ルーズショルダーの続き。昨日2回目の治療を行った。来院時に肩の調子を聞いた。「多少の痛みがあるが以前より軽く投げられた。」「どうしてこんなに早くよくなるんですか?」
患者さんには早期回復が不思議である。いかに現状の医療が対症療法的な治療をメインにしているかがうかがえる。痛みの本質(原因)を追求すればいいことである。
もちろん本質的なところはついているが、機械論的な発想のバイオメカニズム的な原因しか追究していない。関節に遊びが大きすぎて運動時に不安定になる。関節を支える筋肉が弱い。いずれも結果である。
どうして筋肉が弱いのか? そこがポイントである。そこを深く追求すべきである。そこを改善すれば結果は早期に出てくる。「どうしてこんなに早くよくなるんですか?」の答えである。
さて、もう一つ問題がある。ルーズショルダーの選手が抱える症状が肩の不安定による心の「不安」である。不安定が問題ではない。不安定な肩のため痛めるのではないかという心の「不安」である。
一般的な治療を受けると必ず「肩が不安定だから」「ゆるい」などと言われるため選手は肩の「不安定」が原因であり「不安定」でいることが将来的にも大きな問題になるのではないかと勘違いをしている。
ボールを投げるたびに「グリ」「ギク」と違和感や音を感じることがある。そのたびに痛みも然る事「肩が外れる」とか「抜ける」とか「心の不安」が大きな痛みになってしまう。
ルーズショルダーでボールが投げられないことは無い。投球動作をする競技の選手には結構多い。プロ野球選手にもいる。治療家は安易にゆるいとか、ずれているとかそういう言葉は慎むべきである。選手の不安を駆り立てるだけである。中には選手生命に影響を与えるような言葉になることもある。
拳骨
患者さんには早期回復が不思議である。いかに現状の医療が対症療法的な治療をメインにしているかがうかがえる。痛みの本質(原因)を追求すればいいことである。
もちろん本質的なところはついているが、機械論的な発想のバイオメカニズム的な原因しか追究していない。関節に遊びが大きすぎて運動時に不安定になる。関節を支える筋肉が弱い。いずれも結果である。
どうして筋肉が弱いのか? そこがポイントである。そこを深く追求すべきである。そこを改善すれば結果は早期に出てくる。「どうしてこんなに早くよくなるんですか?」の答えである。
さて、もう一つ問題がある。ルーズショルダーの選手が抱える症状が肩の不安定による心の「不安」である。不安定が問題ではない。不安定な肩のため痛めるのではないかという心の「不安」である。
一般的な治療を受けると必ず「肩が不安定だから」「ゆるい」などと言われるため選手は肩の「不安定」が原因であり「不安定」でいることが将来的にも大きな問題になるのではないかと勘違いをしている。
ボールを投げるたびに「グリ」「ギク」と違和感や音を感じることがある。そのたびに痛みも然る事「肩が外れる」とか「抜ける」とか「心の不安」が大きな痛みになってしまう。
ルーズショルダーでボールが投げられないことは無い。投球動作をする競技の選手には結構多い。プロ野球選手にもいる。治療家は安易にゆるいとか、ずれているとかそういう言葉は慎むべきである。選手の不安を駆り立てるだけである。中には選手生命に影響を与えるような言葉になることもある。
拳骨