BC自由学園チームの隊長マリーは、周知のように小さなルノーFT-17を搭乗車としています。この軽戦車は二人乗りですから、予告PVで上図のシーンが出た時は、隊長に傘をさしてあげているのが操縦手で、マリーが砲手を兼ねるのだろう、と思っていました。
「最終章」第一話のワンシーンで、傘を持っていたのが、実際に操縦手であることが確認出来ました。マリーは砲塔後部のハッチに陣取ったままですから、砲手も兼ねるのだろう、と考えていました・・・。
しかし、上図をよく見ますと、開かれた操縦手ハッチの内部にもう一人居るのが分かります。砲塔内に立っているようです。
つまり、砲塔内にもう一人居るわけです。これが本来の砲手なのでしょう。先のシーンで見た操縦手と同一人物のように見えがちですが、よく見れば髪形が違います。
それに、公式キットを作ってみて分かったのですが、操縦席と砲塔内空間の間には仕切り板があって、内部で行き来が出来ません。
したがって、BC自由学園チームの指揮車は、本来の定員数ににマリーが加わっている形になります。三人も中に入れないのかもしれませんが、とにかくマリーが車内に潜り込む場面と言うのは、第一話においてはありません。
よく考えると、このような、定員数プラス隊長で人数オーバーになっていることが明らかなガルパンの戦車というのは、このルノーFT-17が初めてなのですね・・・。他にもあったかなあ・・・。
いま公式キットを制作中ですので、内部の状況がよく分かります。車内には仕切り板もあり、砲弾架などもありますから、とにかく狭いことが分かります。
どうやら、2人入れば一杯になるようですね。
FT-17の断面図ってこんな感じらしいので、どうやっても3人は無理なんじゃないでしょうか。
操縦主の後ろ、砲手の足元にしゃがめばなんとか……?
劇場版のCV-33は、アンツィオ高校チームがダージリンからの急な大洗支援要請を受けて、とりあえずトラックで運んできた車輌であるのでしたね。
あれで大学選抜の戦車と渡り合えるわけは無いので、最初から偵察および情報センターの役目を担うべくどこへでも行ける軽快車を選び、無理して3人で乗り込んでいた、ということでしょうか・・・。
ひるがえってFT-17のほうは、無理しても中に3人入れないのでしょうか・・・。入れないから、マリーが砲塔ハッチ口に陣取っているということですかね・・・。
皆様、御指摘、御意見どうも有難うございました。
「定員数プラス隊長で人数オーバーになって」
劇場版でのアンツィオ3人娘がありますね。
チームの隊長じゃないから違いますかね?
二人乗りのところに無理やり3人乗ってます。
……あれは本来誰が乗員で誰が後から無理やり乗り込んだのかは不明ですが。
カルパッチョ操縦主、ペパロニ砲手(機関銃主)っぽいので、役割的にはドゥーチェが余る感じですかね。
いつも楽しく見てます。
ガルパンで定員数overで出た車輌だと劇場版のCV33がそうだったと思います。
モデルグラフィックス2月号の表紙だったんですね。
記事にも操縦手ちゃんと砲手ちゃんの基本設定図がありましたね。