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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く11 その11 「海門橋を渡ります!!」

2014年11月13日 | 大洗巡礼記

 バスで海門橋を渡ってすぐの「海門橋北口」バス停まで乗りました。その付近にかつて水浜線の終点であった湊駅があったのですが、いまでは再開発によって痕跡すらとどめていません。
 大洗駅から湊駅までの区間は、昭和28年に廃止されていますが、すでに戦争中の昭和20年5月に軍の命令によって不要不急線に指定されて休止され、実質的にはその時点で廃止同然であったそうです。その七年前の昭和13年には海門橋の流失によって海門橋駅から湊駅の間が休止を余儀なくされており、そのことも不要不急線指定につながったようです。
 つまり、これから探索しようとしている湊駅から祝町駅までの区間は、水浜線が廃止された昭和41年よりももっと前に廃止されています。それで、軌道跡がどの程度痕跡をとどめているかについては、あまり期待しない方が良いと考えました。現に、湊駅が完全に消滅していますから、次は海門橋を渡るしか選択肢がありませんでした。


 バス停の西側近くに、ひたちなか商工会議所の那珂湊支店があり、その店先にはガルパンキャラクターの看板がありました。ひたちなかエリアで実施されている「世界一楽しい片道きっぷ」イベントの一環として、海門橋の両端にこうした看板が設置されているのでした。


 アヒルさんチームの河西忍と佐々木あけびです。公式設定では、お二人ともひたちなか市の出身ということになっています。


 北より海門橋を見ました。歩道は東側だけについているので、道路を横切って移動しました。


 東には那珂川河口と鹿島灘、海岸要塞のような外見のアクアワールドが見えました。


 橋より湊駅のあった付近を見下ろしました。道路も宅地も新しく作り変えられているようで、古い風景というものは微塵も残っていませんでした。


 橋の上はかなり強い横風が吹くので、帽子を飛ばされないように片手でおさえたりしました。


 西側の大洗側には、かんぽの宿大洗の大きな施設が望まれました。


 那珂湊の漁港の方角を見ました。おさかな市場の施設群も見えました。


 橋を三分の二ほど渡った時点で、東側下に見えてくるコンクリート構造物です。かつての海門橋の橋脚の基台が残存しているのですが、満潮時には水没して見えなくなるため、水運安全の観点から、その上にコンクリートの構造物を追加して満潮時にも位置が分かるようにしたということです。


 ちょうど満潮時であったようで、橋脚の基台部分は完全に水没して見えませんでした。その上のコンクリート構造物だけが水面上に露出していました。


 河岸にも、橋脚の跡とみられる大きなコンクリート構造物の残骸が見られました。かつての海門橋は鉄道と陸路の併用橋だったので、当時においては規模が大きかったのでしょう。


 現在残されている旧橋の橋脚基台は、一基だけのように思えますが、他の基台も水面下に残っているのでしょうか。


 再び那珂川河口を見ました。この雄大な景色が、かつては車窓から見られたのですね。


 海門橋を渡り終えて、大洗町に戻りました。


 道路わきのガードレールに、ガルパンキャラクター看板が設置してありました。


 ウサギさんチームの澤梓と宇津木優季です。公式設定では、お二人ともひたちなか市の出身ということになっています。 (続く)

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