木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 265 遠方からの患者さん

2006-03-31 | アレルギー
昨日は遠方からの患者さんが来院された。長野県の諏訪から千葉房総の地まで足を運んでいただいた。ありがたいことである。

6年前くらいから食物アレルギーが酷く症状もさまざまである。専門医で見てもらっているが相も変わらず「食べないように」だそうである。この患者さんの食物アレルゲンは、大豆、小麦、トマト、ピーナッツ、とうもろこし、オレンジ、にんじん、白樺花粉、猫皮屑、ダニなどに血液検査で陽性が出ている。

症状は、関節炎、肩こり、手指のいたみ、頭のもやもや、手足のしびれ、頭痛、朝の頭痛、自律神経失調症、気管支喘息、高血圧、胃の不調、トイレの回数が多い、子宮筋腫、疲れやすい、暑さに弱い、花粉症、蚊文症、眼のかすみ、ぼやけ、まぶしい、眼が赤くなる、副鼻腔炎、鼻が乾く、においに敏感、声がかすれる、音に敏感、耳の感染、めまい、アトピー性皮膚炎、全身の痒み、爪に線が入る、不眠、食後の突然の睡魔などなど。(問診表から)

特に最近は眼に関わる症状が強く困っている。これだけの症状を抱えていたら「健康」などというものは遠い過去のものである。健康がどれだけありがたいものかつくづく考えさせられる。

来院キッカケはCCRKのホームページをみて頂き来院された。これだけの症状を抱えていたのでは自分でも勉強をするようになる。勉強した結果、これらの症状はアレルギー性の症状ということに行き着いた。さすがである。通常はお医者さんでも「自律神経失調症」で片付けられ、安定剤、入眠剤を処方されて終わりである。

この患者さんはこれで諦めず「アレルギー」を勉強し5年かけてCCRKに行き着いた。CCRKのアレルギー治療はホームページに掲載されているので内容はある程度理解したうでの来院である。西洋医学的なアレルギーは勉強したがNAETとなるとなじめないと思ったが、意外とすんなり受け入れていただいた。

西洋医学のアレルギー治療で結果がでないので見切りをつけていたのがよかった。遠方からの患者さんと二人三脚で遠い道のりに出発した。根負けせずどこまで頑張れるか。

拳骨

No 264 ランニングシューズ

2006-03-30 | 感情ストレス
定期的に健康管理で通院している患者さん。ここ2週間で腰痛と右股関節の痛みが増発しつめて来院している。痛みのキッカケは「ランニング」と言っていた。

この患者さんはスポーツが好きで、テニス、ジムでのトレーニングやマシーンを使った筋トレ、トレッドミルによるランニングを週に2回ほど行っている。以前は1,2週間に1回程度であったが最近増えているらしい。

増えている原因を本院は「運動不足」「健康のため」と思っている。本質的には違うようだ。仕事や過程のストレスから「逃避行動」として行っているようだ。自分でも気づいていない。

「治療後は楽になるのだが、運動をすると戻る。運動はやらないほうがいいのかな? もう運動はできないのかな?」といわれた。どうして運動をするのですかと訊ねた。「最近太り気味」「健康のため」と返ってきた。

感情レベル検査をする。仕事のストレス、家庭のストレス、逃避がでてくる。CRETで開放する。再検査をする。仕事と家庭のストレスでは反応がなくなり開放された。

「ランニング」でまだ反応する。詳しく検査をする。「靴」が出た。走ると痛くなるのでかかとの厚い靴に変えたらしい。「靴」に対する感情がでているが特定できなかった。とりあえず靴を替えてランニングをしてもらう。

昨日来院した。どうですか? 「靴を変えたら楽になりました。」本人は靴を変えたら楽になったことで靴が影響していたと思っている。もちろん構造学的な要因も絡んではいるがそれはあくまでも引き金に過ぎない。たぶん再発する。

拳骨

No 263 再挑戦

2006-03-29 | アレルギー
慢性気管支炎の患者さん。昨年の6月に来院して14回ほど治療をしてほぼ改善して、もう少しのところまで来たが最後までの来院なく治療を中止してしまった。

2年前から花粉症とセキが始まり、ほぼ毎日セキと鼻炎が続いていた。夜になるとセキが酷く喘息様のセキが出る。漂白剤や芳香剤などの揮発性のものにも反応し、洗濯や風呂掃除ができず困っていた。

前回の14回の治療でほぼ改善していたが、ときおり1,2日続いてセキが出たりするのでもう少し改善の可能性があるので、継続治療を進めていたが突然治療をやめてしまった。夜も眠れるようになり漂白剤も使えるのでもうよくなったと思ったとのことである。

今年の1月に再発し、眼の痒み、鼻水、セキと前回と同じ症状で再来する。「しばらくよかったのですがまた出始めました。」前回の治療は完全に成立していないことを説明する。患者さんは症状が改善すると治ったと勘違いする。小生のコミニュケーションのなさを痛感する。

再治療を行ってから昨日で9回目である。以前治療のためか症状改善が早い。お医者さんで言われていた「スギ花粉」の症状もセキも治まっている。基本的な栄養素の反応が無くなった。

後はどんなときに症状が出ますか? 「家出嫌なことがあると1日中セキが続くことがあります。」感情レベルの問題が残っているようだ。いよいよ本丸の治療を計画する。急がば回れで基本をせめてから本丸である。

拳骨


No 262 色アレルギー

2006-03-28 | アレルギー
10年近く慢性鼻炎で困っている患者さん。年中通して慢性的な鼻炎で苦しんでる患者さん。もちろん専門医で診てもらっている。

朝の起床時から、部屋の中、外、オフィスの中と一日中鼻炎で困ってる。専門医では鼻炎の原因(アレルゲン)が特定できず、とりあえず「アレルギー性鼻炎」と位置付け抗ヒスタミン剤を処方されていた。

基本的な栄養素の中で「卵」「砂糖」「ビタミンB」「乾燥豆」が強く反応し、特に「卵」「乾燥豆」の反応はつよった。「卵」「乾燥豆」が除去されると鼻炎はほとんど改善し、オフィスでの仕事中の鼻炎が残る程度になった。

オフィス内での仕事中の鼻炎は、環境的なものや感情レベルでの反応があるはずである。特にオフィス内での鼻炎はコピーや紙を触ったりすると出ることが多いとのことである。

インク、紙の漂白剤などの反応を見る。反応がない。しかし「紙」に反応が出る。「新聞の黒い紙」には反応がない。「コピー用紙の白い紙」に反応する。白い紙に反応が出る。しかし紙にはでない。「白色」に絞られた。やはり「白色」で反応する。

感情レベルでは「脾経」が反応し「自分に自信が持てない」がでた。患者さんに聞いてみた。「どうしてわかるんですか? 私は白色が大好きで必ず白色の洋服や靴下を履くのです。白色をきると顔が引きだって自信が持てるのです。」

「白色」を除去する。次回が楽しみである。

スギ花粉自己治療

最近は治療中断中である。先週のセミナー続きで体調を崩し、そちらを優先して治療を行った。しかし、鼻炎やくしゃみは出なくなった。起床時に多少のくしゃみや鼻水は出るが困るほどではない。治療効果かな?

拳骨

No 261 体調不良 3

2006-03-27 | セミナー
週末はカイロ神経学のセミナーがあった。先週のNAETセミナーでの体調不良を引きづっての参加である。

金曜日あたりから回復の兆しが見え、何とか土曜日までには熱も下がり、食慾も沸いてきた。土曜日の朝はさすがにだるく早起きは辛かった。

今回の参加者は少なかった。学生も卒業して開業準備や進路のことで忙しいのだろう。開業者の先生方もセミナー続きで仕事を休んでの参加は大変なことである。

今回のテーマは「眼振」である。2日間「眼振」のみである。久しぶりに講師の〇〇先生の張り切りは見事である。最近オフィスに眼底検査をする高価な検査機器を導入し「眼」に力を入れている。

「眼は口ほどにものをいう」眼の動きや瞳孔の大きさで脳神経の状態がわかる。もちろん医学教育の過程においても神経学の検査はあるが、これほど「眼」に重点を置いて検査をして臨床に役立つものはないと思う。内容の濃いセミナーであった。

セミナーの合間に〇〇先生に検査治療をしていただいた。やはり小生の体調不良は「ウイルス」が関与していた。自分の検査が定かではないが、「ウイルス」が出ていたのでもしやと思ったがやはり「ウイルス」が関与していた。

「ウイルス」の治療後はだいぶ症状が改善し、昨日は元気がでた。食慾もだいぶ戻って体重も2k減っていたのが元に戻った。健康が一番である。

拳骨


No 260 掌蹠膿疱症

2006-03-24 | アレルギー
昨日の自己治療は「植物性油」がでたので治療をした。楽になった。セミナー2日目に食べたてんぷらがいけなった。失礼、てんぷらがいけないのではなく、油に反応するわが身がいけないようだ。(てんぷらはおいしかった。笑)今朝はだいぶ楽になった。

昨日の患者さん。60才代のご婦人。4年前から「掌蹠膿疱症」で困っている。専門医で塗り薬などを処方していただいているが症状が落ち着いたり、再発しあたりの繰り返しの4年間であった。

患者さんで来院されている息子さんの紹介である。以前から進められていたのだがカイロや整体には抵抗があったようだ。症状は手足の皮膚の問題だけでなく関節の炎症も酷く手足のこわばり、寝返りが思うようにできなくなっている。そんな身体にボキボキは抵抗が合ったらしい。(CCRKではボキボキはしないのだが? 話しがうまく伝わっていなかったようである)

この掌蹠膿疱症は「ビオチン」が関係している。「ビオチン」は水溶性ビタミンの一種で、体内で不足すると「掌蹠膿疱症」「アトピー」「乾癬」などの難治の症状が出るらしい。(詳しいことは皆さん勉強してください。)

ビオチン(水溶性ビタミン)は体内で貯蔵ができないため絶えず補給しなければならないらしい。ビオチンは多くの食物に含まれていて、たんぱく質と結合している。

最も多く含んでいる食物は、豚のレバー、卵であるがそれでも他の水溶性ビタミンの濃度に比べたら低い。「掌蹠膿疱症」「アトピー性皮膚炎」の患者さんはこのビオチンの欠乏が著しいらしい。

さて、アレルギーから「掌蹠膿疱症」を見た場合、たんぱく質との結合栄養素であるため、たんぱく質に反発する身体では吸収ができない。すなわちビオチンの吸収もできない。

アレルギー患者さんの多くは「卵(たんぱく質)」に強い反応を示す。アレルギー症状を自覚できない患者さんでも多い。小生もそうである。NAETではBBFの次に必ず「卵」の除去から始める。

NAETを考案したDr.デビの国、米国でも同じである。数多くの臨床経験から「卵」の強いアレルギーをもっていることがわかり、「卵」の除去が優先されている。西洋医学の先生も「ビオチン」を多く含んでいる食物を食べることによって解決するといいう先生もいるそうです?????

卵だけでなくその他の基本的な栄養素の反発を除去することが先ず第一である。患者さんと協力のもと一歩一歩階段を昇る。

拳骨

PS
日記を書いているときに「ウグイス」の初鳴きが聞こえた。いよいよ春本番である。

No 259 体調不良 2

2006-03-23 | アレルギー
23日 AM8:16分 昨日より回復する。昨晩は10時に寝て、今朝は7時過ぎまで寝ていた。久しぶりである。寝すぎた所為か目覚めがわるい。

昨日の検査で、ご飯、卵、ウイルスが出た。体調不良のためQRTが定かではない。まして患者さんに集中したため自分の検査をするエネルギーが沸いてこない。とりあえずウイルスと卵で治療をする。

治療の甲斐があり今朝はだいぶ食事が取れた。腹ぐわいもまあまあである。しかし、ときおり締め付けられる痛みがある。今朝も早くから患者さんが来る。まず午前中に集中する。辛抱だ。

拳骨

No 258 体調不良 参った!!

2006-03-22 | アレルギー
19日~21日までNAETのベイシックセミナーに出かけていた。今回は国内で日本人のインストラクターによるセミナーである。英語でないので楽である。

小生は2回目のベイシックである。1回目とは内容が変わっている。変っているといっても1回目が間違っていたわけではない。NAETも発展途上のテクニックである。

そんなわけで日本のインストラクターの先生方も、新しい情報を得るのに大変なご苦労がある。オフィスでの治療の合間に本部のセミナーに参加する。(m、s先生は反対かもしれない。セミナーの合間に治療?笑)

本部セミナーに参加するたびに新しい情報や技術的なことが変わる。変わるというより進化している。受講生も一度参加すればいいものではない。何度でても収穫がある。

セミナー内容や新しい情報ももちろんだが、なんといっても参加する受講生との交流がいい。最もこのセミナーの受講資格はDC,BCScだけでないのがいい。カイロプラクターだけのセミナーは考え方が狭義のセミナーになってしまう。

資格や治療内容を枠を超えた人たちでも、すばらしい臨床を上げている先生がいる。年に2,3回はさまざまな先生方と刺激しあうことが必要だ。今回は基本に振り返るいいセミナーであった。

セミナーで体調を悪くした。セミナーで悪くなったのとは違う。勘違いしないでほしい。ついついセミナーでは不摂生してしまう。飲みすぎ食べすぎ過食担ってしまう。今回は急性大腸炎?らしき下腹部や胃の辺りが差し込むように痛み参った。

S先生に見てもらったら「ご飯」のアレルギーが出ていた。朝ごはんのときに食べたおにぎりがいけなったようだ。治療後はだいぶ楽になり何とか返ってきた。昨晩から寒気がして微熱がある。今朝起きるのが辛かった。こんな日に限って朝から予約が一杯である。

拳骨

No 257 臭いが戻った

2006-03-18 | アレルギー
20年前からの慢性鼻炎の患者さん。昨日で5回目の治療である。約20年前から体調が思わしくなく、風邪や下痢を繰り返し、ホコリやダニ、花粉などの鼻炎が治らず続いていた。

もちろん専門医で診てもらっていた改善せず、臭いもわからなくなっていた。最近は薬でも効果がなく諦めていた。CCRKは職場の同僚の紹介である。その患者さんも慢性の鼻炎を持っていたがだいぶよくなったので紹介をしたらしい。

初検時はCCRKの治療を信じていなかった。強い勧めであったので話半分で着たらしい。2,3回は変化がなかったので効果がないと思っていたが、4回目のEggの反応が軽くなって変化が出始めた。

自覚症状が変化しないと患者さんは信じない。昨日の電話予約のときに声が弾んでいた。「今日のよると明日の午前中の2回続けて治療できますか? 臭いがわかるようになったので早くよくなりたいのでお願いします。」

昨晩と今日計7回の治療を終えた。Eggで強い反応があり感情レベルでも小さい時の感情が尾を引いている。今日のEggの治療で6回目である。鼻ズマリ、くしゃみ、がなくなり喜んでいる。何より患者さんの顔が明るいし、会話が弾む。治療かもストレスから開放され、心が晴れる思いである。嬉しい。

日、月、火とNAETベイシックセミナーに出かける。初心に帰って復習である。

拳骨

No 256 ライバル意識2

2006-03-17 | 感情ストレス
一昨日来た新体操の患者さん。痛みはほとんどなくなった。おどおどした漢字化がなく、今日は笑顔が戻った。

身体的な痛みはなく、柔軟性もまして来た。昨日の感情も開放され落ち着きが出てきた。今日の感情は「はしゃぎすぎ」が「心包経」の経絡をブロックしている。開放する。これでイナバウアガできるかな?????新体操にイナバウアは無いと思ったが。


選抜出場するテニスの選手が今週の月曜日に膝痛で来院した。1ヶ月前から痛みがあり他の治療を続けていた。1週間前に試合があり再発した。屈伸ができない。歩行も引きずって歩いている。一昨日2回目の治療で日常生活に支障がないくらい回復した。

ストロークプレーやサーブの練習をを再開させた。今日の来院時に治療室に入ってくるときに膝を曲げずに引きずっている。練習のセーブが効かなかったらしい。やりすぎである。元に戻った。参った。

練習のセーブができなかった背景には「ライバル意識」が合ったらしい。選抜のメンバーに入っているがここで練習をしないと外される可能性があり無理をしてしまったらしい。

代わりの選手がここへ来て調子を上げている。メンバーとしては休んでいられない。焦りがある。治療を妨げにもなる感情でもある。ライバルに当たる選手のマイナス感情を開放する。膝が曲がってきた。軽い屈伸もできるようになった。

試合まであと1週間何とか間に合わせたい。

拳骨
スギ花粉自己治療報告
昨日、今日と相も変わらず「Egg」である。どうも「感情」開放されない。症状はいいほうである。家の中ではほとんど症状がない。朝のうちに鼻水2,3回鼻をかむ、クシャミガ2,3回である。

日中も短時間ながら外出しても2,3回のくしゃみである。今年は花粉が少ないのか? それとも治療効果かな。治療効果としておこう。





No 255 ライバル意識

2006-03-16 | 感情ストレス
昨日1ヶ月前の患者さんが再来院した。元高校生のサッカー選手である。だいぶ前に左股関節が痛くなった。その後いろいろな治療を受け改善せずCCRKを訪れた。前回の治療はAMCTで2回で練習に復帰できた。

最近はこのようなサッカー選手の股関節周辺の痛みを「グロインペイン症候群(Groin Pain Syndrome)」っていうらしい。(勉強不足ですいません。)以下に機械論的な説明が掲載されていたので紹介する。

「サッカーでは、走るという動作と、蹴るという動作が大半を占めています。
特に強く蹴りだす動作によって、股関節前面に急激な圧力がかかり、股関節前面の組織に痛みを持つというものです。

痛みを持つ組織には様々あります。例えば、筋肉。股関節前面にある筋肉には、大腿直筋、腸腰筋、恥骨筋などがあります。これらの筋肉は、股関節を曲げるために作用する筋肉でもあり、ボールを蹴る動作を繰り返すと負担がかかる可能性があります。

そのほかに、股関節自体が痛みを出す可能性もありますし、恥骨結合という左右の恥骨をくっつけているところも痛みを出す可能性があります。」以上

機械的な発症メカニズムです。わかりやすく患者さんも納得する説明です。実際に触診や可動域を検査すると恥骨結合部や筋の付着部にあっ痛があり運動時の痛みを同じ部位に出る。

その後、この患者さんは一時よかったが1ヵ月後に再発した。練習は完全復帰しチームの中で練習をしていたが、途中でサッカー部をやめてしまった。どうしてやめたのか聞いた。「一人で練習していると痛くないんだけど、チームに入って練習すると痛くなる。それでもう治らないと思いサッカーが嫌になった。」そんなわけで昨日再来院した。

検査をするとでてきた。チーム内の「ライバル意識」がでた。聞いてみると「一人います。とにかくあいつには負けたくない」と返ってきた。更に「そういえば、あいつと一緒に練習すると必ず痛くなる」機械的なメカニズムを狂わせるのも「心」である。感情を開放するだけで機械的なメカニズムも安定する。

拳骨
 





No254 開脚

2006-03-15 | 感情ストレス
昨日来院された新患。新体操をしている。頚部から背部、股関節の痛みを訴えている。小学4年生から始めた新体操。現在6年生。

新体操は地域のクラブで練習をしている。始めた頃より身体の各関節が硬く、指導者から練習以外にも自宅でストレッチを行うよう指導されてきた。

問診時にも何となく落ち着きがなくそわそわした感じがする。問診表には身体の痛みの部分に〇がしてある。その他にアレルギー疾患の既往歴が幾つかある。現在はアレルギー症状はない。

話しかけたり、検査のため身体に触れるとビクッとする。恐がっているように見える。お母さんに聞いた。「実は、以前の新体操の教室で40歳代の男性指導員にだいぶ叱られ嫌な思いをしているからかもしれません。そのためクラブを変えたのです。」納得。中年男性に嫌な感情が芽生えている。

とりあえず治療はAMCTで行う。筋骨格の痛みの問題は90%改善した。股関節の可動域は100%とは行かない。普通の人で十分な可動域で問題ないのだが体操を行うのには問題があるらしい。前額面、矢状面で180度の開脚を希望している。ストレッチをするように指導されているが改善しない。

ストレッチなどやっても効果がないことを説明する。効果がないストレッチを我慢してやっているからストレスになり、新体操が面白くなくなってくる。練習前に下痢をしてみたり、背中が痛くなったりと条件反射的に症状が出てくる。

自分自身に対する自信のなさの感情が見える。検査をするとでてきた。新体操のストレスで感情の抑圧があり、その抑圧された感情が身体に表現している。筋骨格だけの治療をしても改善されないケースである。

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No 253 急性胃腸炎

2006-03-14 | アレルギー
昨日の患者さん。頚部痛と腰痛である。ここ2週間の間に2回の急性の胃腸炎を発症し、2回目のときに倒れて首と腰を痛めた。

2回目の急性胃腸炎の発症のときにあまりの腹部の痛みに卒倒し、頚部と腰部を痛めてその治療に訪れた。頚部は鞭打ちみたいな症状である。腰部は腸要筋のスパズムと腰方形筋のスパズムにより張りと鈍痛が合った。呼吸も浅く苦しそうである。

治療はAMCTで治療をする。治療後は呼吸が楽になり、頚部痛、腰痛も楽なった。帰り際に急性胃腸炎の話しを聞いた。原因は何ですか?お医者さんではなんと言われましたか?

「お医者さんに行って診てもらいましたが原因がわからないということでした。この2週間に2回も同じ症状が出るんですが何かあるのでしょうか?」「一度目のときにお医者さんに行って診てもらってよくなったのですが、また再発しました。」

アレルギーの疑いがあるのでアレルギーの話をする。「そういえば、私は花粉症や湿疹が良く出るんですよ」と返ってきた。検査をしてみるとやはりアレルギー反応が出た。

「食べ物」「菌」が出た。そのことを話すと「別に食中毒を起こすようなものは食べていませんし、特別変わったものを食べたこともないです。」返ってきた。現在はお腹の調子が悪くもなく首も腰も良くなったので、今日の治療はこれでいいとのことである。

1週間後にアレルギーの治療を行う予約をして行った。次回に詳しく検査をし、また報告する。この間に急性胃腸炎を再発しなければいいが。

拳骨

スギ花粉自己治療

依然として「egg」の治療である。「egg」と感情が解き放せない。日々のストレス誰かのせいだ。(笑)

症状は昨年までは、部屋の中で寝ていても夜中に鼻が詰まって目が覚めたが、今年は治療を始めてから一度もない。マスクをして外出すれば問題はない。薬も必要ない。


No 252 草取りうんざり

2006-03-13 | アレルギー
土曜日の患者さん。この患者さんは不定期に肩こりや腰痛で来院する。痛みを我慢して我慢して我慢しきれずにやってくる。

ここ2ヶ月の間に3回ほど右股関節の痛みで来院した。この患者さんは2年前くらい前から膝関節痛で来院し、ずいぶんいろいろな治療を経験されても改善せず諦めていた。CCRKでAMCT治療を2,3回行い改善し、AMCT治療を気に入ってくれた患者さんである。

その後、どこか痛くなると突然おとすれる。股関節の痛みは治療後は楽になり歩けるようになるためすぐ来なくなる。こんなことを繰り消していた。土曜日の治療のときに痛みが強く歩行や寝返りをできないくらい強い痛みが出ていた。

通常のAMCTだけでは完全に取りきれない。再検査をすると感情で強く反応している。「草取り」それと「土」に対してのアレルギー反応が出ている。患者さん庭は広く一人で草取りをしても間に合わないくらいである。

感情とアレルギーの話しをすると全く信用せず、ストレスやアレルギーのはずが無いと治療を受け入れなかったが、何とか結果を出すことでアレルギーの除去をした。

強い「土」のアレルギー反応を示し、更に感情レベルで「草取り」「うんざり」が胃経の経絡ブロックをしていた。合計7回の治療で痛みが改善する。うそのように改善したため何となく納得し1週間後に予約をしていった。再発していないことを願う。

拳骨

NO 251 本当にスギ花粉?

2006-03-11 | アレルギー
現在のCCRKの「スギ花粉」の患者さんは10人以上来院されている。そのうち専門医で血液検査やパッチテストをして明確に「スギ花粉」がみつかった症例は3,4件である。

残りの患者さんも慢性的な鼻炎で一年中鼻炎が出たり、出なかったりしている。それでも春先に専門医に行くと検査もせず「スギ花粉症」の診断をされ抗ヒスタミン剤を処方され服用する。とりあえず鼻炎は治まる。

CCRKで検査をすると慢性的な鼻炎の患者さんを検査すると「スギ花粉」に反応しない患者さんがいる。では何に反応しているのか? 多いのが部屋の「ホコリ」「羽毛」暖房の「排気」「冷気」などがある。最近は「ヒノキの花粉」でてきている。

西洋医学では一時的に症状を抑える万能な薬がある。この時期に鼻炎があると全て「スギ花粉症」がついてしまう。また、患者さんも抗ヒスタミン剤で治まるものだからお医者さんに言われるままに「スギ花粉症」と思っている患者さんもいる。

先日M先生のブログを紹介したが、その中にも「スギ花粉の成分」が載っていた。スギ花粉は栄養素の高い花粉である事がわかった。特に蛋白質が豊富である。卵に反応を示す患者さんは、たんぱく質に対しての反応が出る。

人間が栄養を摂取しているように、ダニなどもホコリなどから蛋白質やその他の栄養素を摂取している。よって西洋医学的な観点ででスギ花粉、ダニ、ホコリなどを追いかけても効果がない。

小生も世間並みに「スギ花粉症」である。現在。卵の治療中である。なかなか治療が進まないが症状は落ち着いている。「卵」を徹底して除去してみる。

拳骨