ステップ7では、主砲照準器およびペリスコープを取り付けます。劇中車ではB16の主砲照準器だけが出ていますので、それに合わせます。B38、B53、B54は不要です。
劇中車の状態を見てみましょう。背面と左側面のペリスコープが出ておらず、左側面の方には長方形の突起があります。次のステップ8で取り付ける主砲照準器のカバーが、キットのパーツB26よりも小さいです。
B16の主砲照準器を取り付けました。が、やや突き出し気味ですので、後で短く調整しました。
左側面のペリスコープの位置にプラ材で長方形の突起を再現しました。
ステップ8では、背面のワイヤーなどを取り付けます。2ヶ所のC10は、ペリスコープが出ないので不要です。またB59、G12も劇中車にはありませんので不要です。またB19とB20は、タミヤキットの同じパーツに交換します。
ワンシーンにて劇中車の状態を見ましょう。バックライトはT字形です。キットのパーツでもT字形になっていますが、簡易化されたような再現度なので、しっかりと造形されているタミヤのパーツに交換します。
ワイヤーは、画像を見る限りでは2回巻きで、劇中車独特のC形フックに懸けてあります。ワイヤー両端のフックは、一方がもう一方の穴に通してあります。これをキットで再現するのは物理的に不可能なので、双方をかみ合わせる形にしました。
キットのパーツを切り出しました。ワイヤーは、キットに入っている糸を使用します。
後部フェンダーステーのB19とB20は、タミヤキットの同じパーツD35、D36に交換しました。上画像の下のパーツがタミヤ部品です。これにD66をつければT字形のバックライトも出来上がります。
ワイヤーは、ガイドの指示通りに作りました。フックのC24は長いので、後で切り詰めて短かくしました。
主砲照準器のカバーB26は、やはりそのままではオーバーサイズでした。後で縦横を約2ミリずつカットして小さく作り直すことにしました。
アンテナ基部のB27を取り付けました。アンテナ本体は、保管上の都合により省略しました。
ワイヤーを懸けるためのC形フックは、劇中車独特のパーツですのでキットには入っていません。ジャンクの中から適当な部品を見つけて、それらしく加工したものを取り付けました。
一つ一つ、パーツを取り付けてゆきました。後部左右のフェンダーは、もともと斜めにつくのを水平に付け直していますから、ステーのパーツもそれに合わせて修正しました。ここではタミヤキットのパーツD35、D36を使いますが、タミヤキットでもフェンダーが斜めにつくので、修正の段取りは同じです。
T字形のバックライトも出来上がりました。タミヤのパーツは精巧に出来ています。
ワイヤーも、なんとか形にしましたが、少し大きかったようです。直径を5ミリほど短くしたほうが良かったように思いまして、後で短く作り直し、フックのC24も切り詰めて短くしました。
なんとか仕上がりました。ワイヤーはまだ取り付けていませんが、後のステップにて取り付けています。 (続く)