堂ヶ島での昼食後、国道136号線を再び北上して土肥まで行き、さらに西へ進んで県道127号線西伊豆スカイラインに進みました。上図は船原峠から少し入ったところの西伊豆スカイラインですが、私の車以外に走っている車を見かけず、閑散期なのだと改めて感じました。
西伊豆高原の稜線上の前後左右を縫うように走るスカイラインを進んで周囲の景色を楽しんでいるうちに、上図の戸田駐車場に着きました。西伊豆スカイラインのほぼ中央に位置して最も眺めが良い展望所があります。
戸田駐車場の南に続く伊豆山稜線歩道の山道と標識です。この伊豆山稜線歩道を北へ進むと標高982メートルの達磨山の頂上へ続きます。
原作コミック第9巻95ページ以降で各務原なでしこ達が早朝の達磨山に登っていますが、そのルートは北側からなので、戸田駐車場からのルートではありません。もう少し北へ進んだところにある達磨山北側登山口の駐車場からのルートです。
西には駿河湾に面して眼下に沼津戸田の街区が谷間に長く横たわります。戸田港の左外に細長く見える堤防状の部分が御浜崎海岸です。
デジカメの望遠モードで目一杯に引き寄せて撮影しました。この戸田地区の右手に出逢い岬があり、原作コミック第9巻81ページの第50話扉絵にも登場しています。立ち寄ろうかと考えましたが距離がかなりあって、また引き返す必要があるため、今回はやめておきました。
とりあえず、記念撮影。巡礼4日目で伊豆半島をほぼ一周する形で行程の約9割を消化してきた時点なので、相当の疲労感がありました。あまり無理をせず、必要最低限のコースにとどめて安全に帰途につこう、という思いがありました。
アサダダイレクトコーナーと呼ばれる辺りから東をみた図です。伊豆半島も広いなあ、と思いました。
西伊豆スカイラインの戸田峠駐車場付近が終点で、県道18号線へ左折しました。
少し下っていくと、上図のだるま山高原レストハウスの駐車場がありました。原作コミック第9巻73ページ3コマ目のアングルがここです。
原作コミック第9巻73ページ4コマ目とほぼ同じアングルです。冬はかなり冷えるそうですが、9月では暑さもまだまだ厳しい状態でした。
ただ、風が強かったので、涼しかったです。ただ、終始山肌をなでる強い風の低い唸りが周辺にこだましていて、なにかしら不気味でした。
レストハウスは定休日でしたが、目的はそこではなく、その横の展望所でした。とりあえずそこへ向かって歩きました。 (続く)