去る4月13日、水戸の友人U氏と電話で長話をしました。私が倉吉でガルパン劇場版を視聴した件を、先方はとくに面白がっていました。
「調べたら西日本で上映やってるの、倉吉だけなんだな。君が一番好きな街で、よりにもよって劇場版を上映するとはな。君にとっちゃあ、絶対に楽しいだろう」
「ああ、楽しかった」
「大学にて初めて会った時から、君はずっと「伯耆守」を名乗ってる。年賀状やメールにも書いてるよな。よっぽど倉吉が好きなんやな」
「倉吉も好きやが、広く捉えたら伯耆国そのものが大好きなんやね。色んな地域で歴史散策や文化財探究とかやってきたけど、一番面白かったんが、鳥取県の伯耆国エリアやったねえ」
「それはあれだろ、大好きな山が伯耆大山だというのも大きいんだろ」
「まあ、それもある」
「去年から倉吉へ行きだしているそうだが、今年も何度か行くのか?」
「多分、そうなるね。この四月に「ひなビタ」の倉野川市と姉妹都市提携を結ぶっていう、初めての試みをやって話題になってるし、ガルパンの大洗とはまた別の、聖地の成功例として注目されとる。でも、そんなのが無くても町自体が日本でも稀な重伝建の典型で観光地としても有名やからね、何度行っても楽しめる何かがいっぱいあるんよ」
「すると、こっちの大洗へは?」
「とりあえず、24日と25日に休みがあるんで、これは大洗行きにあてる。劇場版に登場したゴルフ場の見学会が25日にあるんで、それに参加しようかと考えてる。たぶん一度きりのチャンスになるんで」
「そのゴルフ場の見学会って、もう一回、5月にあるんだろ」
「あるけど、5月は倉吉の方に行きたい、思うてるんよ。倉吉行きは、基本日帰りなんで、一回では足りないやろうし」
「なるほど。じゃあ、次の大洗行きは24日からか。すまんが、俺は仕事で暇がとれない」
「無理しなくてええよ。また京都か奈良でどこか同道すればええし。GWにはまた来るんやろ」
「勿論だ。今年は休みも8連休で貰えると決まったんだよ。京都で三日、奈良で三日ぐらいは楽しみたいね」
「ええやんかそれ。日が合えばどこか行こう。それでな、大洗行きのほうは、23日の京都からの夜行バスで行く。24日は適当にぶらついて、25日はゴルフ場の見学会に行って、その後はまあ、帰るだけやな」
というわけで、4月23日の京都からの夜行バスを利用して翌朝に水戸入りし、水戸駅ビル内の吉野家で朝食をとり、鹿島臨海鉄道の列車に乗りました。今回はガルパンラッピング車輌の二両編成でした。上図は2号車です。
そして1号車です。個人的にはこちらの方が馴染みがあります。最初のガルパンラッピング車輌ですし。
1号車には、周知のように大洗女子学園戦車道チームの初期5チームの搭乗車が並んでデザインされています。それらが個人的に見ていて楽しいです。上図はあんこうチームのⅣ号戦車D型で、劇場版までの各ストーリーが出揃った現在においては、どちらかというとレアな感じのある、発見時の状態です。
これは、ウサギさんチームのM3中戦車リーです。劇場版までの流れのなかでみますと、ガルパン戦車の中では、最も変化が著しかった車輌だろうと思います。色々と独自の形状が多くて、実車および既存プラモデルキットとは色々と相違点がありましたが、劇場版ではほぼアカデミー製品の形状に一致したモデルに直されたようです。
つまり、現時点でプラッツから出ているタミヤ製品OEMによる公式キットは、厳密にはテレビシリーズ版とも劇場版とも異なるわけです。そのまま組むと、第二次大戦中の実在の車輌に仕上がります。
お約束の、切符の記念画像です。大洗駅で降車後に改札にて渡しますから、実物が手元に残りません。一枚ぐらい貰っておけば良かったかな、と思います。
大洗駅内のインフォメーションコーナーの戸口に貼ってあった、アライッペのデザイン一覧図です。これらは缶バッジの図柄なので、16種類が出回っていることになります。こんなにあるとは知りませんでした。私の手元には、半分もありません。
下に「確捕せよ」とありますが、あれ、捕じゃなくて保が正しいんじゃないのか、と思いました。
この日は、午前中は曇りでした。前夜まで雨だったらしいので、止んでくれただけでも幸いでした。最初にタヤマ石油さんに立ち寄って、大貫商店街のガルパン限定記念クリアファイルをいただき、髭釜地区へと進みました。
まだ9時前なので、町は静まり返っています。大洗が、どこにでもある普通の町であることは、この朝の人気の無い景色からも分かります。
これが倉吉ですと、8時台から地元民が街路や歩道を清掃している光景を見かけます。この差は大きいんじゃないのかな、と最近は思うようになりました。自分たちの住む町を、毎日掃除して綺麗にしよう、という意識があってこそ、倉吉のように「綺麗で親しみやすい街」というようなイメージや評価が醸成されるのだろう、と考えます。
大貫地区の端では、道路拡張への段取りが薦められていました。大野屋さんの建物も解体撤去されて姿を消していました。新店舗は駅に近い場所に既にオープンしていますが、今回は立ち寄る機会を得ませんでした。
かつての水浜線の大貫停車場跡も、いずれは道路になります。工事にともなって横の民家の塀も撤去されていましたが、そのコンクリート塀が水浜線の数少ない遺物であったことを考えると、ちょっと残念です。
完成後は、広い歩道付きの道路が、大洗駅前からストレートに敷かれることになります。
そのままマリンタワー前の信号交差点までほぼ一直線に通ります。東日本震災の教訓に基づいて整備される緊急時避難経路のメインルートと位置づけられているそうです。 (続く)
「調べたら西日本で上映やってるの、倉吉だけなんだな。君が一番好きな街で、よりにもよって劇場版を上映するとはな。君にとっちゃあ、絶対に楽しいだろう」
「ああ、楽しかった」
「大学にて初めて会った時から、君はずっと「伯耆守」を名乗ってる。年賀状やメールにも書いてるよな。よっぽど倉吉が好きなんやな」
「倉吉も好きやが、広く捉えたら伯耆国そのものが大好きなんやね。色んな地域で歴史散策や文化財探究とかやってきたけど、一番面白かったんが、鳥取県の伯耆国エリアやったねえ」
「それはあれだろ、大好きな山が伯耆大山だというのも大きいんだろ」
「まあ、それもある」
「去年から倉吉へ行きだしているそうだが、今年も何度か行くのか?」
「多分、そうなるね。この四月に「ひなビタ」の倉野川市と姉妹都市提携を結ぶっていう、初めての試みをやって話題になってるし、ガルパンの大洗とはまた別の、聖地の成功例として注目されとる。でも、そんなのが無くても町自体が日本でも稀な重伝建の典型で観光地としても有名やからね、何度行っても楽しめる何かがいっぱいあるんよ」
「すると、こっちの大洗へは?」
「とりあえず、24日と25日に休みがあるんで、これは大洗行きにあてる。劇場版に登場したゴルフ場の見学会が25日にあるんで、それに参加しようかと考えてる。たぶん一度きりのチャンスになるんで」
「そのゴルフ場の見学会って、もう一回、5月にあるんだろ」
「あるけど、5月は倉吉の方に行きたい、思うてるんよ。倉吉行きは、基本日帰りなんで、一回では足りないやろうし」
「なるほど。じゃあ、次の大洗行きは24日からか。すまんが、俺は仕事で暇がとれない」
「無理しなくてええよ。また京都か奈良でどこか同道すればええし。GWにはまた来るんやろ」
「勿論だ。今年は休みも8連休で貰えると決まったんだよ。京都で三日、奈良で三日ぐらいは楽しみたいね」
「ええやんかそれ。日が合えばどこか行こう。それでな、大洗行きのほうは、23日の京都からの夜行バスで行く。24日は適当にぶらついて、25日はゴルフ場の見学会に行って、その後はまあ、帰るだけやな」
というわけで、4月23日の京都からの夜行バスを利用して翌朝に水戸入りし、水戸駅ビル内の吉野家で朝食をとり、鹿島臨海鉄道の列車に乗りました。今回はガルパンラッピング車輌の二両編成でした。上図は2号車です。
そして1号車です。個人的にはこちらの方が馴染みがあります。最初のガルパンラッピング車輌ですし。
1号車には、周知のように大洗女子学園戦車道チームの初期5チームの搭乗車が並んでデザインされています。それらが個人的に見ていて楽しいです。上図はあんこうチームのⅣ号戦車D型で、劇場版までの各ストーリーが出揃った現在においては、どちらかというとレアな感じのある、発見時の状態です。
これは、ウサギさんチームのM3中戦車リーです。劇場版までの流れのなかでみますと、ガルパン戦車の中では、最も変化が著しかった車輌だろうと思います。色々と独自の形状が多くて、実車および既存プラモデルキットとは色々と相違点がありましたが、劇場版ではほぼアカデミー製品の形状に一致したモデルに直されたようです。
つまり、現時点でプラッツから出ているタミヤ製品OEMによる公式キットは、厳密にはテレビシリーズ版とも劇場版とも異なるわけです。そのまま組むと、第二次大戦中の実在の車輌に仕上がります。
お約束の、切符の記念画像です。大洗駅で降車後に改札にて渡しますから、実物が手元に残りません。一枚ぐらい貰っておけば良かったかな、と思います。
大洗駅内のインフォメーションコーナーの戸口に貼ってあった、アライッペのデザイン一覧図です。これらは缶バッジの図柄なので、16種類が出回っていることになります。こんなにあるとは知りませんでした。私の手元には、半分もありません。
下に「確捕せよ」とありますが、あれ、捕じゃなくて保が正しいんじゃないのか、と思いました。
この日は、午前中は曇りでした。前夜まで雨だったらしいので、止んでくれただけでも幸いでした。最初にタヤマ石油さんに立ち寄って、大貫商店街のガルパン限定記念クリアファイルをいただき、髭釜地区へと進みました。
まだ9時前なので、町は静まり返っています。大洗が、どこにでもある普通の町であることは、この朝の人気の無い景色からも分かります。
これが倉吉ですと、8時台から地元民が街路や歩道を清掃している光景を見かけます。この差は大きいんじゃないのかな、と最近は思うようになりました。自分たちの住む町を、毎日掃除して綺麗にしよう、という意識があってこそ、倉吉のように「綺麗で親しみやすい街」というようなイメージや評価が醸成されるのだろう、と考えます。
大貫地区の端では、道路拡張への段取りが薦められていました。大野屋さんの建物も解体撤去されて姿を消していました。新店舗は駅に近い場所に既にオープンしていますが、今回は立ち寄る機会を得ませんでした。
かつての水浜線の大貫停車場跡も、いずれは道路になります。工事にともなって横の民家の塀も撤去されていましたが、そのコンクリート塀が水浜線の数少ない遺物であったことを考えると、ちょっと残念です。
完成後は、広い歩道付きの道路が、大洗駅前からストレートに敷かれることになります。
そのままマリンタワー前の信号交差点までほぼ一直線に通ります。東日本震災の教訓に基づいて整備される緊急時避難経路のメインルートと位置づけられているそうです。 (続く)
最近は缶バッジもアニメイトやゲーマーズなどのガチャで買っています。日向美ビタースイーツのシリーズが欲しくなりましたので。
ガルパンの缶バッジは膨大に出ていますので、これから集める新規さんは大変でしょうね。新たなバッジが出るのが少なくなったのが幸いと言えましょうか。
大洗駅のインフォメーションセンターに掲示されているアライッペのデザインは16種類ありますが全て大洗町商工会で扱っている訳ではありません。その内の4種類程は大洗町観光協会で取り扱われているものです。その4種類の内1種類は商工会/観光協会の共通デザインで、残りの3種類は観光協会独自のデザインでこれには青Verと紫Verの2つのデザインが存在します。また観光協会の缶バッジは販売領分専用です。したがってこの3種類の缶バッジが大洗町の商店で商品購入特典のプライズ品として出回らない事情が頷けます。缶バッジは1個\100で入手出来ます。商工会/観光協会のバッジ出所の区別ですが、これは袋の紙の帯が「がんばっぺ」の物が商工会Verで「アライッペ」の物が観光協会Verで容易に区別する事が出来ます。
また16種類のアライッペとは別のデザインの缶バッジがあり、此方は2015年大洗海まつり海楽フェスタVerも存在します。デザインは「I LOVE OARAI」(LOVEはハートマーク)となっていて小さなアライッペがモチーフされています。また大洗町の認証ロゴが下に記入されています。ただこの缶バッジは両者で取り扱いされた物ではなく、海楽フェスタへの出展業者が出していた物か水産加工組合あるいは大洗漁業共同組合で作られたものかの判別がつきません。
因みにこの謎のバッジを展示してあるお店は好梅亭さん、カノウヤさん、カワマタさんで確認出来ます。
アライッペの缶バッジが16種類あるにも関わらず、思いのほか普及しなかったのはガルパン缶バッジや商店オリジナル缶バッジが席巻してしまったと云う事情も関係しているのでしょう。
アライッペの缶バッジは商工会以外で扱っているお店はウスヤ肉店さん、丸五水産さん、和泉屋米穀店さんが最も多く扱っている様ですね…。