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大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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日々の出来事 5月26日 無人交番

2018-05-26 08:00:00 | A,日々の出来事_







  日々の出来事 5月26日 無人交番







 今日は、無人交番大学生返り討ち事件があった日です。(1985年5月26日)
横浜市南区で酔っ払って倒れているサラリーマンがいました。
そして、このサラリーマンを介抱する振りをして、三人組が財布を抜き取ろうとしました。
 それを見た通りがかりの大学生二人が、三人組を取り押さえ交番に連れて行きました。
しかし、無人交番で警察官が居なかったため、人数に勝る三人組は暴れ出し、大学生はナイフで刺されてしまいました。
残念なことに、その内の一人は搬送先の病院で死亡しています。
 この事件を契機に、警官も居らず電話がポツンと置いてあるだけの“空き交番問題”がクローズアップされました。









         いぬのおまわりさん


       さとうよしみ作詞・大中恩作曲





♪ヽ( ・∀・)ノ まいごのまいごの こねこちゃん
       あなたのおうちは どこですか ♪
       おうちをきいても わからない
       なまえをきいても わからない
♪(´∀`)ノ゙  ニャンニャン ニャニャーン ♪
       ニャンニャン ニャニャーン ♪
       ないてばかりいる こねこちゃん ♪
       いぬのおまわりさん こまってしまって
      ワンワンワンワーン ワンワンワンワーン ♪ ヽ(´∀`)ノ

♪ヽ( ・∀・)ノ まいごのまいごの こねこちゃん
       このこのおうちは どこですか ♪
       からすにきいても わからない
       すずめにきいても わからない
♪(´∀`)ノ゙  ニャンニャン ニャニャーン ♪
       ニャンニャン ニャニャーン ♪
       ないてばかりいる こねこちゃん ♪
       いぬのおまわりさん こまってしまって
      ワンワンワンワーン ワンワンワンワーン ♪ ヽ(´∀`)ノ























☆今日の壺々話












駐在さん




5人の子供が、自分の村の駐在さんの話をしていました。

「 うちの駐在さんは、ムチャムチャ強いぞ!
常にネクタイと海パン一丁で行動しているんだ。
でも、ネクタイを取られると途端に弱くなっちゃうよ。」
「 うちの駐在さんは、小型潜水艦で出動して、いっぱいイルカを従えているぞ。
でも、気温が35℃を超えないと出勤しないのが難点だけど・・。」
「 うちの駐在さんは、セーラームーンの女子高生の格好をしているぞ。
困ったことに、1ヶ月に1回、満月の日にしか出動しないし、雨の場合は中止なんだ。」
「 お前ら、いいなぁ~、うちの駐在さんは、ずっと寝ている“日暮さん”だ。
4年に一度、夏季オリンピックが行われる年にしか起きて来ないんだ。」

そして、四人は声を揃えて言いました。

「 みんな葛飾区亀有公園前派出所の方から転勤して来たんだ!」

それを聞いて、駐在さんのいない村に住む最後の子供が言いました。

「 両津 勘吉は、転勤なさそうだし・・・・。
うちの村に来そうなのは、ピストルを撃ちまくる眼のくっ付いたおまわりさんか、直ぐに“死刑!”って言う子供の警官かなぁ~。」

どんどん治安が悪くなる世の中、村の駐在さん(町のおまわりさん)は、近くに居て欲しい存在です。























スピード違反





 大道りを高速で突っ走っていました。
他の車も同じ速度で突っ走っているから大丈夫だと思っていました。
でも、スピード違反監視区間を通過したとき、赤外線速度探知器にひっかかり、車を寄させられました。
 巡査が違反切符を手渡し、署名をさせて立ち去ろうとするとき、納得できないので訊きました。

「 おまわりさん、オレがスピードを出していたのは認めるよ。
けどよ、不公平だろっつ~の。
同じスピードで走ってた車は、周りにたくさんあったっしょ。
何でオレだけ切符きられなきゃなんねぇ~の?」
「 釣りをしたことはある?」
「 う~ん、はあぁ・・・?」
「 泳いでる魚を、ぜんぶ釣ったことはある?」























ネズミ捕り





 覆面パトカーがサイレンを鳴らし、前を走っている車を止めた。
警官が降りてきて、運転席のドアを開けるように指示した。
「なんでしょう、おまわりさん?」
「ここは制限速度60キロの道路ですけど、あなた、80キロ以上で走ってましたよ。」
「とんでもありません、せいぜい65キロですよ。」

そう運転手が答えると、助手席に座っていた妻が言った。
「まぁ、あなたったら。余裕で80キロ出てましたよ。」

運転手は黙って妻をジロリと睨みつけた。
警官が続ける。
「テールランプについても、違反切符を切らしていただきますので。」

運転手が驚いたように言う。
「テールランプが点いていなかったですって?それは申し訳ない。」

すると妻が言った。
「まあ、あなたったら! テールランプが故障しているのは、何週間も前から知っていたじゃないの。」

運転手は黙って妻を再度ジロリと睨みつけた。
警官が続ける。
「シートベルトを着装していないので、それも減点になりますね。」

運転手がまたまた驚いたように言う。
「あ、これは、おまわりさんがこちらに歩いて来たので、失礼のないよう外したんです。」

妻がまた口を開く。
「まあ、まあ、あなたったら。あなたってば、シートベルトなんかしたことがないじゃないの!」
「テメエは黙っとれ!」

とうとう、運転手は、妻のほうを向き、怒鳴り散らした。
警官がそれを制止しながら妻に尋ねた。
「奥様、ご主人は、いつもこういう口のきき方をするのですか?」

すると妻が答えた。
「いつもだなんて、とんでもない。酔っ払ったときだけですわ。」






















イノシシ 







 昔、友達から聞いた話だが、とある田舎に老人ホームがあった。
それはのんびりしたもので、近所のじいさんばあさんが、なんとなしにあつまって、日がな過ごしているようなものだった。
 ところがある日、じいさんばあさんが集まってゲートボールをしていると、そこに体重70kgほどのオスのイノシシが暴れこんできた。
審判をしていたホームの人はパニックになってたったまま泣き出したが、おじいさん達はゲートボールのスティックを握ると、70歳以上とは思えない動きでイノシシの動きをさえぎり、イノシシをグランドの隅に追い込んでいく。
 さらに、いつの間にやら、おばあさん達は料理室からなべを持ち出し、そろえてじゃんじゃん鳴らす。
追い払うのかと思ったら、みんなしてグランドの隅の方に追い込んでいく。
普段車椅子の人が、車椅子バレーのネットをいつのまにか持ち出して投網代わりにしている。
 あっという間に、バレーのネットが網代わりになりイノシシの動きを封じ込める。
これが車椅子の人の動きか、と思うぐらいの見事さ、パラリンピック出場可能。
網にかかって倒れこんだイノシシを、おじいさんたちが交代でゲートボールのスティックで殴る。
 普段ベットで寝ているおじいさん達が、元気に駆けつけて殴り役を交代する。
警察が機動隊装備を持って駆けつけてきたときには、すでにイノシシは息絶えていたので、とりあえず事情聴取。
 と思っていると、警察官2人は、おじいさんたちの自慢話を聞かされるはめに。
警察官が気づいたときには、おばあさん達イノシシを解体している。
慌てて止めようとする警察官に、おばあさん達、

「 おまわりさんの分もあるでよ。」
「 おすそ分けじゃ、もって帰るか?汁にして食べていくか?」

狩猟法どうたらは言い出せず。
 “老人ホームにイノシシ乱入”ということで、さらに機動隊員6人登場。
おじいさんたちに、「そんなもん着とったらイノシシ倒せん」と笑われ、て警察官退場。
 結局、イノシシは、その老人ホームのイノシシ鍋になってしまった。
ちなみにその際、警察の要請で救急ヘリが万一に備えて出動待機に入っていたのだが、この結論をきいてあきれていた。
























グンマー







 夜中に町をプラプラしてたら警察に捕まった。
パトカーが俺のそばに止まって警官が2人出てきて俺を囲んだ。

警「ドゥーユーハヴパスポート?」
俺「ノー」

すかさず確保される俺。

警「ニホンゴワカル?」
俺「はい」
警「どこから来たの?」
俺「…ぐんま」
警「ミャンマー?」
俺「ぐんま」
警「グンマーね。ビザは持ってるの?」
俺「持ってないです」
警「はい、じゃあパトカー乗って」
パトカーに乗る俺。
警「名前は?」
俺「山田太郎(仮名)」
警「日系人?」
俺「日本人です」
警「え?」
俺「日本人ですよ」
警「…えっ?」
俺「免許証見ます?」
免許証を見せる俺。絶句する警官。
警「…すいませんでした…不法入国の人かと思って…」
警「…あの、その、お顔とかが、ちょっと外国の方みたいだったので…」
俺「帰っていいすか?」
警「…はい…。お気をつけて…」

それでやっと解放された。
その日を境に、俺のあだなは「ネパール」から「グンマー」になった。























1日3回職務質問





★1回目 新宿歌舞伎町
昼間からこってりしたラーメンを食べたいと思い、新宿歌舞伎町の奥地にある『ラーメン二郎 歌舞伎町店』へ。食べすぎで吐き気がするのを我慢しつつ、フラフラとコマ劇場前の広場方面へと歩いていると、前方から警察官2名が。ここで少し悪い予感がした。過去にも、歌舞伎町で警察官2名にいろいろと職務質問や身体検査をされたのだ。

警官A  ちょ~っといいかなッ♪
自分  はい、なんですか?
警官A  いやいや、特になんてことはないんだけど、ちょ~っと腕見ていい?
自分  え? なぜ?

このとき「なぜ?」とは言ったものの、警官が何をしたいのかは理解していた。前回も同じことをされたのである。覚せい剤やその他の麻薬をしていないか、腕を見て注射のあとを探しているのである。相変わらず、歌舞伎町の警官のノリは軽い。できるだけ相手を刺激させないように親しみやすい態度で職務質問しているようだ。

警官A  いやほら、こんなご時勢だからイロイロあるからねッ♪
警官B  うんうん。頼むよ協力してー。
自分  なんで私なんですか?
警官A  いやはははは♪ 抜き打ちなの。抜き打ちッ♪
自分  絶対、見た目で判断してますよね。
警官A  ないないないー。それはないよ~♪
自分  注射のあとを探してるんですよね? やってないですよ。
警官A  ナハハハハ♪ 大丈~~~~夫ッと♪ ありがとネン!
自分  ……前にも同じことされたんですよ。記録はしてないのですか?
警官A  何もない人の記録残さないからねー。いっぱい職質してるし。
警官B  ありがとうございましたー。
警官A  うン、じゃあ気をつけてー。
自分  ……。

★2回目 新宿西口の電気街
毎日のように価格調査のため立ち寄っている新宿西口の電気街にある『ヨドバシカメラ』。その帰りにロッテリアのある十字路で職務質問された。さすがに「え? 今日これで2回目ですよ」と言ってしまったほど、さすがに驚いた。今日のオレはいつにも増してキモいのだろうか?

警官  ちょっといい?
自分  はい? 職務質問ですか。
警官  そう。
自分  え? 今日これで2回目ですよ。
警官  そうなの? ここでなにしてんのかな。
自分  普通にブラブラですよ。家が近いので。
警官  カバンの中見せてくれるかな?
自分  何も持ってないですって。
警官  じゃあ見せて欲しいんだけど。
自分  いいですけど、ほんとにう何もないですよ。
警官  これ……。
自分  18禁じゃないです。『ドリームクラブ』っていう普通のゲームです。仕事で遊びます。
警官  仕事は?
自分  そこまで言うんですか。インターネットのニュース記事を書いてます。
警官  ……はい、どうも。大丈夫です。
自分  ……。

★3回目 新宿と初台の中間地点あたり
深夜2時ごろ、自転車で自宅に帰っている途中、職務質問された。自分は警察官の仕事を理解しているつもりだし、職務質問も好きでやっているわけじゃないのも知っている。でもさすがに言葉が荒くなってしまった。なぜなら、ここは週に1~2回ほどいつも職務質問されるからだ。

警官  ちょっとストーップ! はいストーップ!
自分  職務質問ですか? これで今日3回目なんですけど(笑)。
警官  本当!?
自分  はい。無灯火じゃないし、止めるきっかけはないと思うんですが。
警官  あー、ごめんね。ライト暗くて気がつかなかったヨ。
自分  おまわりさん、僕のこと覚えてないですか?
警官  えっ?
自分  このルートを通るたびに職質受けてるんですよ。
警官  あー、ごめんねー。少し協力して。
自分  協力はしますよ。親は警察だし、職質が大切な仕事なのは理解してます。
警官  オホホッ♪ 自転車の番号どこかな?
自分  ここです。
警官  ちょっと調べるね。
自分  今月、自転車の番号調べられたの5回以上なんですけど。
警官  ……。
自分  前回チェックした人物かどうか覚えたほうがいいですよ。
警官  そうなんだけど、毎回ここに同じ警官がいるわけじゃないからね。
自分  六本木のドンキで買ったママチャリってデータ出るはずですよ。
警官  はい、この自転車間違いないようです。協力ありがとございましたーッ!
自分  だいたいこの時間帯にここ通るので、覚えておいてもらえると助かります。
警官  あはは、どうもねー。

警察官の職務質問は治安を守るための重要な仕事だ。しかし、職務質問がこうも続くと精神的にきついものがある。職務質問をされるのは不運だったと思うしかないのだが、自分のキモさが警察官の鋭い眼光にロックオンされるというのも理解している。職務質問されないために、個性を消したほうがいいのだろうか? そもそも、自分のキモさを個性だとは思いたくないのだが、職務質問は1日1回までにとどめてほしいものである。





















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5月25日(金)のつぶやき

2018-05-26 02:58:24 | _HOMEページ_
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