2018年4月26日、数えて三度目の「ゆるキャン△」山梨巡礼に行きました。これは前日の25日に職場の事情で突然新宿への出張があり、翌日に代替休日をいただいたことによるものでした。折角近くまで来たのだから、この機会を存分に生かそうと思いつきました。それで、25日の夜はそのまま新宿に泊まり、26日の朝、7時発のスーパーあずさ1号で甲府へ向かいました。
今回のコースは、とりあえず5月の巡礼計画に含めていたコースの一つを前倒しする形で回ることにしました。もともと、5月の計画はスケジュール的に過密気味であるので、一日分を軽減出来れば、余裕ある内容になることが見込まれます。天気にも左右されますから、下手すれば悪天候続きで中止、という事態も有り得ます。そうした不安と、26日の快晴の天気予報が、私を山梨県へと導いた形でした。
甲府駅には8時28分に着きました。この日の天気は午後3時ぐらいまで快晴、という予報でしたので、午後4時台には帰途につく、という前提で急いで予定を組み、前夜のうちに前回利用したタイムズレンタカー甲府駅前店に予約の電話を入れました。
駅に着いてまずは舞鶴城公園に向かい、急ぎ足で天守台に登りました。
さあ、今日はどうだ、と富士山の方向を見ました。
前回とは違って雲も無く、白い山頂が綺麗に望まれました。よし、今日はいけるぞ、と心の中でガッツポーズをとりました。
降りる途中で西の方を見ると、南アルプスの山並みも美しく見えていました。おお、と感動せずにはいられませんでした。数日前までの甲府の天気予報が芳しくなかっただけに、今回もなんとか運に恵まれたかな、天気予報というものは外れることもあるものだ、という思いを強くしたことでした。
青空の下に残雪がくっきりと浮かび上がっていました。山梨県民は貼れた日には南と西に二つの美しい山の姿を見られるのですね。羨ましい限りです。
タイムズレンタカー甲府駅前店には8時47分に入り、手続きを済ませて出発しました。前回利用したフレアワゴンは予約が入っていたため、今回はキャロルエコとなりました。エコドライブ機能がついており、いちいちメッセージを送ってくるうえ、カーナビの操作がかなり複雑なのには参りました。が、ドライブそのものは快適で、目的地への所要時間も予想より短いことが多くて助かりました。
上図は、甲府駅南からの平和通りにて最初に出くわした渋滞です。が、その後は渋滞に合わなかったので笛吹川の分岐まで快走して難なく国道358号線を南下、風土記の丘公園の横からは精進湖ブルーラインの新緑のトンネルのなかを楽しく走りました。カープと坂道の連続でしたが、今回の車も軽自動車の割にはパワフルで、キビキビと動いてくれました。
甲府から一時間で精進湖の東に出て、しばらく行った所で湖畔のパーキングに停め、上図の景色を眺め撮影しました。
今回は、より富士山に近づいてゆく予定でしたから、山にかかる雲が全く無いのは有り難かったです。
精進湖の東で国道139号線へ左折、青木が原樹海の中を本栖湖の東まで進み、そのまま直進して静岡県との県境を超え、富士宮市に入りました。
上図は、朝霧さわやかパーキングにて小休止した際に撮った富士山です。
今回の最初の訪問先は、ゆるキャン聖地の中でも人気が高い、ふもとっぱらキャンプ場でした。カーナビの指示に従って行くと、上図のような細いコンクリートの凸凹だらけの林道に入りました。
あれ、道が違うんじゃないかなあ、と感じたものの、左遠方にテントが点在しているのがチラリと見えたため、キャンプ場に近づいていることは間違いない、行けるところまで行ってみよう、とそのまま進みました。車一台がやっと通れる幅でしたので、対向車が来たら難儀するなあ、と思いましたが、幸いにしてこの時は私の車だけが走っていました。
そして、道はそのままで正解でした。この道はふもとっぱらキャンプ場への裏道だったのでした。上図のように景色は非常によく、時々スピードを落として左右を見たり、一度停まって外に降りたりしました。なかなか風情のあるルートだったな、と後で思い出します。
ふもとっぱらキャンプ場の北側の裏門から入って、上図の広い駐車場に停めました。右端に写っている白い車が、今回利用したレンタカーのキャロルエコです。
駐車場の北にある管理事務所です。初めてやってきましたが、建物には既視感がありました。
なにしろ、そのままの姿でアニメ第2話に登場しているからです。細部はあちこち異なりますが、建物自体は忠実に再現されていることが分かりました。
志摩リンは、身延町古関の自宅から本栖みちの甲州いろは坂を経てここまで自転車でやってきています。上図にもその自転車が見えますが、同じルートを後で逆にたどりまして、かかる道をよく通ったものだと感心し、また呆れたことでした。 (続く)
山梨放送の3話・4話の放送を視聴しまして、いてもたってもいられず笛吹川フルーツ公園にバイクを走らせました。
スタンプラリーをするつもりで、連休の最終日の本日を空けておいたのですが、私のスマホは古いせいか、スタンプラリーをアップロードするとこができませんでした。仕方なく、様子だけでもと、フルーツ公園を訪れたわけです。
もう一つの目的であるグッズ類の購入ですが、唯一、カフェでメモ帳が売っていただけでした。しかも、西嶋和紙使用の高価な品で手が出ませんでした。キャンプ場での志摩リンの心境でした。
その後、改めて展望広場からの景色を眺めて帰宅しました。地元でも、何度来ても良いところは良いと実感した次第です。
グッズの話で余談ですが、甲府昭和のイオンモールの印鑑専門店で、ゆるキャン△のポーチ、スタンプ、印鑑ケースが売っていました。印鑑ケースがよさげでしたが、これまた西嶋和紙を使用した、結構なものでした。もう少し買いやすいグッズを考えてもらいたい、小遣い父さんっした。
3話でふもとっぱらでのキャンプ、4話で野クルの本格的始動、が描かれて「ゆるキャン△」の基本軸が明確に打ち出されます。ソロとグループ、というキャンプの二つの形態がそれぞれに紹介されて面白味を加えてゆきます。
フルーツ公園は、高校生が鉄道利用で行ける楽しい温泉およびキャンプ場の近くのグルメスポット、という視点で探すと、山梨県内ではほぼ唯一の選択肢になるらしいですね。
グッズは、当方も感じた事ですが、高価なグッズしか残っていませんでした。安価で買いやすい品はほぼ完売してしまっているのでした。というより、巡礼ファンが想定を超えて多かったのでしょう。
スタンプや印鑑のグッズはアニメブームの初期に出されましたが、初期投入分は瞬殺だったと聞きました。
西嶋和紙のボックスメモも、今出ているものは聖地ごとの限定デザイン版で4種類あります。当方も価格に驚いて買いませんでした。というより、買っても勿体無くて使えないと思います。
デジタルスタンプラリーは、当方はスマホを持っていませんから無縁です。自身なりに聖地巡礼を楽しむなかで、心のスタンプ帳に「思い出」という印を押せば良い、というのが当方のスタンスです。