大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

☆奇妙な恐怖小説群
☆ghanayama童話
☆写真絵画鑑賞
☆日々の出来事
☆不条理日記

大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

☆分野を選択して、カテゴリーに入って下さい。

A,日々の出来事

☆( 1年間366日分の日々の出来事  )

B,日々の恐怖

☆( 日々の恐怖 )

C,奇妙小説

☆(  しづめばこ P574 )                          

Photo Lounge52 ダーリン

2007-12-19 20:35:57 |      Photo群

Photo Lounge52 ダーリン 画像


     Photo Lounge52 ダーリン 

           「 愛してるわ!」          


☆Photo Lounge目次に戻る。
  Photo Lounge目次

☆HOMEページに戻る。
  HOMEページ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんじゃもんじゃ物語235

2007-12-15 18:20:13 | _2-19 港への道
 そのとき、H1号を持っていたなんじゃ殿様が口を挟み、シミコ婆さんに聞きました。

「 あの~、今、ホンジャ大学と言ったけど・・・。
 それって、なんじゃ国ともんじゃ国の中立地帯にあった大学?」
「 ああ、昔はな。」
「 え、昔って?」
「 昔は、そうじゃったがな。
 今は、なんじゃ国は無くなって、もんじゃ国が三つの島を統治しているがの。」
「 ギョェ~~~~~~~!!」

なんじゃ王子は、シミコ婆さんの話に驚きました。
お頭ブラックがなんじゃ王子に聞きました。

「 何を、驚いているんだ?」
「 なんじゃ国が無くなった・・・。
 どうして・・・・。
 なんじゃ国は、僕の国だよ。」

なんじゃ王子は、続けてシミコ婆さんに尋ねます。

「 どうして、なんじゃ国は無くなったの?
 なんじゃ王はどうなったの?」
「 なんじゃ王ともんじゃ王は、戦争で相討ちで両方とも亡くなった。」
「 ギョェ~~~~~~~!!」
「 今は、もんじゃ国が全島を統一して、もんじゃ国の大臣のチカーメが国王
 じゃ!」
「 ギョェ~~~~~~~!!」
「 なんじゃ王子もエレーヌ姫も行方不明のようだし、なんじゃ国のホイ大臣は、
 タコ焼き屋をやってるよ!」
「 ギョェ~~~~~~~!!」
「 ギョェ~、ギョェ~とウルサイ奴じゃのう・・・。
 でも、おまえも何処かで見たような顔じゃが・・・。」



☆HOMEページに戻る。
  HOMEページ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんじゃもんじゃ物語234

2007-12-11 19:06:51 | _2-19 港への道
 H1号が、その言葉にハッと反応しました。

「 新シイ クイズヲ 思イ付イタゾ!
 今日ハ、絶好調ダ!
  ソレデハ、シミコ婆サンダケニ 問題ダ!
 H1号ノ、アリガタイ クイズノ口調ヲ、シミコ婆サンガ 始メテ聞イタノハ、何
 処デシタデショウカ?
 サア、シミコ婆サン 答エロ!」
「 う~ん、何処じゃったかなァ~。
 もう、首のこの辺まで出て来てるんじゃが・・・。」
「 サア、サア、サア、答エハ、答エハ・・・。」
「 う、う、う・・・・。」
「 サア、後、10数エル内ニ 答エルノダ!」
「 う~、何処だったか・・・。」
「 ハイ、10、9、8、7、6、5、4、3、・・・。」
「 あ~~~、あ~、お、思い出したァ~!」
「 何処ダ?」
「 ホンジャ大学じゃった!」
「 フフフフフ、思イ出シタカ、シミコ婆サン!
 H1号ヲ、ヨクモ 盗ミ出シテ クレタナ!」
「 そうじゃ、そうじゃった。
 おまえは、あの時の電気釜じゃ。」
「 電気釜ジャナイ、電気炊飯器ト言エ。
 オマエガ、ホンジャ大学カラ盗ミ出シ、所長ニ 6800円デ 売リ飛バシタ H
 1号ダ!」
「 マズイ奴と出くわした・・・。」


☆HOMEページに戻る。
  HOMEページ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんじゃもんじゃ物語233

2007-12-07 21:05:54 | _2-19 港への道
H1号は、お頭ブラックの声に答えます。

「 エッ、ドウシタッテ・・・・。」

H1号の方に、みんな顔を向けています。
H1号は注目されていることに気が付きました。

“ オヤッ、ミンナガ コチラヲ見テイルゾ・・・・。
 H1号ハ、注目サレテイル。
 ヨシ、チャンスダ!”

H1号は嬉しそうな声で言いました。

「 フ、フ、フ、フ、フ、フ、フ・・・・・。
 ソレデハ、ココデ問題ダ!
 ドウシテH1号ハ、ココデ大声ヲ アゲタノデショウカッ?
 サア、答エロ、ムフフフフ・・・・。
 アレッ、ミンナ ドウシタンダ?」

海賊たちは、呆れた顔をしてH1号に背を向けました。
そして、背を向けたままのお頭ブラックが言いました。

「 おい、小僧。
 もう、H1号の電源を切っていいぞ。」

H1号は慌てて言いました。

「 ア、待ッテクレ、待ッテクレ・・・。」

その様子を見ていたシミコ婆さんが、口を開きました。

「 そのショウモナイクイズの口調・・・・・・。
 何処かで聞いたことがあるようじゃが・・・・・。」


☆HOMEページに戻る。
  HOMEページ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Photo Lounge51 写真家

2007-12-05 20:02:11 |      Photo群

Photo Lounge51 写真家 画像


     Photo Lounge51 写真家

           「 ツン、ツン。」          


☆Photo Lounge目次に戻る。
  Photo Lounge目次

☆HOMEページに戻る。
  HOMEページ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんじゃもんじゃ物語232

2007-12-01 16:16:51 | _2-19 港への道
 音は、なんじゃ殿様から出ています。
なんじゃ殿様が、キョロキョロして言いました。

「 あれっ、何か鳴ってるな?
 何処だ、何処だ?」

なんじゃ殿様は、体のあちこちを探します。

「 あった、あった、これだ。
 この音声ボタンが光ってる。」

なんじゃ殿様は、電気炊飯器にある音声ボタンを押しました。
突然、H1号が喋り出しました。

「 ソイツハ、シミコ ダァ~~~!!」

なんじゃ殿様が、迷惑そうに言いました。

「 ちょっと、耳の横で大声で叫ぶの止めてよ~。」
「 デモ、シミコ、シミコ、アレ、アレ!
 アレハ、シミコ ナンダァ~!」
「 もう、うるさいなァ~。」

お頭ブラックが、H1号に聞きました。

「 おい、H1号、どうしたのだ?」



☆HOMEページに戻る。
  HOMEページ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

☆童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。

-------大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ-------