No 883 新人＆第二の人生

昨日のプロ野球のドラフトでは、各球団の思惑も含めて選手の希望する球団に的中した選手もあり、なしもいた。選手としては希望球団に指名されず希望していない球団からの指名は複雑な思いである。

小学時代から始まった野球人生は、目標とする選手や憧れのスター先選手などを夢にみてがっばっているはずだ。将来の夢は「プロ野球選手」「Gの選手」「○○選手のようになりたい」野球小僧なら夢に描くものである。

そのような野球小僧が10年後にはごく一部の選ばれた選手だけに絞られ人生の岐路に立たされて振り分けられる。しかし、プロの世界にはいっても必ずしも桧舞台に立てるかというとそうでもない。桧舞台に立つのも一部である。競争の激しい世界である。

プロ野球世界で生き残れなかった選手の第二人生は厳しいものがある。選手として活躍できなくても野球界に残りたいという人はいる。しかし、これもごく一部に過ぎない。プロ野球界から去ったものは社会人として企業人として第二の人生を送ることになる。

この第二の人生はもっと厳しい。野球のプロで野球のイロは知っているが社会人のイロハは一から覚えなければならない。中にはプライドが邪魔をして社会人としての第二人生を歩むことができない人もいる。

以前にスポーツ傷害の勉強会で元プロ野球選手が勉強に来ていた。選手としての野球は終わりこれからはどんなことで野球に貢献できるか考えた結果、トレーナーとしての第二人生を歩むことにしたとのこと。

ドラフトで新人を入団させることは退団する選手がいることである。入団がかなったことで親御さんや関係者の方は喜んでいることだろうが第二の人生まで考えている方はいないと思う。そんな、第二の人生まで考えていたらプロでやっていけない？　その通り。選手として頑張るしかない。

拳骨


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No 882 医療のみかた

最近、CCRKホームページから「無料相談」からの問合せが（相談？）多くなってきた。中でも多いのがスポーツ傷害である。特に野球選手の肩障害や腰痛が多い。

いずれも何度も再発する症状である。専門医の診断には、痛いときには休む。その指導どおりに休んで痛みがなくなって再開すると再発するといった典型的なパターンである。

「痛いときは休む」これでは専門家が言う言葉ではない。素人でも痛ければ休むのは分かる。猫でもそうしている。これは治療とはいえない。原因を究明せず治療もせず治るわけがない。

患者さんは専門家の言うことであるからその通りにしていると治ると思っている。しかし治らない。そこで患者さんは（ご家族）はネット検索でいろいろ情報を集めて模索する。そんなときにCCRKのようなホームページに引っかかる。

幸か不幸（中には見なかった方がいいやと思う方もいるかもしれない）か興味を示してご覧くださることに感謝謝する。普通の方、一般的な医療知識を持ち合わせの肩は「本当か？」と疑いたくなることもあるような内容である。

問い合わせの方も、どうして？　どうして？　と聞いてくる。ある整体では骨盤がゆがんでいる。整形外科では関節が緩んでいる。筋力がない。炎症が起きている。野球肩だからできない。脊椎分離症だからスポーツをやめなさい。と一般的に言われている内容と程遠い内容であるから。眉唾みたいなものである。

現代医学が発展目覚しく世界の医療界を席巻しているのが現状であり、科学的な根拠をもとに他の医療を寄せ付けない様は、病める人々の頂点に立っているようである。したがって、世間一般的には現代医学の情報の入力は多大である。

ものの見方は、多角的にあるのだが本質的なものは一つである。例えば地球はどんな形に見えるか？　多くの方は「○、球」に見えるはずである。しかし、地球上の海水を抜くと、なんと球形ではなく歪な形をしている。誰も海水を抜いた歪な地球など想像もつかないし、思ってもいない。

しかし、地球という本質的なものは一つである。球形の地球と歪な地球が二つあるわけではない。地球をみる人の、見方や思考で球体にでも歪な形にでも見える。医療もそうである。常識のウソは沢山ある。

拳骨


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No 881 再放送

10月5日のNHKで放送されたNHKスペシャル「病の起源　第３集　腰痛」　～それは二足歩行の宿命か？～が再放送される。

小生はちょうどセミナー終了後に焼き鳥屋でいっぱいやっていたので見逃してしまった。そのうち再放送されるだろうと思っていたので録画もせずにいた。

その後NHKの番組でNHKスペシャルの再放送の予定表をみたが予定が掲載されていなかったので再放送は無いものかと思っていた。見逃してしまった！！残念。

しかし、さすがNHKさん。受信料をまじめに払っている視聴者にはそれなりの利益を供給している。「2008年11月3日（月）　午後3時05分～3時54分　総合 ※近畿地方では別途放送いたします。日時については決定次第お知らせ致します。」の案内があった。

見逃したかは一見の価値あり。腰痛の本質的な原因を垣間見ることができる内容である。

「８割もの人が一生に一度は患うと言われる腰痛。古代シリアの農耕遺跡から出土する変形した腰の骨は、人間は昔から腰痛に苦しんでいたことを示している。
腰痛は、二足で立ち上がった人間の宿命なのか？アフリカで今なお狩猟採集の生活を送っているハザ族を調べると、腰痛は見つからない。腰痛は、人間が長距離を歩くことをやめ重労働の農耕を始めて以降、急速に増え出したと考えられている。原因と考えられているのは、十代のときに始まる椎間板の劣化である。椎間板は、歩くことなどによって適度の圧力が加われば、劣化が進みにくいが、反対に過度の圧力が加われば、劣化は進んでしまう。劣化が進めば、椎間板の周辺部にまで損傷が広がり、様々なタイプの腰痛を生んでしまうのである。人間が腰に弱点を抱え込んでいることは否定できない。
そして今、骨にも椎間板にも異常が見られないにもかかわらず、激しい腰の痛みを訴えるケースが問題になっている。患者は、原因が分からないまま様々な治療を放浪することになる。最近、その現代の腰痛を引き起こす意外な原因が明らかになってきた。痛みは腰ではなく脳の中で作られていた。大きな原因はストレスと考えられている。ストレスは、どのようなメカニズムで人間の弱点の腰を襲うのか、時代を映す鏡のような病、腰痛の正体に迫る。」NHKより

いまだ構造由来の腰痛は脱していないようだが少しずつ「心理的要因」が関与していることが医療社会にも浸透して来ていることが伺える内容である。NHKさん頑張りましょう。

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No 880 中だるみ

今日は木曜日。「脳」の疲れを取りましょう。

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No 879 ゴルフが嫌い

1週間前から肩こりや腰痛がでてきた患者さん。原因は？　特別思い当たることはない。重いものを持ったわけでもない。仕事とが忙しくなったわけでもない。

多くの方も経験しているような、これといって原因がなく肩こりや腰痛がひどくなってくる。力学的や構造学的なストレスをかけたわけでもないのに筋骨格系の症状が悪化する。良くあることである。

お医者さんにいって、得意な画像診断でも問題ない。中には強引に画像のちょっとした変化と症状を結び付けることがあるが。「疲れですね」の一言で型をつけてしまう。

この方は、1週間前から発症し、昨日当たりはかなり症状がきつくなってきた。何かいやなことでも？　「実は、明日ゴルフコンペがあって、行きたくないのだが」と答えが返ってきた。

ゴルフはまったくの初心者であって、ある業者の接待コンペに仕方なしで参加するようで、他の方と一緒に回るが恥ずかしいやら1週間前当たりから気になり始めていたらしい。

自分の不得意とすることはイヤである。まして、相手がいることは相手のことを気にしたり、迷惑をかけるのではといったことが気になる。相手への気遣いから来るストレスと思える。優しさ故の感情である。

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No 878 気合が入った！！

80歳代のゴルフ愛好家。80歳代でベストスコアは82。平均は80後半から90前半である。小生など到底足元にも及ばない。

1週間に1回奥さんと健康管理に定期的に来院されている。ゴルフは毎週コースにでて楽しんでいる。最近は更に力みがなく、体の切れもよくスコアも安定してきている喜んでいる。

定期的にコンペやクラブの試合に出場してそこそこのレベルをキープしている。先週の日曜日に年齢別の全国大会の地区の試合があり出場し散々な結果であったと報告された。

小生　「どうですか？　体調は？　おや？？　ずいぶん体が硬くなりましたね。」
P「いや～、参りましたよ。体中が痛くなった。」
小生「どうしたんですか」「はハ～、力ましたね？」
P「70歳台の二人と組んで回ったら、いきなり30ヤード以上はなされて、ナニクソと力んで振っていたら大崩して100の大たたきで、参った。」「試合が終わってから二日くらい体中が痛く、重く調子が悪くなってしまった。」

チョッと色気がでたようである。

以前に書いた「共縮」である。同伴者の距離が伸び離されては困ると思い、ナニクソと力んで飛ばそうとする「感情」が「共縮」をおこし散々な結果（スコア）になり、自律神経系も乱れ血流不全で疲労物質の蓄積により筋肉痛やだるさが起きたようだ。

普段どおりに振っていればいいスコアで回れてなんと言うこともないのだが、一緒に回った相手に振り回されたようだ。いくつになっても熱くなるようである。「勝ってもいい。負けてもいい。」のこころに気負いなし。

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NO 877 アレルギーによる「耳鳴り」

花粉症の変わり症状をもう一つ。2週間前から急に右耳の耳鳴りがして2,3日続いたためあわてて耳鼻科を受診。

これといって原因が分からず「突発性の耳鳴り」といわれた。炎症を抑える薬とリンパ液の流れを良くする薬を処方されて10日ほど飲んでいたが、改善せず今度は抗生物質を処方された。

本人は薬では改善せず、更に抗生物質を飲むのに抵抗があり、肩こりもひどく肩こりが改善すれば耳鳴りも消えるのではないかと思いCCRKに受診する。

検査の結果は「花粉」にアレルギー反応を示していた「花粉症」であった。この患者さんは以前からアレルギー症状であったが、春先のスギ花粉では通常の鼻水、くしゃみ、耳のかゆみなどの一般的な症状を発症していたが「耳鳴り」まではなかった。

「花粉症」でもさまざまな症状がでるようだ。どうして？　アレルギー反応が体のいろいろな部位、消化器官、循環器官、筋骨格、ヒフなどに現れるのは、研究が進んでいる？現代医学でもいまだ解明されていない。

よくお医者さんが言うのは「その人の弱い部位」にでるということである。弱いとは何を基準にいうのかは分からないがなんとなく分かるような気がする。弱い部位？？

弱い部位とはなんとなく理解できるが、例えば、小さいうちからお腹を壊す（消化器系）、風邪をひくとセキがひどい（呼吸器系）といったように体調を崩すと決まって症状が現れる部位などは「弱い部位」なのだろう。

弱い部位も経絡で捉えると更に理解できる。また、経絡のブロックを開放すると症状も改善する。臨床的には古来からの臨床経験から構築された「医療の知恵」は理にかなったものである。

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No 876 「風邪」様の花粉症

10日位前よりセキ、微熱、痰、鼻水を発症し内科を受診し「風邪」といわれてお薬を処方されて飲み続けていたが一向に改善されず受診した患者さん。

もう一人の患者さんも1週間前からセキがひどくなり、鼻水とだるさを訴えて来院する。お医者さんにはいかないが本人は風邪と思っている。一般的にはこの時期の季節の変わり目の気温の変化になれず「風邪」と思われる症状が発症する。

小生の家にも同様の方が一人発症した。喉の痛み、鼻水、くしゃみ、せき、正に「風邪」の症状である。だるさや、微熱も訴えている。

三人とも共通して言えることは「風邪」ではないということである。ではなにか？原因はいわゆる「花粉症」である。花粉症？　何の花粉症？　と、聞きたいところだろうが何の花粉でも同じである。

この時期は、セイタカアワダチソウ、ブタクサなど雑草などの花粉が多いようだ。問題は花粉が悪いわけではない。花粉に反応する身体が悪いのだ。いずれも2回の治療で大方の症状は改善した。

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No 875 寝違い３

8日に初診できた頚部の痛み（寝違い）で来院したテニス選手。まったく首が動かない。普段から軽度の肩こりがあったが８日の夕方になったらまったく首が動かなくなってしまった。

11日（土）試合があり何とか治したい一心で来院する。原因はこれといって主浮かぶような力学的な問題はない。練習のしすぎ？　フォームが悪い？　勉強のしすぎ？いずれも違う。

友人関係、試合のプレッシャーなど心理的な要因が重なって発症した。治療はいたってシンプルに行い。AMで神経機能異常を改善。これだけでも90％は改善する。若干の痛みは残るが動くようになった。

昨日2回目の来院。治療前の検査では痛みは１００％消えている。右肩の動きが違和感が残る。検査ででは「試合」のプレッシャーがでていた。地区大会優勝し県大会でも「勝たなければ」「回りが応援してくれるから」「サーブが巧く入らない」などが見え隠れしている。

潜在的に過去のテニス関係の経験的な問題が残っていて、その潜在意識が現実の出来事と重なってプレッシャーになっているようだ。「勝ってもいい。負けてもいい。どちらでもいい。」これが無心（無欲）である。無心は強い。

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NO 874 寝違いの原因２

昨日紹介した根違いの患者さん。昨日2回目の来院。ほぼ改善し自分で車の運転もでき側屈、回旋での痛みはほぼなくなった。

治療前の確認では後屈は大丈夫だが前屈で後頚部の筋肉が引き連れるような緊張感と痛みが出現するとの訴え。AM治療後はほぼ改善し前屈もできるようになる。

しかし、完璧とはいかず若干の違和感と疼痛が残る。昨日の緊張パターンを再チェックするとパターン化された条件は改善している。さらに、過去の時系列で反応がでている。

過去の体験である。1週間後の手術を控えて「過去の体験」と「手術が」が反応している。過去の体験を聞いてみると「腱鞘炎の手術」を体験したという。そのときは局所麻酔で手術をして痛みがともなったいやな体験だったらしい。

そのときの体験が潜在的に悪さをしていたらしい。開放したら即座に前屈時の可動域のと後頚部の緊張感と痛みはすっかり取れた。これからの手術を過去の手術が緊張パターン担っていたようだ。

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NO 873 寝違いの原因

1週間前から肩こりを感じ2,3日前に急に首が動かなくなった。右も左も、前にも後ろにもまったく微動だにしない。寝るも起きるも、座るも立つも痛くてどうしようもない。

一般的には「寝違いと」いう。寝ていて朝起きたら首の筋が硬く緊張している。痛みはだいぶ強く感じる。経験した方がいると思う。小生も時々痛くなることがある。

この状態で専門医に受診しレントゲンなど取ると「首の骨が真っ直ぐ」「首の骨の曲がりが少ない」等、首の骨や関節の湾曲（カーブ）の問題を原因とする。勿論、学保持者のカイロプラクターも言うことは同じである。

レントゲンは結果を診るのであって原因をみるのではない。そんなわけでこの患者さんの寝違いの原因は？　　1週間前に外科に受診して腫瘍がみつかり良性か悪性か病理検査の結果を待つことになった。

そのときの先生の説明の中に悲観的な言葉がでてきた。その聴覚的印象が潜在的に悪さをしていた。それが緊張を強いていたようだ。解放後は楽なり車の運転もできるようになった。

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No 872 膝関節の水

月末に全国大会を控えたバスケット選手。主訴は膝関節の痛みと関節水腫である。俗に言う「水がたまった」である。練習中に違和感と腫れ感があり軽度の痛みがあったので整形外科を受診する。

レントゲン検査では問題はないが「水が溜まっている」といわれ関節穿刺を行い水を抜いた。その後3回抜いてもまた溜まるといったことを繰り返している。このようなことが一般化した整形外科の治療である。

これを称して「水を抜くとクセになる」とよく言ったものである。クセというより水がたまるのは結果である原因ではない。よって、原因を治療しなければ何度でも水は溜まる。

練習も思うようにできず、再発の不安と諦めの気持ちが練習に参加する意欲を妨げている。藁をもすがる気持ちでCCRKに転移してきた。昨日3回目（週１）の治療を行った。だいぶ違和感もとれ屈伸運動もでき水も引いてきた。

練習を再開してもいい事を告げたが本人は不安があるようで乗り気ではない。やはり整形外科で言われたときの「運動をすると水が溜まりやすい」という言葉が「思い込み」となって緊張パターンが構築されてしまっている。

最近のNHKさんは変化が見える。従来の筋骨格系の痛みを構造だけにとどまるのではなく心理的な部分に影響されているいるということをいい始めた。さらに、スポーツ選手の心理的なプレッシャーまでも神経機機能レベルで画像で表現している。
拍手を送りたい。

この選手も心理的なもので緊張パターンを作り、常に「共縮」現象がおき筋肉の過緊張が続いている状態であった。やはり「水溜り」の原因は構造ではないことが臨床では証明される。

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No871 急性捻挫

10月2日の急患。中学生　バスケット部　左足関節捻挫　負傷原因　廊下で転倒し、その際左足関節を捻る。　そのままアイシングして夕方CCRKに来院する。

CCRKの検査では「捻挫」である。骨折は画像で診断できないと思うが骨損傷の疑いもして切れない。整形外科を紹介しXｐ検査を依頼する。専門医の診断も「捻挫」約2週間の安静加療がでた。

Xp検査では、やはり明らかな骨折の確認はできないとのこと。シップ固定の処置をする。「明らかな」この言葉の通り担当した専門医も画像だけでは認められないがという含みを残している。

さて、なぜこの患者さんは捻挫でCCRKを受診したのか？　通常であれば整形外科を受診し処置されて、診断の通り2週間の安静加療をしていればいいのだが、その理由は、4日の土曜日の新人戦（バスケット）に出たいがため早期回復を望んでのことである。

軽度の捻挫といっても来院時は跛行で左足は床につけずピョンピョン跳ねていた。それを2日後の試合にでたいとのことである。完璧に治すことは不可能だが試合に出場させることはできる。

治療後は通常歩行も可能になり翌日の状態はほとんど晴れが無く、屈伸もできランニングもできるようになった。月曜日の来院時に試合の様子を聞くと、試合に出場しチームは負けたが他の選手よりも活躍し先生からも評価された。

プレー中は痛みも無く思ったより動けた。お母さんも思ったより活躍しお子さんの頑張りに喜んでいた。なんといっても本人の「でたい」という強い希望がいい結果をもたらした結果である。

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NO 870 笑いによる筋痛

先週末はPCRTのセミナーに参加し向学心旺盛は先生方と「心と身体」のテーマで勉強した。いつものことながら参加するたびに新鮮なきづきがある。特に若い先生方の熱心さには頭が下がる思いである。

初日のセミナー終了後は懇親会と決まっている。若い先生、ベテラン先生、大阪や北海道の先生など普段、顔を合わせる機会が無い先生方と顔をあわせ酒の席は楽しみである。

くだらない話で盛り上がり、ついつい飲みすぎてしまう。実に楽しい酒であり笑いがある酒である。翌日気が付くと体中が痛くなっている。筋肉痛である。

酒を飲んで運動などしていないしどうしてかな？　と思いよくよく考えると「笑いすぎ」である。特に痛いのは、腹筋と咬筋である。腸腰筋も痛い。運動をしたときの痛みである。

筋肉痛とは、筋肉がダメージを受け損傷することである。そこで回復する際に以前より成長して回復する。これが超回復の原理であり筋肉の成長である。笑いは精神的にもいいことは分かっているが筋肉にも良いことである。・・・腹筋がいた。

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No 869 「錯覚する脳」

『「おいしい」も「痛い」も幻想だった。』錯覚する脳　　前野隆司著（筑摩書房）

意識とは？　無意識とは？　なかなか難しいがその筋で興味がある人には面白い著書である。やや哲学的だが神経生理学的なことも面白い。

この中のでてくる「意識の機能は受動的」は、意識と無意識の関係を分かりやすく書いてある。簡単にいうと、意識は受動的で、無意識の後にこじつけみたいな追従的なシステムらしい。

つまり、意識（手を動かす）が働いて行動（実際の手を動かす行動）に移行する前の0.35秒には無意識が働くそうである。意識的行動の前に無意識の潜在的なものがわれわれの行動をコントロールしているというわけである。

最近はペットという脳の活動電位を測定する機器がある。この測定機器を使って検査してもやはり、意識的行動の前に同じ部位での無意識の活動を示す活動電位が測定されている。意識はこじつけみたいなもの？？？　

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ギックリ腰、運動会腰痛、草刈り後の腰痛、ギックリ腰、慢性腰痛、野球肩、インピンジメント症候群、野球肘、スポーツ障害でお困りの方、この時期、原因不明の体調不良の方は遠慮なくご相談ください

アレルギー・ストレス・筋骨格の統合療法
カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・K
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