠鮟鯀鰻鯨鰹鮭鯖鮫鰭鱈
鮮鮒鯆魴鮎鮪鱒鱗鮓鯊鮹鰐鯛魯鮃鮑鮖鯵鰯鮟鯀鯣鰍鯉鮗鮴鮨
鮠鰆鰡鰤鰄鰾鱶鱧鱠鱚鮟鱇鰕鰔鰉鰲鰛鰰鯢鯔鯡鯰鯱鯤鰥鱆鱸
鰌鯒鯑鯏鰊鯲鰺鰓鰒鰈鮪鱒鱗鮓魴鰐魯鮃鯵鮎鰯鰻鮑鮖鮗鮴鮨
鮠鮟鯀鯊鮹鯆鯣鯨鰹鰍鯉鮭鯖鮫鰭鱈鯛鮮鮒鱒鰻鯨鰹鰍鯉鱗鮓
鯊鮹鰯魴鰐魯鮃鮑鮟鯀鮭鯖鮫鰭鱈鯛鮮鮒鮪鮖鮗鮴鯆鯣鯵鮎鮨


















注文




 イタリアンカフェでバイトしてた頃・・・。
2人のオヤジがやってきました。

オヤジ1 「ここはなかなか美味しいんだよ、これなんかいいですよ。」
オヤジ2 「ほー、じゃ、俺はこれにしようかな。」

そういうと、オヤジ2はメニューを指差しながらはっきりとこう言った。

「 トマトとジルバのスパゲティ!」

その瞬間、俺の脳裏には、トマトと麺が踊り狂ってる様が浮かんだ。

“ マズイ、ここはこらえろ、笑っちゃイカン!!”

などと思っていると、間髪入れずにオヤジ1が、

「 じゃ、俺はこのペロロンチーノ!」

もう限界、っていうか完敗。




















50文字以内でわかるシェイクスピア四大悲劇。






ハムレット
DQN王子がいろいろ暴れ狂ったら自分や母や叔父や婚約者やその兄など周りの人がみんな死んだ。

リア王
空気の読めない末娘のせいでボケ老人の王様が妙なことを言い出してみんな不幸になった。

マクベス
変な宗教にはまってるおばはんたちの言うことを真に受けてやってみたら不幸になった。

オセロ
嫁が浮気したと勘違いして切れて嫁を殺した夫が、後で浮気が間違いだったと知って自殺した。



















同じ単語でも文字によって受ける印象が違う




 イタリア人の旦那を持つ者です。
こないだ旦那と日本語について話してて、「同じ単語でも文字によって受ける印象が違う」と言うと「うそだぁ」と言われました。

「本当だよ!例えばLemonね。ひらがなでれもんと書くとかわいらしい印象。
漢字で檸檬と書くと、なんて言ったらいいかわらないけど引き締まった印象。
あと学生のころに教科書にこのタイトルの小説が載ってたから、私は小説が思い浮かぶな。
個人的にはカタカナでレモンと書くのが、スタンダードかなと思ってるけど」と言ったら、

「じゃあAppleは?」と聞かれたので、

「りんごと書くとかわいらしくてほんのり甘い印象。
林檎は、なぜか雪景色に林檎の赤が映えてるイメージが思い浮かぶんだよね。林檎=青森ってイメージだからかなぁ。
カタカナでリンゴだとただ単に果物って印象。たぶん文字から受けるイメージは人それぞれ違うから、個人差は大きいだろうけど。」と説明したら、

「きっと君の想像力が豊かなだけだよ、だってAppleはただのAppleなんだから」とわかってもらえず…。


 しかし、次の日会社の同僚(日本人)にそれを話したら「説明しづらいけど確かに違う」と言われたそうです。

 そして日曜日、旦那が買った百人一首(夫婦間での密かなブーム)で遊んでる時に、急に「ねぇ、わかったかもしれない」って言い出して、
「漢字はかっこよくて凛々しいけど、ひらがなは優しいかんじがするね。君が言ってた文字から受けるイメージっていうのはこういうこと?」と聞かれ、
「うーん、そんなかんじかな」と言うと、「またひとつ日本について理解できた」と嬉しそうでした。

 関係ないけど、百人一首で連敗中なのがよほど悔しいのか、最近旦那が百人一首を呪文のようにつぶやくのがちょっとこわい…。
休日の夜はごはん作ってくれるんだけど、キッチンで包丁持ちながらぶつぶつつぶやいてる時の怖さといったら…!w
けど、はやく取れるコツは教えたくない!

















You've got it!!



A boy digging at the edge of the garden when he saw a big toe. He tried to pick it up, but it was stunk to something. So he gave it a good hard jerk, and it came off in his hand. Then he heard something groan and scamper away. The boy took the toe into the kitchen and showed it to his mother. "It looks nice and plump," she said. "I will put it in the soup, and we will have it for supper." That night his father carved the toe into three pieces, and they each had a piece. Then they did dishes, and when it got dark they went to bed. The boy fell asleep almost at once. But in the middle of the night, a sound awakened him. It was something out in the street. It was a voice, and it was calling to him. "Where is my to-o-o-o-o-o-e?" it groaned. When the boy heard that, he got very scared. But he thought, "It doesn't know where I am. It never will find me." Then he heard the voice once more. Only now it was closer. "Where is my to-o-o-o-o-o-e?" it groaned. The boy pulled the blankets over his head and closed his eyes. "I will go to sleep," he thought. "When I wake up it will be gone." But soon he heard the back door open, and again he heard the voice. "Where is my to-o-o-o-o-o-e?" it groaned. Then the boy heard footsteps move through the kitchen into the dining room, into the living room, into the front hall. Then slowly they climbed the stairs. Closer and closer they came. Soon they were in the upstairs hall. Now they were outside his door. His door opened. Shaking with fear, he listened as the footsteps slowly moved through the dark toward his bed. Then they stopped. "Where is my to-o-o-o-o-o-o-o-o-o-o-e?" the voice groaned. (At this point, pause. Then jump at the person next to you and shout:) "You've got it!!"



















チョウさん





 俺がアメリカで知り合った中国人の話なんだが、チョウさんってのがいた。
俺が19歳の時に2ヶ月間の語学留学でLAに行ってて、現地の大学のESLに通うようになったところ、日本人は俺ともう一人だけで他はほとんど中国人。
レベルが下から3のクラスだったから、正直英語ほぼ無理状態だった。
 でも、俺はどうにか英語を頑張ろうと他国の人間と積極的に話しを試みたところ、チョウさんというおじさんと仲良くなったんだ。
チョウさんはいつもニコニコしてるおじさんで、あまり英語が得意じゃないらしく、俺や周りがメキメキと力をつけるなかただただニコニコ笑いながら聞いてた。
 でも、ランチの時や放課後は積極的に話しかけてきてくれて、車を持ってないでメトロバスを利用してた俺を、夕方は危険だからと、片言の英語でいつも乗せてくれた。
ランチなどはほぼチョウさんが出してくれてた。

 それから俺が滞在してた2ヶ月の間、めちゃめちゃ良くしてくれた。
朝は流石に迎えに来る事はないけど、夕方の送りや、ランチへの招待、そしてたまに休日にアウトレットモールに車で連れて行ってくれ、靴を買ってくれた。
断ったんだが、ニコニコしながら、お前学生、俺社長だから金ある、などと英語で言いながら買ってくれた。

 2ヶ月が経ち、俺は日本に帰ることになった。
チョウさんはESLで英語を学びながら仕事をこっちで展開してるとの事で、もし、中国に来た時は連絡しなさいとメールアドレスと中国での会社の名刺と自宅の電話番号を教えてくれた。
俺も日本に来たら連絡頂戴と教えた。

 それから約1年半後。
中国に戻ったというチョウさんからのメールを受け取った俺は、“じゃぁ、遊びに行くよ。”と返信した。
俺は夏に中国へと向かった。
 そして、空港について直ぐにチョウさんの携帯に電話をした。
すると英語が堪能な中国人の声が帰ってきた。

「 チョウさん、英語凄く上手くなったね。」

と言うと、今度は日本語で、

「 そんなことないよ、日本語の方が得意なんですから。」

と返ってきて、日本語話せるの?と驚いた。
どうやら本当は日本語話せたが、俺が一生懸命英語で話してたので、英語で対応してたらしい。
 それからチョウさんが迎えに来てくれて、チョウさん所有のホテルへと向かった。
それはユースホテルぐらいを想像してたけど、かなりの大きさだった。

 そして約1週間。
チョウさんは本当に良くしてくれた。
マカオセンターなどにも連れて行ってくれたし、昼はブラブラしてて、チョウさんの仕事終わりにご飯に連れて行ってもらって、ホテルは無料で使わせてくれた。
 ただ、4日目に少し反日感情がある青年3人にイチャモンを付けられた。
昼間ブラブラしてると、いきなりツバをふきかけてきた。
汚いなぁ、と思いつつも無視しようとすると、肩を掴んできて中国語でベラベラと何か言われたが、さっぱり分からずにいると無理やり手を絞り上げられて財布からお金を取られた。
そして、何を言う間もなく殴られて、何故か英語で「ジャップ」と罵って逃げていった。

 その日の夕方、それを聞いたチョウさんは、色々な人に連絡を取った。
俺は警察に行こうかと思っただけで恐怖で行けず、直ぐにホテルに戻ってた。
チョウさんは少し怒りながら、

「 大丈夫、すぐにお金戻ってくるよ。
それまで、これで我慢してね。」

とお金を渡してきた。
 断ると「お小遣い」と言い、断るのは失礼だぞとお金を握らせてきた。
俺はありがたく受け取り、帰りの日まではチョウさんの知り合いの女性と一緒に昼は過ごすようになった。

 そして帰る日の昼頃、洒落にならない事が起きた。
犯人のうちの1人?と言う顔面が潰れたかのようにグチャグチャな男が、泣きながらお金を返しに来た。
チョウさんの友人だと言う人に連れられて謝ってきた。
 俺は何が起こってるのか分からないので、「いいよ許すよ。」とだけしか言えなかったのだが、チョウさんは怒った声でフタコトミコトいうと、その青年は泣き叫んだ。
そして無理やり立たされて連れていかれた。
後ろ手に縛られた彼の左手首は寸断されていた。
俺は最後の最後により大きな恐怖を味わってしまった。
 チョウさんはニコニコしながら、「残りの二人はもういないよ、彼ら罪人、悪い事したから、警察に行くよりもこっちのほうが対処が早いから。」と言う。
初めてそういう人だったんだと気付いて帰国した。
 それからも連絡は取ってるし、良い人なのは分かってるけど恐怖は常にある。
中国人は身内に優しく他人にキツイって意味が少し分かった出来事だった。



















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9月13日(木)のつぶやき

2018-09-14 02:57:19 | _HOMEページ_
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