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叡山電鉄「ゆるキャン△」スタンプラリーに行きました その4

2018年02月16日 | ゆるキャン△

 叡山電鉄の「ゆるキャン△」ラッピング車輌は、かつての京阪電車「けいおん」ラッピング車輌のような、車体外観全てを覆い尽くすデザインではありません。車体の一部にメインデザインをポスターのような感じで貼り、窓に上図のようなステッカーを付けるにとどめています。「けいおん」のラッピング車輌からずっとこのスタイルを貫いています。

 その理由は、運行される経路の大半が、京都市の都市景観保護条例区域および歴史的風致保全地区に含まれるためです。派手な痛々しい外観にすることが禁じられています。電車だけでなく、建築も規制対象となっています。

 

 そのため、ラッピングのメインは車内の乗降口扉の内面に施されています。扉は4面ありますから、4種のデザイン図が貼られています。駅に停車して扉が開かれると見えなくなりますので、これらを撮影するチャンスは限られています。だいたいは、走っている最中に撮ることになります。

 しかし、一般の乗客も少なくないなかで、車内を動き回って4面の扉のデザインを撮る、というのはかなり大変です。けっこう横揺れがありますから、ブレやすいです。スピードがあまり無い状態で、直線コースを走っている時が、比較的撮りやすいです。
 ですが、扉のところに乗客が立っていることも多いので、なかなか撮れなかったりします。天気が良いと車内が暗くなりますので、カメラの画像も暗くなりがちです。そこをうまく調整して、明るく撮影しなければなりませんでした。

 

 上図は、出町柳側の西側乗降扉の図柄です。左が笛吹フルーツ公園での大垣千明、右がJR身延線車内の犬山あおい、です。下端には来る3月28日に発売される円盤の告知が入っています。

 

 犬山あおいのステッカーです。テレビアニメの第5話にて、野クル初の冬キャンプ活動での温泉シーンで魅力的な姿を見せたため、一気に人気が上昇して今後の活躍にも大きな期待が寄せられています。
 良く見ますと、手に持つ教科書が「数学Ⅰ」であるので、本栖高校の一年生であることがうかがえます。お互いにニックネームで呼び合う大垣千明や各務原なでしこも、たぶん同年であるのでしょう。

 

 これは、鞍馬側の西側乗降扉の図柄です。本栖湖畔の浩庵キャンプ場より富士山を眺める5人の図です。浩庵キャンプ場は、山梨県への聖地巡礼で必ず訪れたい場所の一つです。出来たらテント持参で一泊してみたいです。

 

 おそらく、現地へ行った巡礼者の大部分が、このスタイルでの記念写真を撮るでしょう。当然、私も撮るつもりです。天気の良い日に、富士山が綺麗に見えることが条件ですね・・・。

 

 とにかく嬉しくてたまらないホシノでした。721号車内にて、デジカメを自身に向けての自撮りも、常にこみあげてくる笑いのためにうまく行きませんでした。上図も、笑いをこらえつつ撮りました。まったくバカなホシノです。

 

 出町柳側の東側乗降扉の図柄です。

 

 右は浩庵キャンプ場での5人ですが、図幅にあわせて並び方がW形になっています。左は身延橋付近の富士川河川敷にて愛犬チクワと散歩する斉藤恵那の図です。

 

 斉藤恵那のステッカーです。主要登場人物のなかで唯一、地名称が名前に冠されています。もちろん岐阜県恵那市が元ネタです。苗字の斉藤は、岐阜県ゆかりの歴史人物では最も著名な斎藤道三にちなんでいるのかもしれませんが、斉藤と斎藤との表記の違いがちょっと気になります。

 

  鞍馬側の東側乗降扉の図柄です。

 

 左は、長野県霧ヶ峰での志摩リン、右はJR身延線の内船駅での各務原なでしこ、です。後者には声優さんのサインが書き込まれてあます。

 

 各務原なでしこのステッカーです。これが一番欲しいです・・・。アニメイトで配布していた応援ステッカーよりも、こちらの方が欲しいです・・・。叡山電鉄さん、販売していただけませんかね・・・。

 

 折り返し地点の二軒茶屋駅に着きました。ここで数分停車のうえ、いったん出て車線を替えて反対側のホームに入ることになります。もちろん、私もホームを移動して再度乗ります。

 

 二軒茶屋駅にて停車中の721号車。外観を撮るには、約3分ほどの短い停車時間中をフルに活用しなければなりません。

 

 鞍馬側のヘッドマークです。

 

 反対側に移動して、出町柳側から撮りました。

 

 近づいて撮りました。

 

 出町柳側のヘッドマークです。

 

 扉の窓に貼られたステッカーも、内と外では図柄が異なります。つまり、8種類あるわけです。上図は大垣千明です。

 

 こちらは大垣千明、犬山あおいの「野クル」創設コンビ。

 

 二軒茶屋駅で折り返す721号車は、そのあと出町柳行きになります。これに乗って修学院駅まで戻り、そこのスタンプを押す、というのが次の予定でした。とにかく、折角の「ゆるキャン△」ラッピング車輌ですから、チャンスを生かして可能な限り乗って楽しみたかったわけです。

 乗ってみて分かったことですが、4面の扉の内側のラッピングと、内外の8つのステッカーを全て撮るのは、なかなか簡単ではありませんでした。最も撮影に適したタイミングである停車時には、たいてい片側の2面の扉は開いていますからラッピングが見えません。8つのステッカーの半分も、停車中に外へ出ないと撮れません。停車時間が長いのは出町柳駅と二軒茶屋駅の二ヶ所のみで、あとは30秒ぐらいの停車ですから、タイミングに合わせて効率良く撮ってまわる必要がありました。 (続く)

 


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