気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

黒森峰女学園 70(V)ラング 作ります!! その2

2015年11月19日 | ガルパン模型制作記

 ステップ2では、サスペンションダンパーを取り付けます。ここで取り付ける上部転輪をゴム付き転輪に変更する事は前述しましたが、さらにもう二つ、ガルパン仕様への修正点があります。


 ワンシーンにて劇中車の様子を見ましょう。御覧のように、中央の上部転輪の位置が、キットのそれよりもやや後ろにあります。前から五番目の転輪のちょうど真上にあたります。そして最後尾のダンパーがついていません。最後尾のダンパーがつかないのは、ガルパンのⅣ号戦車系列車輌に共通した特徴でもあります。


 そこで下部車体パーツにおける改造から始めました。


 中央の上部転輪の位置を、右の鉛筆の円印に移動させます。転輪軸部は車体と一体成型にて表されていますので、基部で切り離す必要があります。


 アートナイフで少しずつ切り目を入れて、部品を破損しないように丁寧にゆっくりと切り離しました。後に残った穴は埋めました。


 切り離した転輪軸部を鉛筆の円印の位置に再接着しました。反対側の部品も同じ作業にて移動させました。最後尾のダンパーの穴は、プラ材を詰めて埋めました。


 ステップ3では、サスペンションボギーを取り付けました。ここは制作ガイドの指示通りに進めました。


 全てのサスペンションボギーを取り付けました。


 誘導輪の軸部ははめ込み式なので、制作ガイドの図の通りにカチッと差し込んで接着しました。


 ステップ3が完了しました。


 ステップ4では、車輪類を組み立てます。ステップ5では車輪類を組み付けますが、転輪などは塗装後に接着する予定です。


 劇中車においては、車輪類にもガルパン仕様がみられます。起動輪は通常型に近い形状なので、キットのパーツA12、A13がそのまま使用出来ますが、中心のキャップが盛り上がっているので、初期型のような形になっています。
 そして、転輪の後ろ6個のハブキャップが中期型であるのは、前述した通りです。


 起動輪をガルパン仕様につくります。パーツA12、A13を指示通りに組み合わせた後、中心のボルト1個を削り取りました。中心のキャップは、タミヤⅣ号戦車D型のキットのパーツC2を持ってきて、薄く削ったものを使いました。


 改造後の起動輪です。中心のボルト1個も再現しました。


 転輪は片側8個ですが、前2個の鋼製転輪はガイドの指示通りに組み立てました。上図は残る6個の転輪で、劇中車ではハブキャップが中期型となっています。キットのパーツA16は後期型ですので、これを中期型のパーツに交換しました。
 交換する分については、これまでに作ってきた戦車キットの余りパーツなどを少しずつためたり、他キットのパーツを持って来たりして揃えました。今回のキットの制作において最も苦労した点です。


 車輪類が全て出来上がってステップ4が完了しました。


 ステップ5の工程は、車体底部の非常用脱出口の扉、パーツB12を取り付けるだけで終わりました。 (続く)

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