大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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☆(  しづめばこ P574 )                          

日々の恐怖 8月30日 東京都板橋区(2)

2019-08-30 18:29:49 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 8月30日 東京都板橋区(2)



 ところが、その部屋で寝起きしている佐藤さんだけは、老婆の幽霊を見ない。
親父と鈴木さんが、

「 佐藤、変なもの見たことないか?」

というと、佐藤さんは、

“ きょとん・・・・??”

とするばかり。
 それで、引っ越して1ヶ月して、親父と鈴木さんが黙っているのも悪いと思って、老婆の幽霊を佐藤さんに話した。
 すると、佐藤さんは、

「 う~ん・・・・・・・・。」

と考えてから、みかん箱を部屋の中に置いて、上にワンカップを置いて、

「 先に住んでいるおばあさん、ごめんなさい。
でも、俺は貧乏だから、どこにも行き場がない。
だから、申し訳ないけど、大学を卒業するまでは、この部屋に住ませてもらえないでしょうか?
 毎日お供え物をするのは無理だけど、田舎からお茶とお米だけは送ってくるので、それだけは供えます。
バイト代が入った時には、お花を一輪と、ワンカップをひとつ買ってきます。
どうか、よろしくお願いします。」

と言った。
 親父と鈴木さんは、

“ なに、やってんだろうな、こいつ・・・・。”

と思ったが、佐藤さんが真面目にやっていたので、一緒にそのみかん箱に頭を下げた。







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日々の恐怖 8月27日 東京都板橋区(1)

2019-08-27 14:42:25 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 8月27日 東京都板橋区(1)



 親父から聞いた話である。
親父が大学3~4年の間、男3人で小さくて古い一軒家を借りて住んでいた。
 と言っても、家賃をちゃんと払ってるのは親父と鈴木さんだけだった。
もう一人の佐藤さんはあまりにも貧乏なので、居候させる代わりに家の掃除、ゴミ出しなどをやってもらうことにしていた。
親父と鈴木さんは、佐藤さんの困窮ぶりを助けてやろうということだったようだ。
 間取りは3LDKで、LDK6畳・6畳・6畳に4畳半。
佐藤さんは4畳半に居候している。
 この佐藤さんの4畳半に出た。
親父も鈴木さんも何度も見たのが、恨めしそうに正座する白髪の老婆だった。
 出るタイミングも、朝昼晩関係なし。
多い時には一日に三回くらい見る。
 4畳半の襖が開いている時、何気なく目をやると、中に白髪の老婆が恐ろしい形相で正座している。
来客の中にも、見た人が5人ほどいたらしい。








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日々の恐怖 8月24日 古民家(3)

2019-08-24 09:55:11 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 8月24日 古民家(3)




 こんな偶然があるのかって驚いたが、全く同じ家にAさんも住んでいた。
そしてAさんもその声を聞いて、Aさんは一人っ子だったから怖くて怖くて、泣いて両親に頼んで引っ越したそうだ。
 お互いにもうすぐ40歳になろうかって年だったし、今更怖いってのはないけど、好奇心に駆られてふたりで調査の旅に出た。
両親に覚えてる限りの情報を貰って出掛け、現地ではふたりの記憶を頼りに探し出した。
 その古民家はわりとあっさり見つかったが、かなり廃屋っぽくなってて誰も住んでなかった。
 周辺の人に聞いて回ったりしたけど、さすがに不審者扱いされたのか口は堅く情報なし。
ただ、現地の人が、

「 ひとりだけ、話し相手になってあげたら喜びそうなじーさんがいるよっ・・・。」

て教えてくれて、そのじーさんに聞きに行った。
 そうしたところ、昔、古民家の裏の竹林で遺体が見つかったことがあったそうだ。
借金の返済を巡って争って、撲殺されたらしい。
 確証はないけれど、

“ もしかしたら、その返済を巡る争いの声だったのかなぁ・・・・。”

と思った。
それで、一応それなりに納得して帰ってきた。
 子供の頃の不思議な体験が、思わぬことから同士が見つかり、探偵ごっこの末に一応解決した。
 姉に電話して一部始終を話したら、

「 何故、私を誘わない!」

と無茶苦茶怒られた。







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日々の恐怖 8月22日 古民家(2)

2019-08-22 18:03:03 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 8月22日 古民家(2)




 ある日、思い切って姉に聞いてみた。

「 パパとママ、もしかして仲が悪いの?
離婚とかしないよね・・・・?」

すると姉も夜中の喧嘩に気付いてたらしくて、同じように心を痛めていた。
 それで思い切ってふたりして母に言った。

「 どうして喧嘩してるの?
2階まで聞こえるような喧嘩は止めてほしい。
聞いてるのが辛い。」

そしたら母はキョトンとして、

「 こっちに来てから夫婦喧嘩なんてしたことないよ。」

って言った。
 それに、

「 こっちに来てから家庭菜園やってるし、スーパーまで遠いし、家が大きいから掃除も大変だしで、毎日クタクタだからそんな気力ないわ~。」

って言われた。
その日から私と姉は怖くなって、夜は一緒に寝ることにした。


 それから何十年も経って、私も偶然転勤族と結婚した。
ある街でアルバイトをした時に、同じように親が転勤族だった女性Aさんと仲良くなり、色々話をしていたら、住んでた都市がかぶってるのが何ヶ所かあった。
 同じ田舎に住んでたことで話が盛り上がっていたときに、ふとその古民家のことを思い出して、

「 こんな不思議なことがあって・・・・。」

と話をしたら、Aさんがビックリしながら、

「 それって○○って村じゃない?」

って言って、それが大当たり。







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日々の恐怖 8月19日 古民家(1)

2019-08-19 18:52:13 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 8月19日 古民家(1)




 私の父親は2年毎に転勤のある仕事で、両親と姉、弟の5人で、姉が高校受験を迎えるまで引っ越しは続いた。
 大抵は県庁所在地のマンション住まいだったが、一度だけ回りが田んぼに囲まれて、柱が黒光りするような古民家に住んだことがある。
この間、愛しの座敷わらしって映画を放送してたけど、まさにあんな感じの家だった。
 当時私は小学4年生だったけど、初めて自分だけの部屋を貰ってすごく嬉しかった。
でもそれも束の間で、その家に来てから夜中に両親が喧嘩をしていることが増えた。
 うちの両親は割と仲良し夫婦だと思ってたけど、母は東京の生まれの人だったから、

“ ああ、こういう田舎には来たくなかったのかもな・・・・。”

と思っていた。
 時々夜中に目が覚めると階下から怒鳴り合いが聞こえて、でも朝になると父も母も普段通りだから、子供の前では喧嘩を見せないようにしてるんだな、と思っていた。








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日々の恐怖 8月16日 海の家 (7)

2019-08-16 16:33:37 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 8月16日 海の家 (7)




 姉は小さい頃は言わなかったが、人魂を目の前30cmで見たと、俺が大学生になってから白状した。
 小屋の外にある便所に行ったとき、やたらと外が明るいなと思っていたら、目の前にバスケットボールぐらいある人魂が飛んできた。
そして、姉の目の前で静止したので、よくよく人魂を見ると、人魂の光の中にお婆さんの生首みたいなものが見えた。
 姉は驚いて、人魂の中のお婆さんに、

“ ペコリ!”

と頭を下げたら、凄い勢いで人魂は沖に向かって行った。
 人魂の中に人の頭があるなんて知ったら小さい弟が怖がるだろう、と黙っていたそうだ。
俺が、

「 怖くなかったのか?」

と聞くと、

「 見慣れていたし、お婆さんも普通のお婆さんだったから、怖くはないけど、ただただ驚いた。」

と返答した。
 俺は大学3年の時、バイクで一度だけ、あの海の家のあった辺りに行ったことがある。
駐車場と浜へ降りる階段が残っていたが、海の家は跡形もなく消えていた。
海藻人間を目撃した磯は残っていたが、俺が子供の頃のようには貝もなかった。

“ なんであの頃、あんなにも色んなモノを見たのに、あまり怖くなかったんだろうか?”

今、記録し、こちらに思い出として残しておきます。











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日々の恐怖 8月13日 海の家 (6)

2019-08-13 18:44:22 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 8月13日 海の家 (6)



 母曰く、

「 あの頃、うちは貧乏だったから、アレも哀れに思ったんだろう。」

ただ、骸骨だけは、

「 いかんヤツ。」

だと母は認識していた。

「 アレは、海で死んで、遺体が発見されてないヤツなんだと思う。」

骸骨は置いておいて、俺は海藻人間が見た目よりいいヤツだったことを、ここで初めて知った。
 父は母から、

「 あの海の家はお化け屋敷だ、早く何とかしてくれ。」

と何度も電話で言われていたらしい。
 しかし、理数系だった父は信じず、あの8月15日の骸骨を見るまでは、

“ 面倒臭い・・・・・。”

としか思っていなかったらしい。
 それが、あの骸骨を見て、

“  あんなお化け屋敷に妻子を置いておけない!”

と、本気で借金処理を頑張ったんだと、後から知った。








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しづめばこ 8月10日 P564

2019-08-10 18:40:33 | C,しづめばこ


 しづめばこ 8月10日 P564  、大峰正楓の小説書庫で再開しました。


小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。
下記のリンクに入ってください。
小説“しづめばこ”



大峰正楓の小説書庫です。
大峰正楓小説書庫


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日々の恐怖 8月9日 海の家 (5)

2019-08-09 18:54:13 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 8月9日 海の家 (5)




 父親を無理矢理起こして、3人で窓からそっと覗くと、月明かりの中、骸骨が浜を歩いていた。
 やたらと大きな骸骨で、表面にフジツボらしきものがびっしりついていて気持ち悪い。
それが酔っぱらいのように、フラフラと浜を歩いている。
 なにかを探すかのようにうろついている骸骨を数分見ていたが、父親がガラリと戸を開けると、骸骨はその瞬間に消えた。
 8月下旬、海にクラゲが出るようになる頃、父の実家のある東京へ引っ越すことになった。
残された借金も、町役場の人が紹介してくれた弁護士を通じてどうにかなった。
俺たち家族がいなくなった後、町営の海の家はなくなった、と聞いた。
 その後、大きくなってから、母に人魂や海藻人間や骸骨のことを聞くと、母も、

「 何度も見た。」

と言った。

「 でも、子供たちが怖がるから、絶対に怖がる素振りは見せないようにしていた。
人魂は、何十回と見たことから、そういうもんだ、としか思わなかったよ。」

さらに母は、

「 海藻人間は夜明け近くに、海の家の前にトコブシ(小さい種類のアワビ)やヒメサザエを30粒ほど置いて行くことも何度かあった。
それ、食べちゃったけど・・・・。」

と言った。
 母はそれらを普通に食卓に乗せていたのだ。
あっぱれである。









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日々の恐怖 8月7日 海の家(4)

2019-08-07 20:34:26 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 8月7日 海の家(4)




 姉と俺で小雨の中、波打ち際で遊んでいたら、全身も見たことがある。
磯でなにかを拾っている人影が見えて、俺が、

「 あれ・・・・?」

と声を出したら、

「 ゴブゴブ・・・・・。」

言いながら海へ向かっていって消えた。
 全身が海藻まみれで、身長は2メートル以上あったと思う。
やたら手足が長かった。
 一番怖かった記憶は、8月15日だった。
お盆は一日だけ休みで、父も出稼ぎ先から海の家へ帰ってきていた。
久々に父親と再会して嬉しかったことと、お土産の豚肉の味噌漬けが美味しかったことを覚えている。
 夜中、ゴザの上で寝ていると、姉に、

「 なんか、変な音しない?」

と起こされた。
 外から波の音に混ざって、

“ カシャカシャ、カシャカシャ・・・・・・。”

という音が聞こえてくる。
 夜の海からは色んな音が聞こえてくるのには慣れてしまっていたが、聞きなれない音というのは気持ちが悪い。








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日々の恐怖 8月5日 海の家 (3)

2019-08-05 19:17:07 | B,日々の恐怖



 日々の恐怖 8月5日 海の家 (3)



 雨の日は海の家は休みなのだが、母が町役場に出かけ、俺と姉は留守番した日のことだ。
けっこうな暴風雨で、昼間なのに真っ暗だったのを覚えている。
 俺と姉は、映りが悪い14型のカラーテレビを見ていたのだが、突然、停電してしまった。
古い小屋だったから風雨の音ばかりが響く中、姉と俺は、

「 やだな~。」

とボヤきながら、明かり取りの高いところにある窓を何気なく見たら、長い髪の毛をざんばらにしたような人間が、明かり取りの窓からこちらを見下ろしている。
 最初は常連客の誰かがフザケているのかと、姉が、

「 だれ~??」

と声をかけると、ざんばら男は、

「 ゴブゴブ・・・・・・。」

と声を出して、すっと窓から離れた。
 夕方になって雨がやんだので、外から明かり取りの窓へ向かってみると、海藻が何本かぶら下がっていた。
 それから、雨の日にはよくそのザンギリ頭がよく現れ、明かり取りの窓から覗いていることがあった。
そして、よくよく見ると髪の毛ではなく、顔中を海藻で覆っていることに気付いた。








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日々の恐怖 8月2日 海の家 (2)

2019-08-02 19:30:38 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 8月2日 海の家 (2)




 この海の家で、俺と姉は不思議なものをよく見た。
夜、誰もいなくなった浜でよく火の玉を見た。
 母親は、

「 イカ釣り漁船の照明だ!」

と言っていたが、絶対に違う。
 沖の方に火の玉がヒョコヒョコ流れて、やがて上空に向かって、

“ スゥー!?”

と飛び上がって、やがて消えていく。
花火かもしれないが、わざわざ船で沖に出て花火をやるようなオシャレなところではない。
 最初と二回目、三回目あたりは不気味な感じもしたが、五回目あたりからは姉も俺も、

「 またか・・・・・。」

と見物するようになっていた。
約2ヶ月で10回以上は見たので、そのうち飽きて、わざわざ見物もしなくなった。








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日々の恐怖 8月1日 海の家(1)

2019-08-01 19:26:00 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 8月1日 海の家(1)



 昭和50年代後半、俺が小学2年になったばかりの頃だった。
うちの親父が友人の借金の保証人になって、友人が飛んだから、我が家は家も土地も全て奪われ、一家全員宿無しになってしまった。
 父は高速道路建設で7月から8月の2ヶ月間、出稼ぎのような状態だ。
母と姉(当時小6)と俺(当時小2)の3人は、7月から8月いっぱい、親戚から紹介された町営の海の家の住み込み従業員生活となった。
 海の家といっても、浜は小さく、建物も昔は漁師小屋(番屋)だった。
朝は8時に開けて、夕方5時に閉店する。
更衣室と水道水シャワーと簡単な飲食を提供する。
 掃除をしたら、店の残り物の焼きそばやおでんで食事した。
雨の日以外は夏の間は無休だった。
姉と俺は、元の小学校から遠く離れて友達も誰もいない土地で、海水浴客相手の接客を頑張っていた。








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