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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

NO 1104身体との会話70

2011-05-10 | カイロプラクティック
ゴールデンウイークの連休で休んでいる間に、AMI本部からビッグなニュースが飛び込んできた。4月に開催にブラジルでWFC主催の「世界カイロプラクティック大会」において研究部門で上位5題のうち3題がアクテベータ・メソッドによる研究が評価された。

2位はAMによる痛みの軽減の研究である。3,4位は高血圧の研究である。今までにもAMの研究はカイロの研究の中でも上位に入る研究数がある。Drファーの終わりなき追求心の賜である。研究に終わりがないということは、AM現在進行形で進化しているということである。

伝統的な主義のテクニックは既に完成されたテクニックと言える。完成されたテクニックにはさらに研究されて新しい方法論や臨床的な結果が出てこない。完成されたテクニックはこれ以上の開発が見いだせない、それほどまでに完成されている。これも素晴らしいことである。

日本の伝統的な老舗は100年や200年は数多くある。日本だけである。これだけの100年以上も続いている老舗があるのは・・・世界でも唯一日本だけである。何百年も続いている老舗の共通点がある。それは、時代の流れに柔軟に対応しながらも基本がブレていない事である。

例えば酵母産業であるヒゲタ醤油、キッコウマンなどは、醤油の命である酵母を基本にバイオ技術で健康食品、薬品と時代のニーズに対応している。この伝統的な手法は世界のカイロの流れにおいても流用できるものである。世界のカイロ大学の流れもずいぶんと様変わりをしている。これも時代の流れだろう。

この時代の流れに乗って生き残りをかけているのかもしれない。柔軟に対応していると言っていいのではないか。テクニックも同じで、ある程度完成されたテクニックは変化を見つけにくい。というか、完成されたものは完璧と思ってしまうことがある。面白いもので人の体を見ていく方法は多角的に評価できる。よって、完璧なものなどありえない。

ましてひとつのテクニックですべてをカバーできない。そんなことは臨床を通して気づいているはずである。もちろんAMも同じである。完璧ではない。その完璧なものを目指す研究は怠ってはならない。改めてDrファーの研究に対する追求心に敬意を表すると同時に、AMの真意のほどを受講生に伝える責務を感じる。

このDrファーのエネルギーは我々スタッフにも伝わっている。エネルギーとは直接会話したり、触れたりしなくても文字情報でも十分伝わっている。今度の大阪セミナーではこのDrファーのエネルギーを参加された受講生にも感じ取れることだろうと思う。大阪セミナーを楽しみにしていてほしい。


拳骨

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