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ゆるキャン△の聖地を行く10 その9  大室山山頂へ

2020年08月30日 | ゆるキャン△

 大室山のリフトにて山頂にやってまいりました。原作コミック第9巻115ページ4コマ目に登場する上図の山頂施設が、休火山の火口跡の周囲をまわる散策路の発着点になっています。大抵の観光客はリフトを降りて左に進み、散策路を時計回りに進んでゆきましたので、作中での描写と同じでした。時計回りの方が坂が緩やかで歩きやすいのでした。

 

 大室山は、約4000年前に噴火した単成火山のスコリア丘で、山体の比高は約300メートル、その中心に直径250m、深さ40mの擂り鉢状の火口跡があります。火口跡は現在は上図のようにアーチェリー場になっています。

 

 山頂には展望所や売店などの施設が並びます。上図は原作コミック第9巻115ページ5コマ目のアングルですが、作中のような魚眼ワイドビューではないので、全景を捉えきれていません。

 

 下に見える赤い鳥居は、火口跡の中腹に鎮座する浅間神社への参道にあたります。麓のリフト乗り場の大きな鳥居を一の鳥居とすれば、こちらは二の鳥居にあたるのでしょう。上図中央のやや左に一部だけ見える赤い屋根が、浅間神社の社殿です。

 

 その浅間神社参道から、火口跡の底まで道が通じています。そこまで行くにはアーチェリー場への入場料が必要であるようです。

 

 これが大室山のスコリアですか・・・。スコリアとは、火山噴出物の一種です。岩滓(がんさい)とも呼ばれ、だいたいは塊状で多孔質のもののうち暗色のものを指すようですが、大室山のそれは赤茶色です。いかにも溶岩、という色です。

 

 火口周縁の散策路を、時計回りに歩きました。火山の火口周縁を歩くこと自体が初めての体験でしたから、ワクワクしてきて楽しめました。周囲の景色も素晴らしかったですが、風が強かったので、帽子を飛ばされないように気をつけました。

 

 このアングルが、原作コミック第9巻118ページ5コマ目の景色です。浅間神社がすぐ下に見えます。その奥上に見える建物群がリフト乗降場の展望所や売店などです。
 位置的には散策路の東側にあたりますので、まだ四分の一ぐらいの地点ですが、作中では各務原なでしこ達が南側の山頂に達した時点での山頂からの眺めの一つとして描かれています。実際の山頂からはこの景色は見えません。

 

 同じ位置から、火口底および南側の山頂を見ました。上図左端の稜線のピークが山頂です。稜線上に点々と人影が見えて、周縁散策路の規模がだいたい把握出来ました。かなりの距離に思えましたが、実際には一周するのに一時間もかかりません。

 

 ぐるりと進んで南側に達し、山頂への登り道の途中で八ヶ岳地蔵尊が祀られる地点に着きました。

 

 この八ヶ岳地蔵尊が祀られる地点が、そのまま原作コミック第9巻118ページ1コマ目に出ています。

 

 八ヶ岳地蔵尊の近くに、上図の句碑がありました。「伊豆は日のしたたるところ花蜜柑」とあります。俳人の鷹羽狩行さんが平成5年春に当地を訪れた際に詠んだ句であるそうです。私は俳句の事はよく知りませんが、日本では有名な俳人のお一人であるらしいです。  (続く)

 


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