木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 30 腰曲がり

2005-05-31 | カイロプラクティック
昨日の新患、女性 72歳、治療室へ入るなり「先生、腰が曲がっているのを治してください」 2年前から背筋を伸ばすことができず、胸椎の後弯強くなってきている。他の症状は、軽いうつ、じん麻疹、不眠症、肩こり、下肢痛など。

整体、接骨院で電気治療やマッサージをする。改善しない。整形では骨の変形、骨粗鬆症、自律神経失調症などたくさんの病名が付けられ、簡易コルセットをして2ヶ月間の入院をしたらいい。これが現代医学の治療かと目を疑いたくなる。昔、どこかの国で、足が小さい女性は美しいと、矯正するため木型に足を入れていたと言う、話を思い出した。

72歳になると、他の症状は当たり前の症状として受け止めている。しかし、腰が曲がってしまうのはどうしても治したいらしい。美しさを求める女心かもしれない。

姿勢を見てみると、立位姿勢で左側屈、胸椎8.9.10あたりからの後弯が強くなっている。頚部、頚椎、腰椎の伸展動作が困難な状態である。

とにかく「背骨が曲がっているから治してください」の一点張りである。曲がる原因を、神経云々と言っても解らない。また、他の症状の問題に触れると、年だから治らないから治療はいいです。とにかく曲がっているのを治してくれ。他の症状も他の専門医院で治療をしていたらしい。しかし、改善しないから治らないものと決めつけ諦めている。

説明しても時間の無駄なので、治療を行う。アクティベータカイロプラクティックで施術後、背筋が伸びる。側屈ができる。肩が回る。首が回る。鏡を見て姿勢の変化に驚いていた。

施術後に説明をした。結果が出て初めて聞く耳を持った。説明が理解できた。他の症状も施術によってによっておさまることが理解でき、施術を希望した。

施術前の説明と施術の順番が逆になったケースである。やはり施術の世界は、施術結果を出すことが一番だ。

拳骨

No 29 カイロプラクティック神経学

2005-05-30 | カイロプラクティック
週末はカイロプラクティック神経学のセミナーを受講してきた。今回で10回目である。何回出ても覚えられることは少しである。いつも話題になるのは、左と右の大脳の機能低下がどちらに多いかである。

CCRKでの統計では(正式に数を数えたわけではない)左が圧倒的に多い。左大脳の機能低下による、同側の筋肉骨格系の問題が多いのもうなずける。カイロプラクティックも機械的な考えでは、骨盤の左のASもしくは右PIとか関与しているようなことをいう。

大脳の機能低下や骨盤の左がASだの右がPIだのこれも結果である。原因ではない。大脳機能低下まねく原因はいくつかある。梗塞などの病理が原因と、酸素、糖質などの不足がまねく疲労的な機能障害だある。梗塞などの病理的なものであっても梗塞後の機能低下ももちろんある。

抹消からの脳への刺激が機能低下を改善することは分かっている。カイロプラクティック神経学も、ある意味では施術テクニックである。刺激の入力の仕方、どのような方法を使うか症状に応じて選択しなければならない。このあたりはアートの世界である。

右脳と左脳のはたらきは、右脳が左手の運動 音楽感覚 空間構成/左脳が右手の運動 計算処理 時間連鎖的思考 といわれている。また、男と女でも違いがあるみたいだ。

日常の中の考え方や、動作においても脳に与える刺激は違う。脳梗塞後のリハビリには複雑な動きがいい。また、単純な動きの反復動作は疲れをまねく。

やはり、セミナーに参加して勉強することは脳の活性化になるとともに患者さんのためであもある。

拳骨

No 28 爪水虫

2005-05-28 | カイロプラクティック
長年通院している患者さんがいる。初診はひどい腰痛で長年いろいろな医療機関に通っていて改善せず2年前に来院した。腰痛は早くから改善し、その後はどこも悪くなく手のかからない優等生の患者である。

今日きたときに、足に物を落として痛めた。見せてもらった。たいしたケガではないので施術をすればすぐにおさまる。足を見た時気がついた。爪水虫である。アレルギーを検査すると、やはりアレルギーが関与している。

数年前から医者にはいっているが、治ったり出てきたりの症状である。最近、のみ薬を処方され飲み始めたらしい。アレルギーの関与を説明して今日からNAETアレルギー除去を始める。

白癬菌いわゆる水虫、できる場所によって言い方が変わるらしい。そんなことどうでもよい。「病気よさようなら」には適応症に加えられている。カビや菌の繁殖は抵抗力の弱っている身体に繁殖しやすいといわれている。

アレルギーの反応のひとつに「免疫の疲弊」がある。免疫機能が低下することによって感染症や菌の繁殖が活発になり症状が悪化する。

この患者さんの水虫も出たり、引っ込んだりと身体疲れの反応を見るように隙を狙っている。カビ退治もCCRKのしごとである。

拳骨

No27 磁石

2005-05-27 | カイロプラクティック
6月に行われる某エネルギーセミナーに磁石を使う。セミナーに磁石をどのように使うのか疑問に持ったが、すぐに飲み込めた。施術ではなく治療家の技術を高めるために訓練用道具として使うようだ。

案内の通り磁石を作った。作ったといっても、直系18ミリの丸い磁石を3つ並べたものを2枚重ねて、磁力を強力なものにしただけである。さて、作ったのはいいが、どうやって使うのかわからない。

大の大人でも子供のような遊び心はいつでもある。その遊び心に火がついてしまった。3,4つの子供が目の前に飴玉を置かれてお預けを食らったようなものだ。あるいは、親父が子供にプラモデルを買ってきて、子供に作らせるのでは無く、子供を差し置いて親父が得意満面の顔をして作っている様子を見ている子供心境である。

作ったのはいいのだが、使えない。どうもいけない。気になって仕方が無い。このままではどうにかなってしまいそうだ。セミナーの講師をする福岡の某DCに内緒で教えてくれるよう問い合わせた。内密のメールが来た。

使い方が解った。目からうろこである。こんなにもはっきりと検査ができるのか驚きである。早速患者さんを師匠にして練習をしている。

施術や検査にと医療に関係した磁石の効用は多大なものがある。特に現代医学の最先端の医療機器は恩恵を受けている。また、磁石と人間の関係も知る人ぞ知るでかなり生命に関与している。HPで検索してみると出てくる。

磁石と生命の関係は未解決な部分が多いが、鳩、イルカ、ミツバチなどは生体内に生体磁石があり方向性に関与している。また、潜水艦のような磁気遮断空間の中に長く乗り込んでいる剰船員は、代謝能力の低下や、白血球の減少など、さまざまな生体機能の乱れが起こることも報告されている。

磁石や電磁波は、生命によくも悪くも影響を与えることはわかっている。磁石や電磁波には罪はない。それを扱う人が間違った考えや、どれだけ生命に影響を与えるか理解せず対策を考えず放置していることが罪である。

カイロプラクティックの創始者DDパーマーは磁気治療家であったことは有名な話である。影響を受けた患者さんがいれば、医療者として治療をするのも当たり前のことである。

セミナーまで使い方を待てない受講者は内緒で教えます。

拳骨


No25  しびれ

2005-05-25 | カイロプラクティック
以前紹介したヘルニアの患者さんが、若干左下肢にシビレが残っている。感覚異常も左右差9対10位で触ってみていわれて気になるくらいである。日中はほとんど気にならない。ここまではアクティベータとCRETで神経バランスを整え感情の開放を行った。

現在のシビレは、朝の起床時と夕方から就寝時に軽く気なるくらい残っている。日中は仕事で長時間のディスクワークで腰部に負担をかけている。それでもシビレは感じない。構造学的な問題とは考えにくい。

この患者さんは、髭剃りのあと顔に必ず吹き出物から出血する。この吹き出物は長期的な問題らしい。また、頭には軽いふけがみえる。吹きでもやふけは穀物や大豆のアレルギーが関与していることが多い。アレルギーの典型的な症状に浮腫がある。朝、晩の症状は浮腫と関係することがある。

アレルギーの疑いがあるのでアレルギー検査をする。出てきた。BBF・卵・穀物・大豆・カルシウムビタミンB・・・基本的な栄養素のアレルギーがたくさんある。

感情は肝経に出てきた。仕事のストレスが関与している。とりあえずBBFと感情(肝経)の開放を行う。その後の治療結果をCCRKのホームページの症例報告に掲載できる日を楽しみにしている。

拳骨

No 24 うつ

2005-05-24 | カイロプラクティック
半年振りに再診の患者さんが来た。この患者さんは長い間うつ症状で、不安や訳も無く泣き出したり、浮遊感などのつらい思いをしていた。昨年の7月から11月まで17回の施術で日常生活も仕事も復帰し、症状も無く過ごせるようになった。後は一月に一回位、健康管理で治療をしたほうがいいですとアドバイスをした。・・・・その後通院せず。

子供の怪我の治療をキッカケに一緒に来た。顔を見たとたんに「あッと、思った」顔はムクミで精気が無く無気力顔だ。動作も緩慢で目の焦点も定まらないようにみえる。子供のケガの説明をするのもどうにか会話が成り立つくらいに元気ない。

問診すると、昨年の施術後はまったく症状が無く、日常生活も仕事も支障が無く過ごせたが、今年の2月に家族でスキーに行ったときから、原因も無く再発したという。このあたりに再発のキッカケがありそうだ。

当時の治療は、アクティベータカイロプラクティックで神経のバランス整え、CRETで感情の開放を行った。当時の小生はNAETは聞きかじりで効果をあげることができなかった。それでも、感情の開放をすることでこの患者さんには施術の効果をあげることができた。

盲点検査で左の大脳機能の低下が見つかり、HRVで副交感神経が95%で交感神経が働いていない。たぶん薬の副作用かもしれない。アレルギー検査では、BBF,卵、穀物、大豆、ビタミンB、カルシウムが反応した。

アレルギーの施術を専門とするDrは、うつもアレルギーの範疇に取り入れて施術効果をあげている。アレルギー症状の1つに浮腫がある。浮腫も発生する身体の部位によっては症状もさまざまである。脳にアレルギーによって浮腫が発生すると頭痛、上下肢のしびれ、脳梗塞の後遺症、自閉症、多動症、統合失調症、うつ、痴呆、アルツハイマー、パーキンソンなど脳からの障害が発生する。

小生もNAET(アレルギー除去治療)の効果を、ここ半年間であげている。半年前とは違い施術の適応が広くなったと同時に施術の成果も数段上がっている。

この患者さんにもきっと利益をもたらすことができると信じている。

拳骨

No 23 子供が慢性じん麻疹

2005-05-23 | カイロプラクティック
昨日(22日)の読売新聞の医療相談に、5歳の男の子が生後まもなく慢性じん麻疹で、内服薬を服用し間隔をあけると再発の繰り返しで副作用が心配であるという相談が乗っていた。

Drのコメントは「慢性じんましんは体質的な疾患で、比較的多い皮膚病のひとつです。薬でいったん治っても、内服をやめると再発することがしばしばあります。ですから、何年も内服を続けなければならないこともよくあります」~

~「比較的安全な内服薬ですから、現在、副作用がなければ心配いりません。治療が長期にわたる疾患ですので、はっきりとした統計はありませんが、成長とともに自然に治まる方が多いようです。もうしばらく様子をみてはいかがでしょうか。」

現代医学では、慢性じん麻疹は体質と皮膚病のの1つと位置づけしているらしい。皮膚病は結果であって原因ではない。結果に対する対処療法が現代医学の治療である。成長とともに治るまで待つのは治療とはいわない。

様子を見ている間にも身体と心の中ではいろいろな変化が起きている。成長とともに治るといわれるが、免疫学の安保先生は、小児のアレルギー症状は消えても治ったのではなく、成長をするとアレルギー症状の姿を変えてあらわれる。すなわちアレルギーマーチである。大人になってから慢性下痢、偏頭痛、にきびなどが良い例である。

治療の本質を機械論的に見ていた場合はこのような返事が返ってくる。また、患者さんの利益を優先する治療とはいえない。やはり、機械論から脱却して有機的な診方をしないと患者さんの利益に名つながらない。

体の中で何が起きているのか、心の中で何が起きているのか、本質的な原因はここになるはずだ。これを見極めれば結果はおのずとでてくる。

拳骨






 
 

NO22 自信から確信へ

2005-05-21 | カイロプラクティック
アレルギー治療を始めて未だ駆け出しだが、少しずつ結果が出ている。花粉症をはじめ、皮膚疾患、呼吸器疾患などに効果をあげている。今年度になってから、アレルギー患者(筋骨格系の症状も併症)の約80%との改善率である。特に花粉症と皮膚疾患には効果をあげている。

アレルギーを勉強し始めると面白い。「カゼは万病の元」といわれているが「アレルギーは万病の元である」といっても過言ではないと思う。また、一般的に知られている病気がアレルギーが関与していることが多い。

しかし、現代医学の多くのお医者さんは否定している。ギックリ腰で整形外科に行ってアレルギーが原因ですといわれることはまず無いだろう。

NAET考案者のDr.デビの著書「病気よさようなら」増田裕D.C訳。市川市民病院の河野泉先生のホームページは、アレルギーについて分かりやすく解説されている。医療関係者や患者さんまでアレルギーに関しての理解度が高まるはずである。

まだまだ、我々(同じセミナーを受け臨床で実践している治療家)の治療は一般化されていない。予備知識の無い初診の患者さんは、説明を聞いただけで「眉唾ものだ」と疑う患者さんもいる。逆に、現代医学で満足な治療効果を得られなかった患者さんは、遠方からでもインターネットで検索してくる。治療を受ける患者さんも真剣さが求められる治療である。小生もアレルギー治療に少し自信出てきた。

自信から確信へと、とにかく臨床経験を数多く積み、結果を出すほかに無い。確信を持ち治療をできるようになるには後10年くらいかかるだろう。まずは、日々の臨床、一人ひとりの患者さんと向き合わなければならない。

拳骨

NO21 売り手市場か買い手市場か

2005-05-20 | カイロプラクティック
高校3年生 野球部 高校生最後の夏、残り2ヶ月に全精力を注ぎ込んでいる。野球肩で来院する。施術は3,4回のアクティベータカイロプラクティックの施術で治まる。その後大会まで調整の目的で2週に一度来院している。

昨日の施術で、調子はどうですか?「痛みは無いのだが違和感がある」検査をすると軽い張りがあるようだ。施術後は違和感は取れた。神経のバランスは悪くない。前回来院したときはオープン戦にも先発で使ってもらい好調だと話をしていた。

感情を見た。監督となにか問題があったらしい。本人は話したくないらしい。違和感は感情ストレスからくるらしい。ミスをして監督から起こられると、肩の問題にすり替えるらしい。本人はそのつもりはないが、無意識のうちに肩に違和感が出るのだろう。CRETで感情開放を行う。

小生も、高校野球のチームのコンディショニングを担当していたが、高校野球はアマであるが異質な世界だ。

監督と選手の関係は、需要と供給の関係である。監督がほしい選手(ポジション)に適した選手がチームにいるのか、いればことは治まる。いない場合は選手がそのポジションを奪うために必死になって、自分を売らなければ、監督に買ってもらえない。この世界は買い手市場が優先するようだ。

イチローみたいな3拍子そろった選手はなかなか出てこない。守備が上手くても打てない。打てても守れない。このあたりがアマの面白いとこであると同時に監督の腕の見せ所である。3年間で、打つ、走る、守るを鍛え上げるのは無理である。3つのうち1つできれば恩の字だ。ベンチに入る人数も決まっている。

そろそろ監督が頭を悩ます時期が近づいている。・・・・・頑張れ野球小僧。

拳骨


 

NO20 寝違え

2005-05-19 | カイロプラクティック
50歳代の女性 寝違えたらしく3,4日前から首が痛く、今日は動かせない。この患者さんの初診は2年前である。首の痛みで入院し治療をしていたが退院しても痛みがとれず来院した。3,4回アクティベータカイロプラクティックの施術で痛みは取れた。その後メンテナンスで3週間に一度、定期的に通院している。

昨日は、しばらく間隔をあけていたが首の痛みがどうにもならなくなり来院した。検査の結果、やはり感情が絡んでいる。アレルギーもあるので検査した。赤ワインが出てきた。問診してみると、痛みが出る前の晩に晩酌で飲んだらしい。

アクティベータカイロプラクティックで施術をする。90%は改善したがまだ残っている。残りの痛みは感情とアレルギーが関与している。この患者にはアレルギー除去(NAET)をしたことが無いので、感情だけ開放した。治療法は条件反射治療(CRET)である。

原因と思われる赤ワインだが、赤ワインはキッカケであり本質的な原因ではない。本質的な原因は一緒に飲んだ相手である。相手に対する感情ストレスがあった。

施術はは感情ストレスとアルコールアレルギーをコンビにして経絡を軽く刺激をする。ピンポイントで的を獲た施術をするとドラマチックに改善する。終わった後に「なんですかこの治療は?痛みが無くなりました」。

このような上手くいったケースは数少ない。ピンポイントで的を獲るのは、小生にとっては100分の1位の確立だろう。

小生が治療家になって経験した施術法の究極の施術法ではないかと思っている。(経験していない究極の施術法は未だあると思うが)

CRETは福岡のDrが考案したエネルギー治療である。ゆくゆくは小生もマスターしたいテクニックである。現在の施術はCRETをマスターするための布石かも知れない。

拳骨

NO19 慢性湿疹と花粉症

2005-05-18 | カイロプラクティック
34歳 専業主婦 2児の母親 6年前より花粉症と慢性湿疹を発症。7ヶ月前に第2子を出産後、湿疹と花粉症が増発する。花粉症はスギ花粉症と専門医で診断されていたが、症状は一年中、鼻水、目のかゆみが出ている。湿疹は両手の甲と指に赤く腫れてかゆみがあり、数箇所にひび割れ出血している。共に服薬と塗り薬では症状が変化しなくなっている。(http://members3.jcom.home.ne.jp/ccrk/ CCRK症例報告参照)

6年間も専門医で治療をしているが治らない。治らなくても楽になるかと思っていたが治らない。これが現実である。6年間も治療をしていたDrは、経過を追って診ているのだから症状の変化が解るはずだ。改善が無ければ手を変えるとか治療方法を見直すはずだが。

治療はアクティベータカイロプラクティックで神経バランスを整えて、NAETアレルギー除去の施術で卵、穀物アレルギーを除去、感情の「怒り」を開放した。3回の施術で湿疹は治まった。その後は花粉症の施術は継続した。

4,5回と、大豆アレルギーと胃径の感情を開放したら、鼻水、目のかゆみは90%改善した。日常生活には支障なく過ごせるようになった。

小生の本格的なアレルギー治療は駆け出しだが、数年前から将来の治療のあるべき姿を描いていた。

増えることが合っても減ることの無いストレス。このストレス社会が与える人体への影響を想像したら、これからの医療の本質的な姿は見えてくる。その取り組みは一日でも早いほうが患者さんの利益になる。

拳骨

NO18 リサイクル

2005-05-17 | カイロプラクティック
昨日、以前接骨院で使っていた医療機器を廃棄処分した。大型低周波器、干渉波器、ベッド型マッサージ器、マイクロ波器等ほぼ一式である。旧型のため中古器として後輩に譲ることもできず、治療室や物置の邪魔者になっていた。(世の中の亭主と同じである)

稼ぎの無い無用の長物はいずれ処分され身である。医療器の中古業者からDMが届き、無用の医療機器を買い取るという案内がとどいた。早速、メールで機種を知らせたが、何せあまりにも古いため査定が出ないとのことであった。唯一、マイクロウエーブだけ1万円で引き取ってくれた。

他の機器は、地元の廃棄業者に廃棄処分を頼んだ。全部で3万円かかった。結局2万円の費用がかかった。廃棄処分といっても、以前のようにプレス機で圧縮して、鉄の塊にするのではなく、ビニール、ガラスなどに細かく分類して解体するとの業者の話である。人の手間がかかるらしい。手間賃を考えると納得の費用である。

話は変わるが、日曜日にテレビ映画で「ジョンQ」を見た。2,3年前にこの映画は公開され、観たときは感動した。アメリカの医療社会の、お金の無い人は治療を受けられないという矛盾した現状を訴えた映画である。

子供が心臓移植をしないと助からないが、お金が無く手術を拒否され生死の際にたたさ、ラストは臓器の提供者が見つかり、手術が成功しEND。涙ものである。医療関係者は一度見ておくといい。

臓器の提供も、生命の際にたたされている人にとっては一日千秋の思いである。いざ、提供者が見つかっても、登録者本人と家族との意思の違いや、いざという時の家族の心変わりで同意が得られず、手術ができないこともある。

臓器は、ある意味ではパーツかもしれないが、鉄の塊ではない。血が脈々流れる生き物である。家族との絆の波動は生死を越えて共鳴している。小生もDonorカードを持っているが、いまだ登録の決断ができない。家族と話し合わなければならない問題である。

拳骨

不定愁訴の百貨店  NO17

2005-05-16 | カイロプラクティック
先日紹介した、58歳 主婦の「不定愁訴の百貨店」の患者さんが土曜日に2回目の来院をした。治療室のドアを開けて入ってくる姿を観察する。初診のときより足取りが良い。顔色、姿勢、動作など外見上が変わっている。変化していることは確かだ。

椅子に座って症状を訴えている。初診のときは「椅子に座ると冷たくて座れない。家でも座れない」といっていた。今日はそんなことは言わない。本人は気がついていないようだ。話もできるようになっている。

2回目の施術は、アクティベータカイロプラクティックで施術後NAETアレルギー除去を行う。卵が機能と感情で反応している。感情レベルで「うんざり」が出ているが、本人は否定している。なかなか認めがたいところである。

施術後は緩慢な動作が改善し「痛い、痛い」といっていた口癖がなくなってきている。

治療後、受付で次回の予約を済まして、受付嬢?と弾んだ声で世間話を始めた。

患者さんは治療効果の期待を10→0を期待する。治って当たり前、治らなければやぶ医者。治療の難しさなど、とんとお構いなしである。

拳骨

花粉症  NO16

2005-05-14 | カイロプラクティック
男性 28歳 主訴は、長年の慢性的な咳と一年を通しての花粉症? 慢性鼻炎である。2回の治療で長年続いている咳は治まった。本人が一番びっくりしている。治療している小生もびっくりした。こんなに早く治まるものなのか?・・・目が点である。

今までに、いくつかの医療機関に治療に行っていたが、咳は慢性気管支炎で内科、鼻炎は花粉症で耳鼻咽喉科とアレルギー科、それぞれ違う専門医に通っていた。まさしく細分化された専門職である。細分化された専門職ゆえ、人を小さく見ている。その結果、改善がみられず症状が悪化してきて最近は、不眠、不安があり安定剤まで服用を始めた。

CCRKでの施術は、アクティベータカイロプラクティックで神経のバランスを整えてNAETでアレルゲンの除去を行った。BBF・卵・砂糖・穀物・・・その他いくつかの栄養素的アレルゲンと感情ストレスが出てきた。BBF・卵を除去すると咳は止まった。鼻炎は治らない。穀物が除去できて鼻炎が少し軽くなったが満足するほどではない。


主な栄養素の除去ができたので7回目の治療でブタクサを除去した。(この患者さんは仕事の関係で、週に1回の通院である) 翌日の昼に予約の電話が入り、「昨日の治療後急に鼻炎が楽になりました。鼻血も止まりました。今日は仕事を無理にキャンセルしてどうしても治療を受けに来たかった。」・・・目を輝かせていた。この日の治療室に入ってきた顔を見ても鼻はたれていなかった。小生も感動した。

治療後は80%の改善といっていた。このブタクサバイルは静岡産である。連休を利用しておしかけ研修に行った某治療院のスペシャルバイル?・・さすが効果がある。(笑・全国どこでも同じである)・・・・・・・・・もうじき結婚を控えた好青年である。

世の中には、現代医療、代替医療と数あるが、やはり結果を出さないと意味が無い。ごまかしの医療の犠牲者は患者さんである。一人でも多くの患者さんが利益を還元してもらうには、患者さんも勉強し、医療行為者に鋭く問いかけてほしい。

拳骨




椎間板ヘルニア  ー下肢痛ー        NO15

2005-05-13 | カイロプラクティック
昨日腰痛治療で2回目の治療をした患者さんは、数年前から腰痛で医者通いをしていた。いくつかの医療機関で椎間板ヘルニアの診断を受け、楽になったり、増発したりと何度か再発を繰り返し今日に至っている。

5月の連休ごろより症状が悪化し、連休中は自宅で安静にしていて少し楽になり、仕事が始まると再び再発し来院する。

症状は、左下肢から足の第5指側の感覚異常としびれ・左臀部から下腿部後面の疼痛。体幹の前屈時に増発する。

2回目の来院時の症状は、痛みは半減して、左下肢の感覚も当初の60%から80%に回復している。2回目の施術をすると、痛みは90%位軽減する。感覚も90%回復。痺れが軽度残存する。痺れというより違和感といっていた。感覚もだいぶ戻った。

ストレス検査をする。出てくる、出てくる。仕事・うんざり・職場の人間関係・仕事に取り組む感情。CRETで治療をする。治療後は目が潤んでいる。感情の開放ができた。

治療後、痛みなし。痺れ軽度残存するが気になるほどではい。患者さんは頭を傾け???。不思議でもなんでもない。当たり前の結果である。

現代医学の理論や治療は、現在の社会では当たり前になっている。世界的にみても同じである。NHK番組、新聞、雑誌の健康コーナー全て現代医学の番組である。一方的な現代医学の情報が視聴者の頭を教育する。

そういう現代学の知識が豊富な患者さんは、このような治療は受け入れがたい。結果が出ても頭を捻っている。

現代学のDrも、すでに気がついて統合医療に目を向け、痛みは、痛みの第2の現場(加茂整形外科HP参照)が問題であるといっている。CCRKや同じ志を持つ治療家はすでに、この第2の痛みの現場に目を向けた治療を行っている。これからの治療の主役になってくるはずだ。

科学的でない、根拠が無い、代替医療は否定される。しかし、科学が全てではない。臨床現場という一番大切なところを重要視すべきだ。科学ばかり追求していると大きな間違いを起こす。現実に科学の進歩により、医療機器の発展が進み、操作するDrの技術が追いつかない。

昨年は現代医学の医療事故(犯罪も含めて)は何件あったか・・・・・・

拳骨