去る2月21日にKADOKAWA より刊行された、「ガールズ&パンツァー 樅の木と鉄の羽の魔女」の上巻です。
数あるガルパンコミックの中では抜きん出た美しい描画で知られ、丁寧に構成された世界観、多角的な視点で織りなす深みあるストーリーもまた秀逸の出来と、交流仲間のモケジョさん達にも大好評です。
彼女たちに言わせれば、「こういうガルパンの物語を求めていた、少女漫画チックなタッチもいいけど、奥行き感のあるミステリアスな世界観をきちんと表現しているのが凄くポイント高い」ということなのだそうです。
一見して少女漫画風で描線も綺麗で華奢かつ優美です。初めて見た時、作者は女性かな、と思いました。が、男性の方です。去年11月のあんこう祭の時に江口又進堂の店先にて見かけました。
個人的には、主人公たちの伯爵高校チームの戦車部隊に興味があり、第二次大戦中は枢軸陣営に参じたルーマニア軍のティストをもった戦車道チームのありように魅力を感じています。既に戦車も38(t)戦車、Ⅲ号戦車N型の2輌を再現製作しましたが、もう1輌ぐらいは作りたい気がします。
今回が上巻ですので、二巻構成であるようですが、内容的にはサンダース大付属高校チームとの対戦試合の物語に尽きるのでしょうか。もう少し長く物語を展開して、他のチームとの対戦も描いて欲しいと思います。
アマゾンでの案内記事はこちら。