神池から遊歩道を進んで駐車場まで戻ることにしました。神池周辺には大きな川原石がゴロゴロと転がり、もとは海底隆起による地形であったことをうかがわせます。角の取れた、丸い石が多いのが、火山帯の溶岩系岩石とは異なる、海底堆積層の特徴の一つです。
大瀬神社つまり引手力命神社の絵馬殿です。
神社境内地は、神池の北側の丘上に鎮座しています。社殿の背後は崖なので、そこまでがかつての琵琶島であったものと推定されます。それより北が砂州になるのでしょう。
したがって、鳥居のある浜辺の参道筋は、砂州の上に通っているわけです。
鳥居を出て、大瀬浜の外堤を過ぎました。まだ釣り人が居ました。奥の砂浜でのダイバー達のイベントは終わったようで、多くのダイバーがスーツを脱いで片付けやら洗い流しやらをやっていました。
駐車場に戻って車に乗り、上の県道17号線にあがってすぐ左手に展望所があったので、そこで車を停めて大瀬崎の全容を眺めました。細長い半島を、上図右端まで歩いて一周してきたわけです。
駿河湾の東側を見ました。遠くに沼津の海岸線が望まれました。
県道17号線を引き返して、伊豆長岡まで戻りました。途中で現地の路線バスの後につきましたが、ラブライブのラッピングバスでした。
そういえば、ゆるキャン△のラッピングバスってまだありませんね・・・。山梨交通さんあたりがやってくれそうな感じはしますが、運行路線があんまり無いのかもしれません・・・。
沼津市の内浦の漁港です。先程、長浜城跡の横を通りましたが、その城跡も確かラブライブの聖地の一つになっていたと思います。
今回の一日目の宿は、伊豆長岡温泉の「本店 弘法の湯」でした。同じ温泉街のなかに姉妹施設の入浴施設「弘法の湯」があるため、旅館のこちらは「本店」を冠しています。公式サイトはこちら。
今回の聖地巡礼は3泊4日で計画し、夜は温泉も愉しんでじっくり休もうと考えて3ヶ所の宿を全て天然温泉付き、素泊まりか朝食のみ付きで5000円前後で絞り込みました。
それでこちらの宿も素泊まりで4800円で予約したのですが、明日の移動距離が最も長く大変であることを考慮して、朝食付きに変更しました。近くに朝食をいただけるお店が無かったからです。
宿は湯治旅館に分類されているようで、数日滞在の湯治客が何人か居るようでした。御覧の通り、廊下も畳敷きという古風な和風旅館の装いですが、開業は平成の初めだそうですので、古い施設ではありません。
一人用の部屋です。もとは四畳半ぐらいの和室にベッドを入れています。
ですが、寛ぎ空間は最低限確保されており、御覧のように机に向かったり、寝転がったりするぐらいは出来ます。旅行中はタブレットで天気や道順や観光情報などを色々調べるので、無料Wi-Fiが使えるのは有り難いです。
前室もついており、こちらに冷蔵庫や洗面台があり、お手洗いもあります。
一人で泊まるには充分すぎるほどの空間です。これで温泉のほうは露天風呂、内風呂、ラジウム風呂などが揃っていますから、温泉好きとしては最高でした。
露天風呂にて入浴中、同じように湯に浸かっていた50代ぐらいの客と世間話をしたのがきっかけで、お互いにアニメファンであることが分かって意気投合、その流れで外での夕食に一緒に行きました。伊豆長岡温泉の東の国道136号線沿いにファミリーレストランがあるので、そこへ行く予定でいたのですが、相手も同行することになり、食事中は色々盛り上がりました。相手は大阪の方で、沼津に行く事31回目の筋金入りのラブライバーでした。
こちらも大洗に行くこと30回を超えるガルパンファンなので、同年代ということもあり、同じ関西人ということもあり、スタンスも似たり寄ったりで、アニメこそ異なるものの、色々と共通項が多くいので、あるあるトークで笑ってばかりでした。
成り行きで、お互いのアニメの説明もしたのですが、先方はガルパンを「戦車バトル」と言い、ガルパンファンを「戦車乗り」と表現していました。まあ、その通りですね・・・。 (続く)